アンティークピアノの調べ 〜古き佳き音色を今に〜@和歌山
10月19日14時開演、和歌山市にこの夏新しくできた「アンティーク ピアノcafé Pino Terrace - ピノテラス」での演奏会:『アンティークピアノの調べ 〜古き佳き音色を今に〜』、大入り満員大感謝でした〜(・o・ゞ
古い楽器の表現力、これは単なるモノではない、と実感させられます。「表現力」と単純に文字にしてしまってはどうしても「わかったような気に」させられてしまうのですが、これがまた深〜く複雑で。現代のスマーーーートな楽器だと考えないような工夫を強いられる(笑)ことがしばしばあって、それをど〜やって解決しようかとサンザン工夫をすることで音楽をより深く理解できる・・・という一面がありまして。実に、まぁ、その、自虐的というか、悩まされるところが一期一会の経験であります (`・ω・´)キリッ
ワタクシは現代の訓練を積んだ大多数のピアニストのようにスマーーーートに弾くことは到底できませんし、実はなりたいとも思っていませんが(爆)、過去の人類の経験の蓄積たるクラシック音楽を追体験つつ自分自身の演奏として世に問う、ということはそこそこできると自負しています。今回の演奏会は40年前のクナーベ製のピアノとの対話でしたが、どうやらいろいろと伝わったようで嬉しいです!
2014年10月19日 14時開演
和歌山、アンティークピアノ Café ピノテラス
Edward MacDowell (1860-1908)
『森のスケッチ op.51』より
第1曲 野ばらに寄す
第3曲 昔出会ったなつかしい場所で
Bedřich Smetana (1824-1884)
Vzpomínka na Plzeň (ピルゼンの思い出)
Franz Schubert (1797-1828)
『3つのピアノ曲 D946』より、第2曲
Fryderyk Franciszek Chopin (1810-1849)
4つのマズルカ op.17
〜 Tea Time 〜
Erik Satie (1866-1925)
『星たちの息子』への前奏曲
グノシエンヌ 第7番(『星たちの息子』第1幕より)
Zdeněk Fibich (1850-1900)
『気分、印象そして追憶』より
op.41-44 Andante (Sešit 1. Nálady)
op.41-54 Con sentimento (Sešit 2. Dojmy)
op.47-95 Allegretto grazioso (Sešit 6. Dojmy, II.část)
op.47-96 Con moto (Sešit 6. Dojmy, II.část)
op.47-138 Andantino (Sešit 10. Upomínky, II.část)
op.57-24 Allegretto grazioso (Sešit 3.)
Robert Schumann (1810-1856)
アラベスク op.18
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