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カテゴリー「音楽>メーカー>BECHSTEIN」の9件の記事

2019年10月10日 (木)

ハイドンの『ソナタ Hob.XVI:20 ハ短調』から第二楽章を、バッハアカデミー(大宮公園)の1927年製ベヒシュタインL型(165cm)で

大宮公園の「バッハアカデミー」主宰の山田康弘氏が「ドミソを弾いただけで惚れ込んだ」・・・という、まさに運命的な出会いをした1927年製のベヒシュタインL型(165cm)を使って2019年10月5日におこなった演奏会:古き佳き時代をめぐる旅路 の実況録画です。ハイドンの中期の傑作と言われる『ソナタ Hob.XVI:20 ハ短調』から第二楽章を、最初っから最後まで右ペダルをベタ踏みしっぱなしで 弾いていてみました (`・ω・´)
・バッハアカデミー:http://www002.upp.so-net.ne.jp/bach/

ハイドンやモーツァルトの時代のフォルテピアノのダンパー機構は「膝レバー」であったと信じられて疑いないようですが、実はかなりの割合でもっと古い「ハンドストップ(=手動式)」という機構だったのです。ということは細かいパダル操作は全く不可能で、ダンパーを上げるならしばらく上げっぱなし、という使い方だったのですよ〜。まぁそれを現代の楽器に無批判で使うのは愚の骨頂ではあるのですが、古いベヒシュタインという音それぞれが混ざらずに別れて聴こえるピアノを弾く機会に恵まれたのならば試したくなる、ってぇのは悪知恵(悪ノリとも言うw)なオトコのコとして当然の姿でありま〜す。どうぞご期待くださいませ〜。

つくづく思いますが、楽器って新しい古いに関わらず「出会った必然」を耳にすることが少なくなく、なんだかわからないですが「単なるモノ」ではない存在なんですよね〜。まぁ現代の工場で作るような楽器に比べれば、古い楽器の方が作り手が込める手の力そして意思の力ははるかに強かったであろうことは容易に想像できますし、古い楽器の方が「いろんな運命」を感じることが多いような気もしますが、電子楽器の周りであっても「出会いの感動」はちゃぁんと存在しているようです。このベヒシュタインL型がバッハアカデミーにやってきたのは2018年4月とのこと、1年半を経て空気にもなじんできたことでしょう、光栄にもお声をかけていただけて演奏会ができました。古いベヒシュタインで良い修復がされているようで、古臭い音色ではなく現代的に平板になりやすい(おっとw)わけでもない、という素晴らしい楽器です。

 

2019年5月14日 (火)

モンポウの『風景/Paisajes』から第一曲「泉と鐘/La fuonte y campana」を、バッハアカデミー(大宮公園)の1927年製ベヒシュタインL型(165cm)で

大宮公園の「バッハアカデミー」主宰の 山田康弘 氏が「ドミソを弾いただけで惚れ込んだ」・・・という、まさに運命的な出会いをした1927年製のベヒシュタインL型(165cm)を使って、モンポウの『風景/Paisajes』から第一曲「泉と鐘/La fuonte y campana」を弾きました。
・バッハアカデミー:http://www002.upp.so-net.ne.jp/bach/

・・・ベヒシュタインを弾きに行ったのに写真を撮り忘れて 小山屋の取材報告 になってしまったこともあり、動画収録をイイことにソッコー再襲撃してその足で 西川口で本格中華を食したw、というのはココだけのハナシ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

モンポウの作品にしばしば見られる不思議な響きは、鐘作り職人の家に生まれたと知れば容易に納得できようかと。ピアノという楽器は弦楽器的な性格と打楽器的な性格とを兼ね備えているとは先刻ご承知でしょうが、モンポウはその両面に神秘性を加えて大変な世界を描き出していますね〜。「静寂の音楽」とはモンポウを語る枕詞になっておりますが、この作品は極めて絵画的なこともあって、この一見相反する「音で静寂を表現する」意味がわかりやすくなっている気がします。

このベヒシュタインL型がバッハアカデミーにやってきたのは2018年4月だそうで、1年を経て空気にもなじんできたことでしょう、光栄にも動画を録らせていただけました。古いベヒシュタインですが古臭い音色ではなく、現代的に平板になりやすい(おっとw)わけでもない、という素晴らしい楽器です。ですが・・・それはとりもなおさず、まことに「教育的」な楽器である ということでもありまして、変な凸凹を作らず、かつさまざまな声部を弾き分け整理できるように心がけて一曲を弾くのは、なんとも大変なことでした。いやはや、止められませんわ〜 (`・ω・´)

2019年4月29日 (月)

グリーグ『抒情小品集』から「フランス風セレナード op.62-3」を、バッハアカデミー(大宮公園)の1927年製ベヒシュタインL型(165cm)で

大宮公園の「バッハアカデミー」主宰の 山田康弘 氏が「ドミソを弾いただけで惚れ込んだ」・・・という、まさに運命的な出会いをした1927年製のベヒシュタインL型(165cm)を使って、グリーグの『抒情小品集』から「フランス風セレナーデ op.62-3」を弾きました。
・バッハアカデミー:http://www002.upp.so-net.ne.jp/bach/

