2015年2月1日の「サティが生きたパリの音 〜1905年製プレイエルピアノで蘇る100年前の響き〜」演奏会、終了御礼
2015年2月1日の「サティが生きたパリの音 〜1905年製プレイエルピアノで蘇る100年前の響き〜」演奏会、無事に終えられてホッとしています。
楽器/楽曲/場所/調律師/観客/会場のアトリエミストラルのオーナーの櫻井 紀子様のご理解・・・などなどが理想的に融合して(と申し上げても過言ではないと思います)、唯一無二の特別な演奏会ができたような手応えがありました。
現代は、万事すっきりくっきり単純明快な方向でないと理解を得ることが難しい時代になってしまいましたが、逆にこんな時代だからこそ、昔の人たちの想像を絶するほどに膨大な経験の蓄積の結果に触れる機会が大切だと信じています。人間の感覚とは、本来、時と場合によっていくらでも錯覚を起こすものですから、現代人ごときの小賢しい知識で太刀打ちできようハズがないではございませんか。
1905年製のプレイエルピアノ(だからと言って無条件に素晴らしいワケでないところがまた難しいw)から、えも言われぬ音の重なりとともに立ちのぼってくる妖気を感じ取りつつそこにまた音を重ねていくと、「向こう側の世界」が見えて来たような気さえしました。うっかりするとそこに飛び込みたくなるのを耐えつつwwwの「星たちの息子 全曲版」の演奏時間65分、至福の時と言うにはあまりにも特異な時間だったような気がします。
これからも演奏会が続きますが、でき得る限り「向こう側の世界」を皆で体験できるように悪事の限りを尽くす所存であります。どうぞ生暖かい眼で見守ってくださいませ〜〜〜〜(・ω・ゞ
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