JR化直前の標津線/1987年3月
さて、忘れたころに鉄道ネタ投下〜(・o・ゞ
前回鉄道ネタの湧網線(ゆうもうせん)の後、網走から釧網本線で標茶(しべちゃ)へ二時間半、乗継一時間待ち、知床への玄関口の中標津(なかしべつ)まで一時間の移動を経て一泊したワタクシ。次なるお目当ては廃止までにはまだ2年の猶予があった標津線(しべつせん)でありました。当時泊まった「ビジネスホテル マルワ」は今でも健在、驚いたのは今でも旧館は素泊り税込3100円であること。1987年当時の素泊まり2800円とほとんど変わらぬ(◎o◎ゞ
根釧台地(原野)はめっちゃ平坦でそこに何本もの川が谷を刻んでいる、という風景が特徴。鉄道も道路もなだらかにアップダウンを繰り返すので、それを撮るのが正しい標津線写真w。
標津線 上春別ー計根別 1987.3.12.
Camera: Canon T90 Lens: NewFD300mm F4L + Extender FD2x-A
また、標津線の特徴は分岐路線であったこと。メインの標茶→中標津→根室標津の路線と、厚床(あっとこ)→中標津の路線があると来れば、そりゃ両方行かねばならぬwワケでして。
・・・例によって渋い方を狙いたがるワタクシのメインは当然ながら厚床支線。1:50000地形図を頼りに列車撮影ポイントを精査しましたが、まぁいくら等高線を見ても実際に見通せるかどうかなんてわからんワケで。しかも列車は一日4往復で駅間は長いのですから、いくら地図をしっかり見て予習したところでとにかく歩いて出たトコ勝負。幸いにも、平糸駅近くにいかにも根釧台地な場所が見つかってラッキーでした(それはそれでヒマだったのですがwww)。
標津線 平糸ー春別 1987.3.13.
Camera: Canon T90 Lens: NewFD24-35mm F3.5L
平糸から春別(しゅんべつ)まで駅間は6km、平糸駅着7:19で春別駅発17:20の間に走る列車はわずかに4本、しかも2本は駅の近くでしか撮れないタイミングだったので、ただ雄大な景色の中をのんびり歩いただけだった・・・というオチ。たどり着いた春別駅は、これまたいかにも、な昔ながらの繹でしたとさ。ホームの様子から、昔は列車交換可能だったことも容易に想像できますね〜(・o・ゞ
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