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2016年6月の7件の記事

2016年6月30日 (木)

モンポウの命日によせて『Charmes/魔法(魅惑)』から、第2曲「...pour pénétrer les âmes/人々の魂にしみ入るための」

今日(6/30)は、モンポウ(1893-1987)の命日ですよ〜(・o・ゞ
個人蔵の実に丁寧に修復された1843年プレイエル製のスクエアピアノを弾く機会に恵まれ、その楽器が木の共鳴箱の非常に美しい響きと同時にプレイエルピアノ独特の銀の鈴のようなまことに上品な金属的な音色を残している・・・となれば、カタルーニャの作曲家:モンポウの作品を試してみなければなりませぬ。

『Charmes/魔法(魅惑)』から、第2曲「...pour pénétrer les âmes/人々の魂にしみ入るための」です。モンポウの父親がカタルーニャ人の鐘造りの職人であったこと、そしてこのスクエアピアノの実に独特な金属的な音色、まことに不思議な世界が生まれてしまったような(・o・ゞ

モンポウ 『Charmes/魔法(魅惑)』より、
 第2曲「...pour pénétrer les âmes/人々の魂にしみ入るための」
 プレイエル1843年製スクエアピアノ(個人蔵)
 修復:ピアノバルロン・ジャパン 和田明子
 演奏:筒井一貴

2016年6月26日 (日)

6月25日/オーディオ・アンド・カフェ『新空間』コンサートから、ガルッピのソナタ

2016年6月25日、埼玉県は蓮田の オーディオ ギャラリー Café「新空間」にて、最初期のスタイルによるピアノの演奏会を行う機会に恵まれました。

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ピアノに相当する楽器が歴史上記録に残っているのは1700年のフィレンツェはメディチ家の楽器所蔵目録が最古で、それならばピアノの誕生は少なくともこれより少し前、というのが通常の理解でしょう。 それなのに、いまだに「ピアノの誕生は1709年」という記述がそこら中でコピペされてそれが堂々とまかり通っている現状には呆れるほかございませんが、もはや仕方ないかなぁ・・・と(・x・ゞ

この動画で使っているフォルテピアノは特定の楽器をモデルとした楽器ではなく、ピアノの発明者とされている伊太利亜のクリストフォリによる1726年製の楽器(現:ライプツィヒ大学所蔵)にもとづくアクションを搭載して、自由な発想のもとにチェンバロ製作の久保田彰氏が2006年に製作した楽器です。言うなれば「クリストフォリ式の初期イタリア風フォルテピアノ」という表現が無難でしょう。このフォルテピアノは音域 GG-e''' の5オクターヴ弱、クリストフォリによる1726年製の楽器同様にウナ・コルダ機構を備えてダンパーペダルは無い、という楽器です。

ガルッピのソナタはミケランジェリが現代ピアノを弾いた素晴らしい録音がございますが、この時代の特にイタリアの鍵盤楽曲はこれほどの名手が弾かないとなかなか「それっぽく」ならないです。現代のピアノで弾くとどうしても大げさな雰囲気になりやすく、そこに注意してもただ弱いだけの演奏に。そしてチェンバロで弾くと、現代ピアノを知っている我々にとって満足できるような細かな強弱表現が難しいためにどうしても物足りない印象になってしまいます。

1700年ごろ、実はピアノの誕生を目指す萌芽がヨーロッパのあちこちで見られ、やはり音楽もピアノというまだ見ぬ楽器をあたかも念頭に置いているかのような方向に変わり始める兆しがあります。ガルッピの鍵盤楽曲はまさにこの時代ど真ん中のため、ともすれば中途半端とも評価されてしまいそうな存在ですが、このようなクリストフォリタイプの初期フォルテピアノで弾くとその独特な魅力が「腑に落ちる」感覚があります。

ガルッピ(1807-18)ソナタ ハ短調から、第1楽章
2016.6.25. 蓮田、オーディオ ギャラリー Café「新空間」
 クリストフォリ式初期イタリア風フォルテピアノ(製作:久保田彰)筒井 一貴


Soundcloud にも音声をアップしましたです(・o・ゞ

2016年6月21日 (火)

6月25日/オーディオ・アンド・カフェ『新空間』コンサート準備@久保田彰チェンバロ工房

週末の演奏会@蓮田のための事前稽古とゆコトで、ひっさびさに新座の久保田彰チェンバロ工房襲撃〜( ´ ▽ ` )ノ
・・・クリストフォリタイプのピアノの演奏会、ぢつは10年ぶりらしいヽ(´o`;