・・・ベヒシュタインを弾きに行ったのに写真を撮り忘れて 小山屋の取材報告 になってしまったこともあり、動画収録をイイことにソッコー再襲撃してその足で 西川口で本格中華を食したw、というのはココだけのハナシ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

つくづく思いますが、楽器って新しい古いに関わらず「出会った必然」を耳にすることが少なくなく、なんだかわからないですが「単なるモノ」ではない存在なんですよね〜。まぁ現代の工場で作るような楽器に比べれば、古い楽器の方が作り手が込める手の力そして意思の力ははるかに強かったであろうことは容易に想像できますし、古い楽器の方が「いろんな運命」を感じることが多いような気もしますが、電子楽器の周りであっても「出会いの感動」はちゃぁんと存在しているようです。

このベヒシュタインL型がバッハアカデミーにやってきたのは2018年4月だそうで、1年を経て空気にもなじんできたことでしょう、光栄にも動画を録らせていただけました。古いベヒシュタインですが古臭い音色ではなく、現代的に平板になりやすい(おっとw)わけでもない、という素晴らしい楽器です。ですが・・・それはとりもなおさず、まことに「教育的」な楽器である ということでもありまして、変な凸凹を作らず、かつさまざまな声部を弾き分け整理できるように心がけて一曲を弾くのは、なんとも大変なことでした。いやはや、止められませんわ〜 (`・ω・´)

2018年1月29日 (月)

1月28日/ベヒシュタインとチェンバロ、現代クレモナの楽器との出会い盛会御礼

昨日(1/28)の 柏木真樹 氏ご実家でのサロンコンサート、インフルエンザが猛威を振るっている中にもかかわらず大盛況、ありがとうございました!

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ここの1900年前後の作とおぼしきベヒシュタインのアクション(=打弦装置)は、現代の普通のアクションと形は似ていますが、実は鍵盤とアクション部分が連結されているメカニック。現代のスム〜〜〜〜ズ過ぎるwぐらいのアクションとは全く異なる弾き心地なのですが、実はオクターヴの連続や細かいパッセージなどのときに鍵盤の上面だけの操作で鍵盤下部に衝撃を加えずに弾ける・・・という可能性を秘めた、古くて新しいメカニックなんですね〜。SPレコード時代の大巨匠たちのピアノ録音が現代のピアニストと全く異なって衝撃音が少なく軽く転がるような音色であることと関連がありそうな気がしますぞ(・x・ゞ

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柏木氏の選曲はいつもいつもwかなりヘビーなのですが、強い意志に裏打ちされた選曲なのでとってもやりがいがありまして。これからもご期待くださいませ!

柏木真樹音楽スタジオブログ:https://maki-music.net/blog/20180128concert/

2018年1月23日 (火)

1/28サロンコンサート猛稽古(?)

昨日(1/22)の大雪にもめげず、1月28日の「ベヒシュタインとチェンバロ、現代クレモナの楽器との出会い」の合わせ稽古に多摩地区まで。

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古くて素晴らしいベヒシュタインとのことで楽しみにしていたところ、想像以上の逸品。おそらく1900年前後ぐらいの渋い姿そしてまさに「拍子木を鳴らすような」黄金期のベヒシュタインの鳴りが十全に残った素晴らしい楽器でした。

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ついついマニア心が疼いて、このような醜態をさらしてしまったワタクシでございました(・x・ゞ

2018年1月18日 (木)

1月28日/ベヒシュタインとチェンバロ、現代クレモナの楽器との出会い

去年の9月にイタリアはクレモナに出かけて、やむを得ずw鍵ハモでびぅを果たしたことを記憶してくださっている方もおられるかと思います。こちらからw

コレ、まいどおなじみの 柏木真樹師 がクレモナの弦楽器製作家たちといろいろと協力して行っている企画の一環だったのですが、今回は日本でクレモナの弦楽器を使ったサロンコンサートをやろうぜ、と。柏木氏のご母堂はピアノの先生、そこのベヒシュタインピアノと横田誠三氏のチェンバロの2台を伴奏楽器として受けもてる人物はワタクシしかおらんワケで (`・ω・´)シャキーン

2018年1月28日(日)15時開演(14時半開場)
柏木澄子宅(聖蹟桜ヶ丘駅バス6分+徒歩3分)
※申し込みされた方に住所をお知らせいたします
3000円/茶菓付(要予約当日精算30名)
演奏 柏木 真樹(ヴァイオリン&ヴィオラ)
 筒井 一貴(ピアノ&チェンバロ)

予約・問合せ bergheil69@me.com(筒井)

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<プログラム>
ヴィヴァルディ ソナタ op.2-2 イ長調
モーツァルト  ソナタ K.304 ホ短調
ベートーヴェン ソナタ第4番 op.24 イ短調
シューベルト  アルペジオーネソナタ D821 イ短調(ヴィオラ)

