フォト

カテゴリー

カテゴリー「音楽>メーカー>Pleyel」の29件の記事

2017年7月31日 (月)

リストの命日によせて『コンソレーション第3番』を、プレイエル1858年製ピアニーノで

今日(7/31)は、リスト(1811-1886)の命日ですよ〜。

リストが生きている時代のプレイエル1858年製ピアニーノ(85鍵、鉄骨無し)で弾いた、有名な『コンソレーション第3番』です。この曲、バスをいかにして伸ばして聴こえさせるかが鍵のひとつですが、この楽器のように非常に理解度が高い技術者の手で思想に忠実な修復をされた楽器で弾くと、これがまた普通〜に伸びてくれます (`・ω・´)シャキーン

このピアニーノはショパンが自宅に持っていたピアニーノと構造的にはほとんど変化がなく、この時代ではすでに古い機構の楽器でしたが、コンソレーションのような親密な雰囲気が大切な曲にはいかにもふさわしい楽器の一つと言えるのではないでしょうか。まぁ「親密な雰囲気」とゆ〜のは「雑にテケト〜に」という意味ぢゃない・・・ちぅのがちぃとばかし厄介なのですが、これは楽器の問題ではなく演奏者のモンダイ(・x・ゞ

2017年7月27日 (木)

グラナドスの生誕祭によせて『スペイン舞曲集』第2曲『オリエンタル』を、1905年プレイエル製ピアノで

今日(7/27)はグラナドス(1867-1916)の誕生日ですよ〜。

『12のスペイン舞曲集/12 dansas españolas』より第2曲『オリエンタル/Oriental』を、1905年製(85鍵)のプレイエル 3bis(トロワビス)型ヴィンテージピアノで弾きました。

グラナドスはカタロニア(カタルーニャ)生まれバルセロナ育ちのスペインの作曲家。この初期の作品『スペイン舞曲集』はいかにもスペイン風なノリの曲の数々ですが、鍵盤楽器でこのノリを表現するのはそうそう簡単なコトではございませんで。実は曲のキャラクターがあまりにもはっきりしているので、「それっぽく弾けているように」自分で自分を騙しやすい・・・という落とし穴が待ち構えているんですね〜。とりわけ遅く音が少ない箇所では、言うなれば「響きの設計」という認識を持っていないと全く太刀打ちできないという(・x・ゞ

使っているピアノは、おなじみ、高崎のアトリエミストラル所蔵の1905年製プレイエル 3bis(トロワビス)型、コンスタントに使われていて演奏会ごとにきちんと手を加えられており、イイ感じに響きが育っています。もともと信用金庫であった頑丈な建物でかなり音が回り、ちょっと日本でないような錯覚にさえ陥ることもあります。ココ、実はヴィンテージな楽器を演奏するのにかなり適した環境なんですよ〜。

2017年7月26日 (水)

フィールドの生誕祭によせて『ノクターン イ長調』を、1843年プレイエル製スクエアピアノで

今日(7/26)は、アイルランド生まれで主にロシアで活躍した作曲家、フィールド(1782-1837)の誕生日ですよ〜。

フィールドが亡くなった後、そしてショパンは生きていた1843年プレイエル製のスクエアピアノで、一般的には第4番とされている『ノクターン イ長調』をどうぞ(・o・ゞ

フィールドは現代では「ノクターンの創始者」としてしか知られていない・・・と言っても過言ではなさそうな存在ですが、ピアノ協奏曲は7曲を数え、一大ヴィルティオーゾとしても名を馳せていました。またこの当時は、ショパンの先進性に耳が追いつかずフィールドを最良とみなすスジモノも少なくなく、公明な評論家:レルシュタープによる<手短に言えば、もしショパンの作品が入用なら、あらゆる微妙な仕草を粗暴な振舞いに変じて映す歪んだ鏡の前に、フィールドのうっとりするようなロマンスを置けば、それで一丁上がりということだ。(後略)(1833.8.2.)> という極端な論調にまで及んでいたりします。

・・・まぁ、当のショパンの方はフィールドのノクターンを愛奏していた、という高弟ミクリによる証言が残っているのですがw<ショパンは格別の愛着をこめて、フィールドのノクターンを弾いていた。(中略)弾きながら思いつくままに装飾音を加え、妙なる調べの魅力を存分に発揮させたのである。

2017年7月 1日 (土)

