ショパンの命日によせて『マズルカ op.41-4』を、ペトロフのアップライトピアノで
今日(10/17)は、ポーランド生まれの作曲家:ショパン(1809/10-1849)の命日ですよ〜。
ショパンは生涯を通じて祖国ポーランドへの強い想いを忘れることはなく、その作品の全てにその想いが込められている・・・というのは比較的有名なお話であります。
その強烈な愛国心を洗練の極みの裏側に秘めてしまい、それをマズルカという本来洗練とは無縁である土着の音楽にまで徹底させるのがショパンの美意識。この「硬派」で「気高い」魅力は限りなし、ショパンはおセンチな作曲家では断じてございません。
そのマズルカから1曲、白金台のチェコ製ピアノ<ペトロフ>専門店:ピアノプレップにて、あくまでも基本に忠実な丁寧な調整(=プレップアップ)を経て生まれ変わったアップライトピアノで弾きました。
実はこの曲の作品番号を「op.41-4」としている楽譜や録音が非常に多いのですが、これは1840年12月ライプツィヒ出版のドイツ初版の出版社:Breitkopf & Härtel が勝手に曲順を変更した(4曲めを1曲めに持ってきてあとは玉突き状態にw)のが誤りとして今に踏襲されてしまっているワケなのです。
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