ショパン:マズルカ op.41-3(op.41-4という誤解が多い):ペトロフのアップライトピアノ(P118P1)で
実は数多くの名作曲家の中でもショパンが別格総本山w的に好きなワタクシ、中でもマズルカの多彩さには強〜く惹かれるのでありま〜す(・ω・ゞ
マズルカはショパンの中でもとりわけ強烈に祖国ポーランドへの思いが込められていて、それだけに極めつけに独創的。広く深い芸術作品の例に漏れず、受け手である自分が気づけば気づくほど考えねばならぬことが加速度的に増えてくるので、嬉しいやら困ったやら。しかも、ショパン先生ってば、その強烈な愛国心を微塵も見せずに洗練の極みの上品さの中に埋め込みやがるwので、自分ごときがやろうとすればするほど逆に遠ざかるのがオチ (´・ω・`)ショボーン
「ショパンの曲は花のかげに隠れた大砲である」とはシューマンの言葉。
ピアノプレップ Piano Prep による丁寧なプレップアップ済のPETROFアップライトピアノ(P118P1)の助けを借りて、ショパンのマズルカ op.41-3 を弾きました。
実はこの曲の作品番号を「op.41-4」としている楽譜や録音が非っ常〜に多いのですが、これは1840年12月ライプツィヒ出版のドイツ初版の出版社:Breitkopf & Härtel が勝手に曲順を変更した(4曲めを1曲めに持ってきてあとは玉突き状態にw)のが誤りとして今に踏襲されてしまっているワケなのです。
せっかくショパン先生が考え抜いて世に問うた調性関係や雰囲気がぶち壊されていることにいまだに気づかぬまま・・・困ったコトと思いません?
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