2016年12月17日 (土)

ベートーヴェンの受洗日によせて『ピアノソナタ第4番 op.7』から第二楽章を、1913年製ベヒシュタインで

今日(12/17)はベートーヴェンが洗礼を受けた日ですよ〜(・o・ゞ

ベートーヴェンの誕生日は12/16とされていますが、実は記録には洗礼を受けた日しか残っておらず、当時の慣習にてらせば前日の12/16が誕生日だろう・・・という推測に過ぎません。なので、ちょいと凝って日付が変わった直後のこのタイミングでアップしてみました〜 (`・ω・´)シャキーン

さて、この娯楽に満ちて忙しい現代(でなくてもかw)、速くなく派手でない曲や楽章はどうしても「はしょられ」がちですが、じっくりと味わう世界には格別の趣があるはず。
ベートーヴェンのピアノソナタ第4番 op.7 の第2楽章、Largo, con gran espressione を、100年前の1913年ベルリンのベヒシュタイン製の楽器:ベヒシュタイン model A で弾きました。

この楽章の「Largo」とは、単純な遅さではなく「幅広〜い」というニュアンスの伊太利亜弁、つまり「Largo, con gran espressione」とは日本弁では「幅広〜い雰囲気でめっちゃ表情豊かに」という意味。100年前の人類の叡智を結集させた銘器の奥深さを借りて、この雰囲気が少しでも伝えられるようにささやかな抵抗wを試みてみました。お楽しみいただければ。m(._.)m

2016年10月 3日 (月)

ベートーヴェン/『ピアノソナタ第4番 op.7』から第2楽章、を1913年製ベヒシュタイン model A で

ベートーヴェンに限らず、どうしてもゆっくりな曲や楽章が見過ごされがち・・・というのは、娯楽に満ちたこの現代では無理もないことでしょう。
演奏者の方でも、ゆっくりな曲を味わってもらうためにどのようなスタンスをとるのか、目星をつけづらくなっているフシを多分に感じます。

「クラシック音楽」はとっかかりが難しい世界ですが、経験の蓄積の「質」がモノを言う芸術ですからある意味当然のこと。ですが、同時に「音楽」とは直感で好みを判断できる側面も兼ね備えています。

さて、昔の楽器(=昔のお道具w)の世界は、直感で十二分に愉しめる世界。この動画で使っている楽器はベヒシュタイン黄金期の1913年製、非常に優秀な修復のおかげでかなりマトモな「楽器としての響き」が残っているように感じられました。

この楽章の「Largo」とは、単純な遅さではなく「幅広〜い」というニュアンスの伊太利亜弁(英吉利弁ではlargeですネ)、つまり「Largo, con gran espressione」とは日本弁では「幅広〜い雰囲気でめっちゃ表情豊かに」という意味。100年前の人類の叡智を結集させた銘器の奥深さを借りて、この雰囲気が少しでも伝えられるようにささやかな抵抗wを試みてみました。お楽しみいただければ嬉しいです。

2016.9.23. さいたまピアノ工房にて、ベルリンのベヒシュタイン黄金期1913年製の model A で弾いています
http://saitama-piano.main.jp/

2016年9月25日 (日)

ベートーヴェン/『バガテル集 op.126』より第1曲、を1913年製ベヒシュタイン model A で

いわゆる「楽聖」として名高いベートーヴェン、ともすればイメージとして偉大で力強く、気難しい・・・という一面ばかりが固定観念として植えつけられてしまっているように思えます。このような固定観念が出来あがるだけの理由はちゃぁんとあるのですが、ちょっと立ち止まっていただきたく。

どのような偉人であってもあくまでも一人の「にんげん」ですからさまざまな感情を持っていたに違いありませんし、まして、人類の歴史に燦然と輝く作曲家ですから、ベートーヴェンの感情は常人の想像を遥かに超える振れ幅の大きさだった・・・と想像するべきではないでしょうか。

力強さを表現するために力強さばかりを羅列してしまうと、飽きてしまって逆効果なのは誰でもおわかりになるでしょう。ステロタイプとしてのベートーヴェンのイメージは、それ以外のさまざまな面が存在してこそ作り上げられるはず!

ベートーヴェンはピアノのために『バガテル集』をいくつか書いており、op.126は32曲のピアノソナタを書き上げたさらに後の作品。「バガテル」とは、本来は「くだらぬもの」「ささやかなもの」の意味ですが、ベートーヴェンの「謎かけ」とも感じさせられます。この第一曲めは優しい雰囲気に満たされていると思いきや、さすがにベートーヴェンの後期の作品、一筋縄では行かぬ不思議な雰囲気があちこちから顔を出してくれます。

2016.9.23. さいたまピアノ工房にて、ベルリンのベヒシュタイン黄金期1913年製の model A で弾いています(盛大なピンボケ御免 σ(・o・ゞ)
http://saitama-piano.main.jp/

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