フランクの『ホ長調とホ短調のための7つの小品』から第1曲を、アドラー社の大型リードオルガンで
ひさびさに、ニューヨークはアドラー社による1916年製リードオルガンの動画です。たくさんストックしておいてホッw
フランクのハルモニウムのための曲集:『L'Organiste』の『ホ長調とホ短調による7つの小品』から第1曲です。曲の後半部にず〜〜〜っっっと持続する「ミ」の音がございますが、コレ、まさにオルガンの醍醐味ですね。
収録したアトリエミストラルの響きもイイ感じで入ってくれて、この曲のシンプルで清澄な美しさがにじみ出てくれたような気がしています。いささか晦渋な一面も備えているのがフランクの作品ですが、この『L'Organiste』は、いかにも慎ましく敬虔で素朴なフランクの姿を見せてくれているような気がします(・o・ゞ
この動画で使っているリードオルガンは、才気堂の渡邉祐治氏の修復による楽器です。亜米利加にはこのような「豪華装飾棚付」のオルガンが珍しくなく、さすがに住宅事情が根本的に違うんですよね〜。修復の渡邉祐治氏は単なるピアノ調律師の枠をはるかに飛び越えた大変な才人、底知れぬ発想にはいつも楽しい絶望感を感じさせられてしまっています(・o・ゞ
・調律師「才気堂」:http://saikido.blog.jp/
・渡邉祐治氏YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC6wktpotX7LAsEq-4diaaIA
« スパイスからの適当チキンカレー | トップページ | サティ生誕祭によせて『干からびた胎児(1913年)』から第二曲『無柄眼類の胎児』を、1911年製プレイエルピアノで »
« スパイスからの適当チキンカレー | トップページ | サティ生誕祭によせて『干からびた胎児(1913年)』から第二曲『無柄眼類の胎児』を、1911年製プレイエルピアノで »
コメント