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カテゴリー「音楽>メーカー>Packard」の9件の記事

2019年10月12日 (土)

フロール・ペーテルス『OFFRANDE』を、100年前の大型リードオルガンで

ボストン近郊の Bridgewater で1930年代始めまで頑張っていたパッカード社1905年製の大型棚つきリードオルガンで、Flor Peeters(1903-1986) の「60の小品集」より『OFFRANDE/お供えもの』を弾きました。

この手の大型棚つきリードオルガンは100年ちょい昔の北米にはごく普通にあった楽器です。見た目はパイプオルガンに匹敵するくらいに派手ですが、実は普通の箱型のリードオルガンの上に豪華な装飾棚(しかも意外と軽いw)を載せているだけなので、構造や機能自体は普通のリードオルガンと一緒と考えて差し支えないのでした。見た目で身構える必要は全〜然ないんですよ〜(・o・ゞ

Flor Peeters/フロール・ペーテルス(1903-1986)はベルギーで活躍した作曲家&オルガニストです。くくりとしては一応「現代作曲家」ですが、作曲は基本的に古いスタイルでおこなっています。この「60の小品集」の出版は1955年で、とりわけ親しみやすい小品の数々が手鍵盤のみで弾けるように書かれています。まことに魅力的な作品集ですぞ。

リードオルガンの魅力は大向こうをウナらせるような超絶技巧では断じてなく、柔らかく優しい世界観にこそ。忙しすぎる現代人にこそ、この世界でユルんでいただきたいなぁと思ってやまないワタクシでありま〜す。

2019年10月11日 (金)

『YELL - いきものがかり』を、100年ちょい前の大型リードオルガンで

いきものがかりの『YELL(2009年)』を、100年ちょい前の1905年に北アメリカのパッカード社で作られた棚付きリードオルガンで弾いてみました。現代の音楽に100年前のリードオルガンをどこまで追随させられるか、どうぞお愉しみくださいませ!(`・ω・´)

リードオルガン(足踏みオルガン)はロクに修復がなされていないことが少なからず、そのためもあって「懐かしいね〜」だけで強制終了wされてしまいがちな楽器ですが、実はマトモなリードオルガンは多彩な表現ができる可能性に満ちた楽器なんですよ〜。リードオルガンは現代的合理的な設計がされておらず修復の労が「 馬 鹿 馬 鹿 し い く ら い に 面 倒 」なのですが、館林の渡邉祐治氏はその馬鹿馬鹿しさをゴマかさずに根本から精密にできる希有の大職人です。

リードオルガン修復:渡邉祐治
https://www.youtube.com/channel/UCSiix1iGPuO6XR54th_BjHw

「100%理想的な状態」というのがやはり理想論でしかあり得ないのは、人間稼業を続けていれば感づかれているかと思います。多かれ少なかれ限定された状況で「カタチにして仕上げる」ためにはやはり愚直で泥臭い作業に勝るものはなし、渡邉氏の手にかかったリードオルガンを弾くたびに、ホント痛感させられます。

いわゆるクラシック音楽な作曲家でオルガンを弾いていたヒトがかなり多いという史実、意外と重要視されない印象があります。また、壮大華麗な大パイプオルガンだけがオルガンではなく、リードオルガンやハルモニウムなどの足踏み送風式のオルガンは100年ちょい昔の欧米ではごくごく普通に目にするような楽器だったこともなかなか着目されません。さらには日本でも明治維新後に最初に広まったどこにでもあった鍵盤楽器はリードオルガンで、かのヤマハもカワイもオルガン製造から会社を興したのですが、電子ピアノ隆盛の現代では「ナニそれ?」だったりするのがまことに遺憾ですね〜 (´・_・`)

2019年10月 9日 (水)

ショパン『前奏曲 op.28-4 ホ短調』を、100年前の大型リードオルガンで

ボストン近郊の Bridgewater で1930年代始めまで頑張っていたパッカード社1905年製の大型棚つきリードオルガンで、Chopin(1810-1849) の『24の前奏曲 op.28』から、第4番ホ短調を弾きました。

ショパンは、この曲と第6番ロ短調そしてモーツァルトのレクイエムを葬式で演奏して欲しいという遺言を遺して旅立ちました。ショパンは学生時代にピアノだけでなくオルガンも習っており、それどころか学校のミサの奏楽を任されるほどの名手だったのですが、あまりにも即興の才が勝りすぎていて奏楽の進行そっちのけで楽想のおもむくままに弾き続けてしまったことも少なからずだったとか。人類の歴史の残るほどの大天才の少年時代として、いかにもありそうなエピソードだと思いませんか?

