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カテゴリー「音楽>作曲家>Field」の2件の記事

2017年7月26日 (水)

フィールドの生誕祭によせて『ノクターン イ長調』を、1843年プレイエル製スクエアピアノで

今日(7/26)は、アイルランド生まれで主にロシアで活躍した作曲家、フィールド(1782-1837)の誕生日ですよ〜。

フィールドが亡くなった後、そしてショパンは生きていた1843年プレイエル製のスクエアピアノで、一般的には第4番とされている『ノクターン イ長調』をどうぞ(・o・ゞ

フィールドは現代では「ノクターンの創始者」としてしか知られていない・・・と言っても過言ではなさそうな存在ですが、ピアノ協奏曲は7曲を数え、一大ヴィルティオーゾとしても名を馳せていました。またこの当時は、ショパンの先進性に耳が追いつかずフィールドを最良とみなすスジモノも少なくなく、公明な評論家:レルシュタープによる<手短に言えば、もしショパンの作品が入用なら、あらゆる微妙な仕草を粗暴な振舞いに変じて映す歪んだ鏡の前に、フィールドのうっとりするようなロマンスを置けば、それで一丁上がりということだ。(後略)(1833.8.2.)> という極端な論調にまで及んでいたりします。

・・・まぁ、当のショパンの方はフィールドのノクターンを愛奏していた、という高弟ミクリによる証言が残っているのですがw<ショパンは格別の愛着をこめて、フィールドのノクターンを弾いていた。(中略)弾きながら思いつくままに装飾音を加え、妙なる調べの魅力を存分に発揮させたのである。

2016年3月 4日 (金)

フィールド/ノクターン イ長調(第4番)を1843年製プレイエルのスクエアピアノで

先日(3/2)スメタナの誕生日にちなんで動画の収録をしたはずが、マイク用電源が落ちていたのに気づかずにちぃとばかし悔しい思いをいたしまして(^^;
そのための厄落としには魔性(天才とも言う)が少なめなw曲・・・とにかく心地良いフィールドのノクターンにしましょうか。フィールドはアイルランド生まれで後半生はロシアで大活躍した作曲家。ノクターンという曲種を確立させた、という程度しか知られていませんが、近代的なピアノ語法を発展させるのに極めて重要な役割を果たしています。

なお、ショパンはフィールドのノクターンに対して格別の愛着をもっていましたが、フィールド自身はショパンのことを<病室の才人/un talent de chambre de malade>という微妙な表現をしていたという(・o・ゞ

ショパンの美学はとにもかくにも独自かつ大胆で、当時は相当の戸惑いをもって受け取られていたのでありま〜す。ショパンの『3つのノクターン op.9』に対して、ベルリンの保守的批評の一大権威レルシュタープ(Rellstab / 1799-1860)が<手短かに言えば、もしショパンの作品が入用なら、あらゆる微妙な仕草を粗暴な振る舞いに変じて映す歪んだ鏡の前に、フィールドのうっとりするようなロマンスを置けば、それで一丁上がりということだ。>という一文を批評の中に書いていますが、当時のショパンへの理解を知る上でかなり興味深い一文でありま〜す。まぁ最も極端な例なのですが(・o・ゞ

・・・まぁこのレルシュタープでさえやがては意見を変えて、ショパンの音楽が美しく思えるようになった、とパリまで出向いて直接ショパンに告げた、とのこと。なかなかスゴいことですねん。

フィールド
 ノクターン イ長調(第4番)
 プレイエル1843年製スクエアピアノ(個人蔵)
 修復:ピアノバルロン・ジャパン 和田明子
 演奏:筒井一貴

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