音楽と写真でつづる ヨーロッパ冬紀行(2月8日)』ライヴ録画
先日2015年2月7〜8日、和歌山県古座川市の「ダーチャやまんば」にて行った『音楽と写真でつづる ヨーロッパ冬紀行』演奏会(2/8)のライヴ録画で〜す(・o・ゞ
ピアノ演奏も写真撮影も自分でという、ワタクシの節操ない趣向が十全に活かせる企画をくださった、ダーチャやまんばの滝尻京子さんには感謝の申し上げようもありません。本当にありがとうございました!m(._.)m
チェコ(モラビア)の作曲家、ヤナーチェク (1854-1928) の珠玉の小品集『草かげの小径にて 第一集』より、第3曲「一緒においで」です。
滝尻さんが若かりしころ(ずいぶん前のことネ)入手したオーハシデザインのディアパソン 183-E 型の音色、現代人にとってはもはや馴染みのない古風な音色、という受け止め方になろうかもしれませんが、そもそもクラシック音楽というものは古風なものであります。しかもこの楽器、さすがに少々くたびれてはいますが、数時間丁寧に音出しをしただけで別の楽器であるかのように豊かな箱鳴りが蘇りました。しかも1日めと2日めとでも鳴り方や響きが異なり、さんざん体験しているとは言え、生の楽器とはやはり生き物なのでありま〜す。
・・・一昔前、誇りを持った職人たちが丁寧に作り上げた<楽器>は単なるモノではありません。この事務的画一的機械的でせわしない現代、こと<楽器>の世界では普通の概念(まぁ経済性や標準化などですかねぃ)のみで云々することがいかに愚かであるか、なるべく多くの方々に感じて欲しいと思っています。願わくば、自分の音楽から我々が血の通った生き物である人間である、ということを再確認できれば存外の喜びです(^^)Oh!!
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