この手の大型棚つきリードオルガンは100年ちょい昔の北米にはごく普通にあった楽器です。見た目はパイプオルガンに匹敵するくらいに派手ですが、実は普通の箱型のリードオルガンの上に豪華な装飾棚(しかも意外と軽いw)を載せているだけなので、構造や機能自体は普通のリードオルガンと一緒と考えて差し支えないのでした。見た目で身構える必要は全〜然ないんですよ〜(・o・ゞ

リードオルガンの魅力は大向こうをウナらせるような超絶技巧では断じてなく、柔らかく優しい世界観にこそ。忙しすぎる現代人にこそ、この世界でユルんでいただきたいなぁと思ってやまないワタクシでありま〜す。

2019年10月 3日 (木)

フロール・ペーテルス『TALE』を、100年前の大型リードオルガンで

ボストン近郊の Bridgewater で1930年代始めまで頑張っていたパッカード社1905年製の大型棚つきリードオルガンで、Flor Peeters(1903-1986) の「60の小品集」より『TALE/おとぎ話』を弾きました。

この手の大型棚つきリードオルガンは100年ちょい昔の北米にはごく普通にあった楽器です。見た目はパイプオルガンに匹敵するくらいに派手ですが、実は普通の箱型のリードオルガンの上に豪華な装飾棚(しかも意外と軽いw)を載せているだけなので、構造や機能自体は普通のリードオルガンと一緒と考えて差し支えないのでした。見た目で身構える必要は全〜然ないんですよ〜(・o・ゞ

Flor Peeters/フロール・ペーテルス(1903-1986)はベルギーで活躍した作曲家&オルガニストです。くくりとしては一応「現代作曲家」ですが、作曲は基本的に古いスタイルでおこなっています。この「60の小品集」の出版は1955年で、とりわけ親しみやすい小品の数々が手鍵盤のみで弾けるように書かれています。まことに魅力的な作品集ですぞ。

リードオルガンの魅力は大向こうをウナらせるような超絶技巧では断じてなく、柔らかく優しい世界観にこそ。忙しすぎる現代人にこそ、この世界でユルんでいただきたいなぁと思ってやまないワタクシでありま〜す。

2019年10月 1日 (火)

『Lemon - 米津玄師』を、100年ちょい前の大型リードオルガンで

米津玄師の『Lemon(2018年)』を、100年ちょい前の1905年に北アメリカのパッカード社で作られた棚付きリードオルガンで弾いてみました。現代の音楽に100年前のリードオルガンをどこまで追随させられるか、どうぞお愉しみくださいませ!(`・ω・´)

リードオルガン(足踏みオルガン)はロクに修復がなされていないことが少なからず、そのためもあって「懐かしいね〜」だけで強制終了wされてしまいがちな楽器ですが、実はマトモなリードオルガンは多彩な表現ができる可能性に満ちた楽器なんですよ〜。リードオルガンは現代的合理的な設計がされておらず修復の労が「 馬 鹿 馬 鹿 し い く ら い に 面 倒 」なのですが、館林の渡邉祐治氏はその馬鹿馬鹿しさをゴマかさずに根本から精密にできる希有の大職人です。

リードオルガン修復:渡邉祐治
https://www.youtube.com/channel/UCSiix1iGPuO6XR54th_BjHw

「100%理想的な状態」というのがやはり理想論でしかあり得ないのは、人間稼業を続けていれば感づかれているかと思います。多かれ少なかれ限定された状況で「カタチにして仕上げる」ためにはやはり愚直で泥臭い作業に勝るものはなし、渡邉氏の手にかかったリードオルガンを弾くたびに、ホント痛感させられます。

