サティの命日に寄せて『ゴシック舞曲』を、1905年製プレイエル3bisピアノ(85鍵)で
今日(7/1)は、フランスの奇人/鬼神、サティ(1866−1925)の命日ですよ〜。
サティの『ゴシック舞曲(1893年):我が魂の大いなる静けさと堅固な平安のための9日間〜祈祷崇拝と聖歌隊的協賛〜』を、サティが生きていた1905年製(85鍵)のプレイエル 3bis(トロワビス)型ヴィンテージピアノで弾きました。
サティは生涯一度だけ大恋愛をした、とされており、半年の間に書いた手紙はなんと300通以上。その激情がはじけ飛び、祈りと精神安定のためにこの『Danses Gothiques』が作曲されたと言われています。
このピアノは高崎のアトリエミストラルの楽器、ここはもともと信用金庫の建物だったせいかとにかく堅固で音が全て跳ね返ってくるような雰囲気で、およそ日本離れした音響を誇ります。外の音は多少聞こえますが、サロンコンサート会場としての質は優秀と思います。このサティが生きていた時代に作られたこのピアノ、豊かな音響空間でかなりイイ感じに育っています(・o・ゞ
« モンポウの命日に寄せて『ひそやかな音楽』から第1〜3曲を、1905年製プレイエル3bisピアノ(85鍵)で | トップページ | ヤナーチェクの生誕祭に寄せて『草かげの小径にて 第一集』から第9曲「涙ながらに」を、ペトロフ173cmグランドピアノで »
« モンポウの命日に寄せて『ひそやかな音楽』から第1〜3曲を、1905年製プレイエル3bisピアノ(85鍵)で | トップページ | ヤナーチェクの生誕祭に寄せて『草かげの小径にて 第一集』から第9曲「涙ながらに」を、ペトロフ173cmグランドピアノで »
コメント