lilypond:新時代の楽譜浄書
今週末10月17日(土)は、新潟は三条市の山奥でイタリアン1段チェンバロを使った演奏会、自分で譜めくりできる楽譜を作るのは、楽器の稽古と同じく大切なのでありま〜す(・o・ゞ
・Michelangelo Rossi : Toccata settima
現代はホントに便利な時代で、このように美しい楽譜を無料ソフトを使ってほとんど修正無しで作れるようになってしまいました。無論、ネット上に散らばっているお助け情報を頑張って探し倒す必要はありますが、安価もしくは無料とはそういうことですよね〜(^_-)-★
・Michelangelo Rossi : Toccata settima
この楽譜作成ソフトは『lilypond』と言い、世界中のキレ者たちが寄ってたかって知恵を絞って改良しているもの。基本は楽譜を読み書きするために必要な無数の決まりごとをプログラムの動作に置き換え、それぞれの関係性や優先順位を守って記号を配置するシステムのようですが、ま〜賢すぎて、ごく一部を理解するだけでも十二分に満足できる結果になってくれます。
・Michelangelo Rossi : Toccata settima
入力方法は、ちょっと手強いかな・・・の『テキスト入力』方式。ハニホヘの音名や音の長さを横文字に置き換えて並べて、必要に応じて修飾wをつける「だけ」です。
・ハニホヘを16分音符で表記するために・・・c16 d e f
・これのホーヘにスラーをかけるためには・・・c16 d e( f)
・さらにハとニにスタカートをつけるには・・・c16-. d-. e( f)
要はプログラミング言語の簡単なヤツで直感的な操作とは程遠い(^^;ですから、好き嫌いはかなり別れそうですね〜。音符などの配置は一意的に決まっているワケではなく、手直しする都度プログラムが計算し直してPDFとして吐き出してくれるものですから、とりわけ移調などには絶大なる威力を発揮します。譜めくりしたい場所に \pageBreak を置けば改ページOっK〜(・o・ゞ
使うヒトはとっくに使っているlilypond、さぁ、挑戦してみませんか?
→こちらからどうぞ〜^^
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