いわゆるクラシック音楽な作曲家でオルガンを弾いていたヒトがかなり多いという史実、意外と重要視されない印象があります。また、壮大華麗な大パイプオルガンだけがオルガンではなく、リードオルガンやハルモニウムなどの足踏み送風式のオルガンは100年ちょい昔の欧米ではごくごく普通に目にするような楽器だったこともなかなか着目されません。さらには日本でも明治維新後に最初に広まったどこにでもあった鍵盤楽器はリードオルガンで、かのヤマハもカワイもオルガン製造から会社を興したのですが、電子ピアノ隆盛の現代では「ナニそれ?」だったりするのがまことに遺憾ですね〜 (´・_・`)

2019年8月20日 (火)

Boëly(1785-1858) の教会用小品ホ短調を、100年前の大型リードオルガンで

ボストン近郊の Bridgewater で1930年代始めまで頑張っていたパッカード社1905年製の大型棚つきリードオルガンで、Alexandre-Pierre-François Boëly(1785-1858) の教会用小品を弾きました。リードオルガンの魅力は大向こうをウナらせるような超絶技巧ではなく、柔らかく優しい世界観にこそ。忙しすぎる現代人にこそ、この世界でユルんでいただきたいなぁと思ってやまないワタクシでありま〜す。

この手の大型棚つきリードオルガンは100年ちょい昔の北米にはごく普通にあった楽器です。見た目はパイプオルガンに匹敵するくらいに派手ですが、実は普通の箱型のリードオルガンの上に豪華な装飾棚(しかも意外と軽いw)を載せているだけなので、構造や機能自体は普通のリードオルガンと一緒と考えて差し支えないのでした。見た目で身構える必要は全〜然ないんですよ〜(・o・ゞ

曲は、日本の「基督教音楽出版」から出版された『教会オルガン前奏・間奏・後奏曲集(全音調による)オルガン・ブック』(木岡英三郎、1974)の第50曲です。原曲は1842年出版の『24のオルガン曲集 op.12』17曲め。この曲集 op.12 は5つの組曲に加えて独立した1曲のオッフェルトリウムからなり、その4つめの組曲ホ短調の第2曲がこの「Un poco lento, sur les jeux de fonds」です。足鍵盤つきの曲ですが、上記『オルガン・ブック』では和音を一ヶ所勝手に変えているだけでほぼそのまま手鍵盤用に書き直しています。

まぁこんなことはこの手の曲集にはわりかし頻繁にあることでして。市井の人々の間にかつてあふれていた音楽はとにかく自由なものでちょっとした集会所のスクエアピアノやリードオルガンそしてハルモニウムの周りに生まれていたわけですし、そのための音楽のための作曲家/編曲家もそれこそそこら中に存在していたようです。そのような普通の人々のための普通の曲集では長い曲をバッサリ切り詰めたり調号の少なく読みやすい調性に移調したりしてあるのもごく当たり前のこと、考えてみれば、現代の通俗曲でも全く同じことやってますよね〜。

2019年8月 1日 (木)

Rinck(1770-1846) の教会用小品ハ長調を、100年前の大型リードオルガンで

ボストン近郊の Bridgewater で1930年代始めまで頑張っていたパッカード社1905年製の大型棚つきリードオルガンで、Christian Heinrich Rinck(1770-1846) の教会用小品を弾きました。

この手の大型棚つきリードオルガンは100年ちょい昔の北米にはごく普通にあった楽器です。見た目はパイプオルガンに匹敵するくらいに派手ですが、実は普通の箱型のリードオルガンの上に豪華な装飾棚(しかも意外と軽いw)を載せているだけなので、構造や機能自体は普通のリードオルガンと一緒と考えて差し支えないのでした。見た目で身構える必要は全〜然ないんですよ〜(・o・ゞ

曲は、日本の「基督教音楽出版」から出版された『教会オルガン前奏・間奏・後奏曲集(全音調による)オルガン・ブック』(木岡英三郎、1974)の第8曲です。Rinckは1770年生まれということはベートーヴェンと同い年ですが、バッハのような対位法音楽や教会音楽の方向に当時の新しい響きを取り入れたというなかなかに独自な方向性の音楽を作っていたそうです。それにしても、76歳まで生きたというのは当時としてはかなりの長命だったんですね〜。

