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カテゴリー「音楽>作曲家>Grieg」の3件の記事

2017年6月15日 (木)

グリーグ生誕祭によせて『ピアノソナタ op.7』より第三楽章を、1905年製プレイエルピアノで

今日(6/15)は、ノルウェーの大作曲家グリーグ(1843-1907)の誕生日ですよ〜。

グリーグのピアノ曲は『抒情小品集』だけではございませんで、ピアノソナタもちゃぁんと書いています。最初期のop.7で1865年作曲、ライプツィヒ音楽院卒業後にデンマークに住んでいた頃の作品です。このピアノソナタはなかなか顧みられない作品ですが、伝統的なソナタの「型」の中にいかにも後年のグリーグ的なノルウェー抒情が豊潤にちりばめられており、これから書いて行く音楽はこんな感じにするぞ! という決意表明にも感じます。自己の方向性を「国民主義」的な音楽に定めたグリーグの原点の一つとして、かなり大切な曲ではないでしょうかしらん? (`・ω・´)シャキーン

この第三楽章のテンポ表記は<Alla Menuetto, ma poco più lento>とあり、若者がソナタという大作に取り組む気概はともすれば気負いになりがちですし、19世紀後半のドイツ語圏で学んだことを考え合わせると、相〜当〜に重い拍子感を求めているように思えます。・・・<ma poco più lento>って、どっちなんぢゃいとも思いますけどw

ピアノは、高崎の アトリエミストラル 所蔵の1905年製プレイエル 3bis(トロワビス)型、コンスタントに使われていて演奏会ごとにきちんと手を加えられており、なかなかイイ感じの響きが育っています。もともと信用金庫であったがっっっちりした建物でかなり音が回り、ちょっと日本でないような錯覚にさえ陥ることもあります。ココ、実はヴィンテージな楽器を演奏するのにかなり適した環境なんですよ〜。

2016年9月 4日 (日)

グリーグの命日によせて『抒情小品集』より第19曲「故郷にて」op.43-3を、プレイエル1858年製ピアニーノで

本日(9/4)は、ノルウェーの作曲家、グリーグ(1843-1907)の命日ですよ〜。

グリーグはピアノソロのための『抒情小品集』を生涯にわたって散文詩のごとく綴っており、これぞノルウェーの作曲家である自身の内面の独白集でありましょう。そして、このような作品を奏でるための楽器は仰々しい楽器ではなく、やはりリビングに普通に家具のごとく置いてあるような楽器がふさわしいと思います。

ワタクシ、音楽には乱暴に分けてw二つの方向があるなぁ・・・と思っておりまして。それは、ヴィルティオーゾ的な大向こうを唸らせるような方向と、親しみやすくしみじみと心安らぐような方向かと(・o・ゞ
この現代、どうしても大演奏会でのヴィルティオーゾ的な演奏の方向ばかりが注目されてしまいますが(まぁカッコいいですもんネ;;;)そればかりになってしまうと現代人はいったいどこでしみじみと自己の内面と向き合うことができるのでしょう。

プレイエル1858年製ピアニーノ(85鍵、鉄骨無し)を使って、グリーグの『抒情小品集』から「故郷にて」op.43-3(第19曲)を弾いてみました。このピアニーノはショパンが持っていたピアニーノと構造的にはほとんど変化がなくこの時代ではすでに古い機構の楽器でしたが、このような曲にはいかにもふさわしい楽器の一つと言えるのではないでしょうか。また、この楽器は非常に理解度が高い日本人技術者(!)の手で思想に忠実な修復がなされており、この楽器ならではの体験ができるかもしれません。
どうぞお楽しみいただければと思います。

2016年6月15日 (水)

グリーグ生誕祭によせて、『抒情小品集』より「アリエッタ op.12-1」

今日(6/15)は、グリーグの誕生日です〜♪
北欧のピアノ曲は「いかにも」な曲wが多く音数も少なめでとっつきやすいのですが・・・コレが困ったことに、楽譜に書いてある音符をマジメに並べていくだけではど〜にも「サマにならない」ことが多かったりします(・x・ゞ

ピアノとは、よ〜く響く木の箱に弦を張ってその弦を叩いて音を出す楽器。とゆコトは、出した音がどのように減衰したり混ざり合ったりしているか、に対するイメージがとても重要でして。

・・・さて、グリーグが長い間書き続けていた『抒情小品集』の最初の曲、有名な「アリエッタ op.12-1」です。現代生産されているピアノのなかで、昔のイイ感じの木の箱の響きが奇跡的に残っているチェコのペトロフ社製の中型(125cm)アップライトピアノでどうぞ!

このポテンシャルを発揮させているのが日本人で(ペトロフピアノ専門店:ピアノプレップ)、しかも特別な技を使わずにとにかく「普通の調整」を精密に施した結果、ということ、同じ日本人として誇らしい! (`・ω・´)シャキーン

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