サティの命日に寄せて『ゴシック舞曲』を、1905年製プレイエル3bisで

今日(7/1)は、フランスの奇人/鬼神、サティ(1866−1925)の命日ですよ〜。

サティの『ゴシック舞曲(1893年):我が魂の大いなる静けさと堅固な平安のための9日間〜祈祷崇拝と聖歌隊的協賛〜』を、サティが生きていた1905年製(85鍵)のプレイエル 3bis(トロワビス)型ヴィンテージピアノで弾きました。

サティは生涯一度だけ大恋愛をした、とされており、半年の間に書いた手紙はなんと300通以上。その激情がはじけ飛び、祈りと精神安定のためにこの『Danses Gothiques』が作曲されたと言われています。

このピアノは高崎のアトリエミストラルの楽器、ここはもともと信用金庫の建物だったせいかとにかく堅固で音が全て跳ね返ってくるような雰囲気で、およそ日本離れした音響を誇ります。外の音は多少聞こえますが、サロンコンサート会場としての質は優秀と思います。このサティが生きていた時代に作られたこのピアノ、豊かな音響空間でかなりイイ感じに育っています(・o・ゞ

2017年6月30日 (金)

モンポウの命日に寄せて『ひそやかな音楽』より第1〜3曲を、1905年製プレイエル3bisで

今日(6/30)は、スペイン・・・ではなく、カタロニア(カタルーニャ)の作曲家、モンポウ(1893-1987)の命日ですよ〜。今年2017年は、モンポウの没後30年であります。

モンポウ自身の生を語るかのように思える小品集『ひそやかな音楽/Música Callada』より第1〜第3を、1905年製(85鍵)のプレイエル 3bis(トロワビス)型ヴィンテージピアノで弾きました。モンポウ自身がこの曲集の出版や公開演奏をためらったとかいうこの作品集、そもそも『ひそやかな音楽/沈黙の音楽』とは矛盾のカタマリで、策を弄せばヤカマシく何もしなければツマラナい。人間が音から静けさを感じ取るのはどんなときなのか、また沈黙とはどれほどまでに個人的な感情の発露であるのか、そこの探求が甘くちゃ沈黙なんぞ簡単にケシ飛んでしまいます。自己満足に留まる演奏は腐臭を放ちますが、モンポウの音楽はそれさえも「ひそやかに」してしまって気づきづらいのがこれまた難しいです(・x・ゞ

ピアノはおなじみ、高崎のアトリエミストラル所蔵の1905年製プレイエル 3bis(トロワビス)型。コンスタントに使われていて演奏会ごとにきちんと手を加えられており、イイ感じに響きが育っています。もともと信用金庫であった頑丈な建物でかなり音が回り、ちょっと日本でないような錯覚にさえ陥ることもあります。ココ、実はヴィンテージな楽器を演奏するのにかなり適した環境なんですよ〜。

2017年6月15日 (木)

グリーグ生誕祭によせて『ピアノソナタ op.7』より第三楽章を、1905年製プレイエルピアノで

今日(6/15)は、ノルウェーの大作曲家グリーグ(1843-1907)の誕生日ですよ〜。

グリーグのピアノ曲は『抒情小品集』だけではございませんで、ピアノソナタもちゃぁんと書いています。最初期のop.7で1865年作曲、ライプツィヒ音楽院卒業後にデンマークに住んでいた頃の作品です。このピアノソナタはなかなか顧みられない作品ですが、伝統的なソナタの「型」の中にいかにも後年のグリーグ的なノルウェー抒情が豊潤にちりばめられており、これから書いて行く音楽はこんな感じにするぞ! という決意表明にも感じます。自己の方向性を「国民主義」的な音楽に定めたグリーグの原点の一つとして、かなり大切な曲ではないでしょうかしらん? (`・ω・´)シャキーン

この第三楽章のテンポ表記は<Alla Menuetto, ma poco più lento>とあり、若者がソナタという大作に取り組む気概はともすれば気負いになりがちですし、19世紀後半のドイツ語圏で学んだことを考え合わせると、相〜当〜に重い拍子感を求めているように思えます。・・・<ma poco più lento>って、どっちなんぢゃいとも思いますけどw

ピアノは、高崎の アトリエミストラル 所蔵の1905年製プレイエル 3bis(トロワビス)型、コンスタントに使われていて演奏会ごとにきちんと手を加えられており、なかなかイイ感じの響きが育っています。もともと信用金庫であったがっっっちりした建物でかなり音が回り、ちょっと日本でないような錯覚にさえ陥ることもあります。ココ、実はヴィンテージな楽器を演奏するのにかなり適した環境なんですよ〜。