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2016年6月25日(土)15時開演
オーディオ アンド ギャラリー「Café 新空間」
 埼玉県蓮田市椿山1-22-4 椿山商店会内
2000円(要予約:080-1131-0359)
http://www.ina-ikigai.net/shinkuukan/05access/access.htm

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この久保田工房製の楽器は「クリストフォリピアノ」と略記されるコトが多いようですが、久保田親方ご自身はクリストフォリのピアノのコピー楽器を作ったという認識をしていない・・・ということは知っておいていただきたく。この楽器は、あくまでも「クリストフォリ1726年製の楽器のアクションを搭載したイタリア風フォルテピアノ」でありま〜す_φ(・_・

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2016年6月15日 (水)

グリーグ生誕祭によせて、『抒情小品集』から「アリエッタ op.12-1」

今日(6/15)は、グリーグの誕生日です〜♪
北欧のピアノ曲は「いかにも」な曲wが多く音数も少なめでとっつきやすいのですが・・・コレが困ったことに、楽譜に書いてある音符をマジメに並べていくだけではど〜にも「サマにならない」ことが多かったりします(・x・ゞ

ピアノとは、よ〜く響く木の箱に弦を張ってその弦を叩いて音を出す楽器。とゆコトは、出した音がどのように減衰したり混ざり合ったりしているか、に対するイメージがとても重要でして。

・・・さて、グリーグが長い間書き続けていた『抒情小品集』の最初の曲、有名な「アリエッタ op.12-1」です。現代生産されているピアノのなかで、昔のイイ感じの木の箱の響きが奇跡的に残っているチェコのペトロフ社製の中型(125cm)アップライトピアノでどうぞ!

このポテンシャルを発揮させているのが日本人で(ペトロフピアノ専門店:ピアノプレップ)、しかも特別な技を使わずにとにかく「普通の調整」を精密に施した結果、ということ、同じ日本人として誇らしい! (`・ω・´)シャキーン

2016年6月 7日 (火)

6月5日/『サティが生きたパリの音』・・・オリジナル楽器で生誕150年のサティを@高崎 アンコール(グノシエンヌ第5番)

2016年6月5日、高崎、アトリエミストラルにて『サティが生きたパリの音』でのアンコール動画をお送りします!

サティが生きていた1905年製のプレイエル 3bis(トロワビス)、場所はかつて信用金庫の建物であって非常に頑丈であるおかげか(どうだか知らんけどw)、日本離れした「石の響き」が存分に愉しめる会場。ピアノも水を得た魚のごとく響き渡ってくれました(・o・ゞ

サティ(1866-1925)グノシエンヌ第5番
2016.6.5. 高崎、アトリエミストラル
 1905年製 プレイエル 3bis グランドピアノ:筒井 一貴


Soundcloud にも音声をアップしましたです(・o・ゞ

2016年6月 6日 (月)

6月5日/サティ生誕150年「星たちの息子」全曲版演奏会@高崎 好評御礼!

6月5日、高崎のアトリエ ミストラル にて、『サティが生きたパリの音・・・オリジナル楽器で生誕150年のサティを』、好評のうちに終了いたしました。みなさま、どうもありがとうございました!m(._.)m

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アトリエミストラル主宰、櫻井 紀子さんがブログに記事を上げてくださいました。
http://blogs.yahoo.co.jp/andante88cherry/35210353.html

<敢えて、このようなチャレンジングな
 プログラムを実現できて
 本当にうれしく思います。

 そして、こういう取り組み
 つまり、質の高い演奏と
 しっかりとしたコンセプトのもと、
 本質を聴くことができるコンサートを
 これからも継続していく、という
 確固たる「決意」が生まれました。>


と書いてくださったこと、まことに嬉しいことであると同時に、提供側として身の引き締まる思いも (`・ω・´)シャキーン

2016年6月 4日 (土)

6月5日/『サティが生きたパリの音』@高崎、そして『被災ピアノ復活コンサート』@新生釜石教会

明日(6/5)は、『サティが生きたパリの音・・・オリジナル楽器で生誕150年のサティを』の本番当日@高崎ですが、もう一つ大切な演奏会が三陸の新生釜石教会でございます。

先日、ワタクシが修復後最初の音出しを行う栄誉に浴した被災ピアノの『復活コンサート』。演奏者はなんと驚くまいことか、確か8年ほど昔に某「男のコンサート」で2台ピアノで共演をしている(当時中学生)、釜石出身の小井土文哉くん・・・という、そうそうあり得ない偶然!(◎_◎ゞ

・・・記事をどうぞ!
http://www.asahi.com/articles/ASJ6144YWJ61UJUB00C.html

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