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カテゴリー「音楽>メーカー>Streicher」の5件の記事

2018年4月25日 (水)

ショパン『ワルツ(遺作)イ短調』を、1843年製シュトライヒャーで

ショパン(1810-1849)の遺作の『ワルツ イ短調 BI150』を、個人蔵のシュトライヒャー1843年製オリジナルフォルテピアノで弾きました。

ショパン=プレイエルピアノ、という図式は既にでき上がっておりますが、チト待っていただきたく。ショパンがプレイエルを本格的に使い始めたのはパリに移り住んでからのことですから、実は後半生のこと。ショパンの音楽的源泉を育んだピアノがプレイエルより少し前のピアノである・・・ということを忘れてはなりませぬぞ! (`・ω・´)シャキーン

この遺作のワルツはショパン没後の1860年に、シャルロット・ド・ロチルド/Charlotte de Rothschild(1825-1899)の『4つのピアノ曲』のうちの一曲として出版されており(IMSLPに転がってますよ〜w)、おそらくこの周辺にショパンが個人的にプレゼントしたものであろうとされています。ロチルド=Rothschild=ロートシルト=ロスチャイルド・・・と発音を変えてみれば、パリの上流階級なつながりを見いだすのは容易ですね(・o・ゞ

ショパンの手稿譜は1901年にロスチャイルド家からパリ音楽院に寄贈され、現在はパリ国立図書館の所蔵となっています。なお、シャルロット・ド・ロチルドはショパンから『バラード第4番 op.52』と『3つのワルツ op.64』をも献呈されています。

2018年4月10日 (火)

ショパン『ピアノソナタ第3番 op.58』第3楽章を、1843年製シュトライヒャーで

ショパン(1810-1849)の言わずと知れた大傑作『ピアノソナタ第3番 op.58』の第3楽章を、先日がっつり弾き込みをした個人蔵のJ.B.シュトライヒャー1843年製オリジナルフォルテピアノで弾きました。『ピアノソナタ第3番 op.58』は1844年作曲で翌年出版されており、まさに同世代の楽器と曲ですよ〜。

ショパン=プレイエルピアノ、という図式は既にでき上がっておりますが、チト待っていただきたく。ショパンがプレイエルを本格的に使い始めたのはパリに移り住んでからのことですから、実は21歳以降=後半生のこと。ショパンの音楽的源泉を育んだピアノがプレイエルより少し前のピアノである・・・ということを忘れてはならぬはず! (`・ω・´)シャキーン

ショパン家が所有していたのはポーランド国産のブフホルツ社のピアノですが、実はここはウィーン式アクションのピアノもイギリス式アクションのピアノも注文に応じて製作していたとのことで、ショパンが主にどのような楽器を使っていたか確たる資料はございません。ですが、ショパンが生まれ育ったポーランドの地は東欧圏でウィーンに近く、古来から出回っていたのはウィーン式アクションのピアノ。

・・・で、ココ重要。実は、初代プレイエル(1757-1838)はもともとウィーンの作曲家でハイドンの弟子かつモーツァルトの一歳年下。さすれば、ショパンとともにパリで活躍した二代目プレイエル(1788-1855)にもウィーン式の性格の音が遺伝子として組み込まれているはずで、ウィーンの音や伝統抜きにショパンを語ってイイのでしょうかね〜?

この動画で使った楽器はウィーンの伝統をがっちり受け継いだ製作家:J.B.シュトライヒャーの手による1843年製、それだけでショパンの源泉を捉えるのに最適・・・と言えるほどコトは単純ではございませんが、このような楽器で妄想をたくましくしてw演奏してみるのはそれなりに意義あることと思います。

2018年4月 6日 (金)

ショパン『6つのポーランドの歌』より第2曲「春」を、1843年製シュトライヒャーで

ショパン(1810-1849)の遺作『6つのポーランドの歌』の第2曲「春」を、弾き込み人足がてら個人蔵のシュトライヒャー1843年製オリジナルフォルテピアノで弾きました。この曲はリストによる編曲が有名(?)ですが、これはショパン自身による編曲です。

ショパン=プレイエルピアノ、という図式は既にでき上がっておりますが、チト待っていただきたく。ショパンがプレイエルを本格的に使い始めたのはパリに移り住んでからのことですから、実は後半生のこと。ショパンの音楽的源泉を育んだピアノがプレイエルより少し前のピアノである・・・ということを忘れてはならぬのではないでしょうか! (`・ω・´)シャキーン

この楽器はウィーンの製作家:J.B.シュトライヒャーの手による1843年製、すなはち、ショパンが生きていた頃に製作された楽器です。それだけでこの時代の音楽を弾くのに最適・・・と言えるほどコトは単純ではございませんが、少なくとも楽器を製作した人物の「心のあり方」が現代人のそれよりもはるかに共通点が多いのは明白でしょう。このような楽器で妄想をたくましくしてw演奏できるのは、それなりに意義あることと思います。

ショパンが生まれ育ったポーランドの地は東欧圏でウィーンに近く、当然ながら出回りやすかったのは基本的にウィーン式アクションのピアノです。ショパン家が所有していたのはポーランド国産のブフホルツ社、ここはウィーン式アクションのピアノもイギリス式アクションのピアノも注文に応じて製作していたとのことで、実はショパンが主にどのような楽器を使っていたかについては確たる資料はございません。

ですが、ポーランド時代のショパンはすでにオルガンの名手でもあり、しかも「エアロメロディコン」や「エアロパンタレオン」という現在残っていない過渡期の鍵盤楽器をたちどころにマスターして(操作は非っ常〜にメンドウだった由w)並みいる人々を驚嘆させたとのこと。青年ショパンにとっては、ピアノのアクションがウィーン式であろうとイギリス式であろうと、弾き分けという意識すらなく弾きこなしていたと考えるのが自然でしょう。現代人が考える程度の「性格づけ」なんぞ、この稀代の天才にとっては関係なかったでしょうね〜(・o・ゞ



*リスト編曲はこちら

2018年4月 4日 (水)

6オクターヴ半の1843年製シュトライヒャー弾き込み

昨日はチェンバロの弾きこみでしたが、本日(4/4)は都内某所にて、オリジナルフォルテピアノの弾きこみ人夫です( ̄^ ̄)ゞ

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1843年製のJ.B.シュトライヒャー、音域はなんと6オクターブ半ちょいのg'''''まででショパンの作品の音域をバッチリカバー。

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二時間半ほど弾いたところ、ようやっと次元の違う豪壮な鳴りそして複雑な空間感がよみがえってきて、まずはお役目果たせたかなぁと。(`・ω・´)

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2017年7月29日 (土)

シューマンの命日によせて『トロイメライ』を、1843年製J.B.シュトライヒャーで

今日(7/29)は、シューマン(1810-1856)の命日ですよ〜。
シューマンが生きていた時代の1843年J.B.シュトライヒャー製のオリジナルフォルテピアノで、かの有名な『トロイメライ』を弾きました。

シューマンが生きていた頃に製作された楽器、というだけでシューマンを弾くのに最適・・・と言えるほどコトは単純ではございませんが、少なくとも楽器を製作した人物の「心のあり方」は現代人のそれよりもはるかにシューマンと共通点が多いのは明白でしょう。このような楽器で妄想wをたくましくして演奏できるのは、まことに嬉しいことでありま〜す (`・ω・´)シャキーン

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