2017年6月14日 (水)

6月11日ライヴ録画/ベートーヴェン:ピアノソナタ第17番(テンペスト)第二楽章、1905年製プレイエル3bisで

6月11日/世界を旅する音楽会Vol.2 〜ベートーヴェン&シューベルト〜 のライヴ録画をどうぞ。ベートーヴェンのピアノソナタ第17番 op.31-2(テンペスト)の第二楽章です。

ベートーヴェンの緩徐楽章は親しみやすく美しい曲も少なくありませんが、このソナタでは必ずしもそうではなく、相当な無茶をピアニストに強要wしやがってきます。アトリエミストラル の1905年製プレイエル 3bis(トロワビス)型、コンスタントに使われていて演奏会ごとにきちんと手を加えられており、なかなかイイ感じに育っています。

2017年6月 2日 (金)

モンポウの『前奏曲第5番』を、1911年製プレイエルピアノで

6月11日の演奏会@高崎では1905年製のプレイエル3bis型ピアノを弾きますが、同型で1911年製の楽器を弾いた動画です。3bis(トロワビス)型は個体差が非常に大きいそうで、高崎の アトリエミストラル の楽器もこれと同じ芸風というワケでもございませんが(・o・ゞ

曲は、モンポウ(1893-1987)の『前奏曲第5番』です。モンポウはスペイン・・・ではなく、カタロニア(カタルーニャ)の作曲家、不思議な『沈黙の音楽』の造り手として知られています。そもそも『沈黙の音楽』とは矛盾のカタマリで、策を弄せばヤカマシく、何もしなければツマラナい。人間が音から静けさを感じ取るのはどんなときなのか、そこの探求が甘くちゃ〜沈黙なんぞ簡単にケシ飛んでしまいます。モンポウの演奏が自己満足に終わってしまうのには、ちゃぁんと理由があるのですぞ (`・ω・´)シャキーン

このピアノは さいたまピアノ工房 が2011~2012年にかけて中身をオーバーホール、外装を2016年に再塗装しているので、歳はとっていますが新しい感じ。それでいながら古い楽器のファジーな奥深さwは残っているという、昔の楽器に寄り添って真摯に修復作業を行える稀有な工房がさいたまピアノ工房です!
・さいたまピアノ工房: http://saitama-piano.main.jp/

2017年6月 1日 (木)

6月11日/世界を旅する音楽会Vol.2 〜ベートーヴェン&シューベルト〜

新潟での初期イタリアンチェンバロ演奏会、ありがとうございました。お次は10日後の6月11日、高崎の1905年製プレイエル3bisピアノを使った演奏会です。

会場はおなじみの アトリエミストラル 、元信用金庫であったガッチリした建物で、およそ日本的でない豊かな響きが体験できます(◎_◎ゞ

Img_1327


〜アトリエミストラル コンサートシリーズ 世界を旅する音楽会 Vol.2〜
筒井一貴 ピアノコンサート
ベートーヴェン&シューベルト
2017年6月11日(日)15時開演(14時半開場)
高崎、アトリエミストラル(高崎市下小鳥町312-4)
一般3000円/当日3500円/高校生以下1500円

<プログラム>
ベートーベン
 ピアノソナタ第8番「悲愴」Op.13
 ピアノソナタ第17番Op.31-2(テンペスト)
シューベルト
 4つの即興曲Op.90(D899)
使用ピアノ:1905年製プレイエル3bis
お問合せ・ご予約090-8047-3757(櫻井)

ワタクシの演奏会としては非っ常〜に珍しく、有名曲が並んでおりますネ(・o・ゞ
これからしばらく演奏会の予定は入れておりませんし・・・さぁ、6月11日は高崎にGo!(^^)b

新宿         1219  上野 1230
            ↓       ↓
高崎         1404  高崎 1418
高崎駅西口(二番)  1425
            ↓
上郊口(かみさとぐち)1440

2017年5月21日 (日)

5月20日/世にも静かな Bar LIVE 3@中野、盛会御礼

昨日(5/20)のクラヴィコード演奏会: 世にも静かな Bar LIVE 3 〜時を超えて蘇る モーツァルトのクラヴィコード〜 は大盛況、みなさまありがとうございました!m(._.)m