残念ながら原曲は不明、まぁこんなことはこの手の曲集にはわりかし頻繁にあることでして。市井の人々の間にかつてあふれていた音楽はとにかく自由なものでちょっとした集会所のスクエアピアノやリードオルガンそしてハルモニウムの周りに生まれていたわけですし、そのための音楽のための作曲家/編曲家もそれこそそこら中に存在していたようです。普通の人々のための普通の曲集では長い曲をバッサリ切り詰めたり調号の少なく読みやすい調性に移調したりしてあるのもごく当たり前のこと、考えてみれば、現代の通俗曲でも全く同じことやってますよね〜。

リードオルガンの魅力は大向こうをウナらせるような超絶技巧では断じてなく、柔らかく優しい世界観にこそ。忙しすぎる現代人にこそ、この世界でユルんでいただきたいなぁと思ってやまないワタクシでありま〜す。

・リードオルガン修復:渡邉祐治
https://www.youtube.com/channel/UCSiix1iGPuO6XR54th_BjHw

2019年7月19日 (金)

王建中(1933-2016)《云南民歌五首》から第1曲『大理姑娘』を、100年前の豪華棚つきリードオルガンで

ボストン近郊の Bridgewater で1930年代始めまで頑張っていたパッカード社1905年製の大型棚つきリードオルガンを使って、主に上海音楽学院で活躍し、中国的なピアノ曲を数多く残した王建中/Wang Jianzhong(1933-2016)作曲の「云南民歌五首」から第1曲『大理姑娘/Dali Girl』を弾きました。

この手の大型棚つきリードオルガンは100年ちょい昔の北米にはごく普通にあった楽器です。これ、パイプオルガンに匹敵するくらいに派手に見えますが、実は普通のリードオルガンの上に豪華な装飾棚を載せているだけ(しかも意外と軽いw)なので、構造や機能自体は普通のリードオルガンと一緒と考えて差し支えないのでした。見た目で身構える必要は全〜然ないんですよ〜(・o・ゞ

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中国のピアノ/鋼琴曲は各地に伝わる民謡を題材にしている曲がかなり多いようです。かの国の多様性がすさまじいのはご存知の通り、民謡の題材に事欠かないのは容易に想像できますね〜。その多種多様な民謡に20世紀の西洋音楽の一つの方向である色彩感にあふれる和声付けを行って、素朴な方向にしてみたり技巧を誇示した方向にしてみたり、なかなか素敵な世界なんですよ〜 (`・ω・´)

この「云南民歌五首」は中国南部山岳地帯の雲南省の民謡を題材に、文化大革命以前の1958年に編曲されました。この動画で弾いている第一曲『大理姑娘』は同じ旋律が現代にも伝承されています。大理は雲南省の交通の要衝、その昔に大理石の産地であり、それが漢字表記の「大理石」の語源になっているとのことです。

リードオルガンは足技で空気の送り方をけっこう自由にコントロールできる楽器で、一般的に不協和とされている2度の「ぶつかり」を強めたり弱めたり(こんな安直な表現じゃないんですがネw)して印象的に表現できます。この動画ではそれを活かすために指定のテンポより遅めに弾きました。こんな悪知恵を試してみるのは愉しい愉しい。

100年前の北米のリードオルガンで現代中国のピアノ曲を演奏する必然は全く全然これっぽっちもwございませんが。オリジナル絶対至上主義は偉大な方々wにお任せいたしましょう。どうぞお楽しみくださいませ〜! ヽ( ̄▽ ̄)ノ

2019年7月16日 (火)

渡邉祐治邸襲撃&味処「いしづか」

ひさびさに館林ちょっと手前の渡邉祐治さんの秘密基地を襲撃、100年前の大型リードオルガンを弾き倒してまいりました(`・ω・´)

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このパッカードオルガン、ストップがいろいろあるように見えますが、実はかなり単純に16フィート一列を除いて普通の高さの8フィートで勝負するのがいさぎよい仕様。それだけに足技を工夫するのが楽しくて。

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そんなワケで(どんなワケだw)腹が減ってはいくさができぬ、地元の正しい食堂で正しい日替わりランチ。アイスコーヒーが無料なのもまっこと正しいですねん(*´-`)

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安定の日替わりランチは照り焼きチキン・・・このメシ屋にリードオルガンがあるワケぢゃございませんぞσ^_^;

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