モーツァルト『ドン・ジョバンニ』から「Nella bionda」を、1916年製アドラー社の大型リードオルガンで
モーツァルトが稀代のプレイボーイを描いた、ご存知『ドン・ジョバンニ』の最初の部分から『Nella bionda』を、1916年ニューヨークのアドラー/Adler社による、6オクターヴの音域を誇る堂々たるリードオルガンで弾きました。
ドン・ジョバンニに騙されたと憤る「被害者」に向かってドン・ジョバンニの従者が現実を突きつけるw、いわゆる『カタログの歌』の後半です。
<各階級の女性
各体型、各年齢が揃っています>
という、なかなかしょ〜もない歌詞の後、
<金髪には思いやりをもって
接する傾向にあり>
と歌いだし、
<どうでもいいのです・・・スカートさえ履いていれば>
と。・・・稀代のプレイボーイはここまで「達観」しておるんか〜www
この動画で使っているリードオルガンの修復を行ったのは、おなじみ「才気堂」渡邉祐治氏。単なるピアノ調律師ではなくリードオルガンの修復家であり伝道師であり、さらにその枠をもはるかに飛び越えた大変な才人、底知れぬ発想にはいつも楽しい絶望感を感じさせられてしまっています(・o・ゞ
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