18558736_1726662250683805_789061395

さてお次は、新潟にて初期イタリアンチェンバロを使った演奏会(5/27〜28)、そして、高崎にて現代ピアノの演奏会(6/11)です。

〜アトリエミストラル コンサートシリーズ 世界を旅する音楽会 Vol.2〜
筒井一貴 ピアノコンサート
ベートーヴェン&シューベルト
2017年6月11日(日)15時開演(14時半開場)
高崎、アトリエミストラル(高崎市下小鳥町312-4)
一般3000円/当日3500円/高校生以下1500円

<プログラム>
ベートーベン
 ピアノソナタ第8番「悲愴」Op.13
 ピアノソナタ第17番Op.31-2(テンペスト)
シューベルト
 4つの即興曲Op.90(D899)
使用ピアノ:1905年製プレイエル3bis

ワタクシの演奏会としては非っ常〜に珍しく、有名曲が並んでおりますネ(・o・ゞ
・・・さぁ6月11日は高崎にGo!

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

イベント・演奏会 | グルメ・クッキング | ファッション・アクセサリ | 写真>Instagram | 写真>昔のレンズ/カメラ | 学問・資格 | 文化・芸術 | 旅行>アメリカ | 旅行>ヨーロッパ | 旅行>台湾 | 旅行>韓国 | 旅行>香港 | 旅行・地域 | 日記・コラム・つぶやき | 書籍・雑誌 | 鉄道 | 音楽 | 音楽>Soundcloud | 音楽>YouTube | 音楽>アンドレ・ギャニオン | 音楽>クリストフォリピアノ | 音楽>ピアノなど鍵盤楽器の歴史 | 音楽>メーカー>BECHSTEIN | 音楽>メーカー>Blüthner | 音楽>メーカー>Broadwood | 音楽>メーカー>Bösendorfer | 音楽>メーカー>DIAPASON | 音楽>メーカー>Grotrian | 音楽>メーカー>Gröber | 音楽>メーカー>PETROF | 音楽>メーカー>Pleyel | 音楽>メーカー>Steinway | 音楽>メーカー>YAMAHA | 音楽>中島みゆき | 音楽>作曲家>Alberti | 音楽>作曲家>Alkan | 音楽>作曲家>Bach | 音楽>作曲家>Beethoven | 音楽>作曲家>Boëllmann | 音楽>作曲家>Brahms | 音楽>作曲家>Burgmüller | 音楽>作曲家>Cage(1912-1992) | 音楽>作曲家>Chopin | 音楽>作曲家>Couperin | 音楽>作曲家>Czerny | 音楽>作曲家>Debussy | 音楽>作曲家>Dubery(1948- ) | 音楽>作曲家>Dvořák | 音楽>作曲家>Fibich | 音楽>作曲家>Field | 音楽>作曲家>Fischer | 音楽>作曲家>Franck | 音楽>作曲家>Frescobaldi | 音楽>作曲家>Froberger | 音楽>作曲家>Galuppi | 音楽>作曲家>Giustini | 音楽>作曲家>Granados | 音楽>作曲家>Grieg | 音楽>作曲家>Haydn | 音楽>作曲家>Händel | 音楽>作曲家>Janáček | 音楽>作曲家>Liszt | 音楽>作曲家>Marcello | 音楽>作曲家>McDowell | 音楽>作曲家>Mendelssohn | 音楽>作曲家>Merikanto | 音楽>作曲家>Mompou | 音楽>作曲家>Mozart | 音楽>作曲家>Pachelbel | 音楽>作曲家>Rubinstein | 音楽>作曲家>Satie | 音楽>作曲家>Scarlatti | 音楽>作曲家>Schubert | 音楽>作曲家>Schumann | 音楽>作曲家>Scriabin | 音楽>作曲家>Sibelius | 音楽>作曲家>Suk | 音楽>作曲家>Séverac | 音楽>作曲家>Wagner | 音楽>作曲家>三島元樹 | 音楽>作曲家>吉松隆 | 音楽>楽器>アップライトピアノ | 音楽>楽器>クラヴィコード | 音楽>楽器>スクエアピアノ | 音楽>楽器>チェンバロ | 音楽>楽器>フォルテピアノ | 音楽>楽器>リードオルガン | 音楽>楽譜作成(lilypond) | 音楽>蓄音器 | 音楽>高橋靖志ハープシコード&クラヴィコード | 音楽に思うこと

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のコメント

無料ブログはココログ