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カテゴリー「音楽>YouTube」の132件の記事

2017年5月22日 (月)

ワーグナーの生誕祭によせて『タンホイザー』最終幕より「巡礼の合唱」を、アドラー社の大型リードオルガンで

今日(5/22)は、ワーグナー(1813-1883)の誕生日ですよ〜(・o・ゞ

ワーグナーの楽劇『タンホイザー』の最終幕より『巡礼の合唱/PILGERCHOR』を、1916年ニューヨークのアドラー/Adler社による、6オクターヴの音域を誇る堂々たるリードオルガンで弾きました。

足踏み式オルガンはマトモな楽器として理解されるには全く至っておらず、その表現力が実は非常に豊かであることもほとんど知られておりません。それと同時に、19世紀から20世紀に時代が変わる頃の作曲家たちのほとんどがオルガンを弾いていたことも忘れられています。現代はオルガン音楽に触れる機会がなかなか少ないですが、それにしてもオルガンはあまりにも不当に無視されている・・・と言っても過言ではないでしょう (´・ω・`)ショボーン

亜米利加はリードオルガン大国でこの動画にあるような「豪華装飾棚付」の大型リードオルガンが珍しくなく、さすがに住宅事情が根本的に違うんですよね〜。豪華装飾棚付のおかげで背が高く見えますが、実は棚にはオルガンのパイプは入っていない単なる装飾です(!)ので、基本構造は背の低い普通のリードオルガンと変わりありません。

このリードオルガンは、おなじみ、才気堂の 渡邉 祐治 氏の修復による楽器です。修復の渡邉祐治氏は単なるピアノ調律師の枠をはるかに飛び越えた大変な才人、底知れぬ発想は止まるところを知らず(・o・ゞ
・調律師「才気堂」:http://saikido.blog.jp/
・渡邉祐治氏YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC6wktpotX7LAsEq-4diaaIA

2017年5月17日 (水)

サティ生誕祭によせて『干からびた胎児(1913年)』より第二曲『無柄眼類の胎児』を、1911年製プレイエルピアノで

今日(5/17)はサティ(1866-1925)の誕生日ですよ〜。

『干からびた胎児(1913年)』より第二曲『無柄眼類の胎児』を、サティが生きていた1911年製(85鍵)のプレイエル 3bis(トロワビス)型ヴィンテージピアノで弾きました。この曲、ショパンの葬送行進曲のパロディになっております故、サティの誕生日に紹怪するのにふさわしい曲でしてねん(・o・ゞ

サティは変わり者ぞろいのパリの音楽家wの中でも特別に異彩を放っておりますね。この曲は一聴してわかるように、ショパンのピアノソナタ第二番の第3楽章である有名な葬送行進曲のパロディです。そして中間部には<シューベルトの有名なマズルカからの引用/Citation de la célèbre mazurka de SCHUBERT>という註釈がありますが、そもそもシューベルトはマズルカを一曲も書いていないという (。_°)? (°_。)? アレ?

ふむ・・・シューベルトはウィーン生まれでウィーンで活躍した作曲家でポーランドの舞曲であるマズルカは一曲も書いていません。対してショパンはポーランド生まれでパリで活躍した作曲家でポーランドの舞曲であるマズルカが最も独創的かつ素晴らしいという定評があり、しかもマズルカの曲数が最も多いのです。

これをうがって解釈してみると・・・シューベルトのあり方は単純に極めて普通で当たり前の姿で、ショパンのあり方もまた故国を忘れぬという意味では極めて普通で当たり前の姿。ただしショパンの場合は異国にあって異国で活躍しつつ故国の象徴たるマズルカで超一流の評価を得ていたワケですから、実は超弩級の強い意志の持ち主であると同時に超弩級のひねくれ者だったに相違ありません。サティがどちらのあり方に強い共感を抱いたかは明らかで、ひょっとしてひょっとするとシューベルトのような「普通で当たり前の」あり方(これまたサティはわざと一面的な見方をしたなぁと思いますね〜w)なんて葬り去っちまえ〜! という意思が込められているのではないでしょうか。ヤリ玉に挙げられちまったシューベルトにとっちゃぁ全くもってイイ迷惑でしょうけどねんw
・・・いやいやいや、ワタクシも共感しますぞ(・x・ゞ

なお、ここで使っているプレイエルピアノはさいたまピアノ工房が2011~2012年にかけて中身をオーバーホール、外装を2016年に再塗装しているので、歳はとっていますが新しい感じ。それでいながら古い楽器のファジーな奥深さwはちゃぁんと残っているという、昔の楽器に寄り添って真摯に修復作業を行える稀有な工房がさいたまピアノ工房です。
・さいたまピアノ工房: http://saitama-piano.main.jp/

2017年5月10日 (水)

フランクの『ホ長調とホ短調のための7つの小品』より第1曲を、アドラー社の大型リードオルガンで

ひさびさに、ニューヨークはアドラー社による1916年製リードオルガンの動画です。たくさんストックしておいてホッw
フランクのハルモニウムのための曲集:『L'Organiste』の『ホ長調とホ短調による7つの小品』から第1曲です。曲の後半部にず〜〜〜っっっと持続する「ミ」の音がございますが、コレ、まさにオルガンの醍醐味ですね。

収録したアトリエミストラルの響きもイイ感じで入ってくれて、この曲のシンプルで清澄な美しさがにじみ出てくれたような気がしています。いささか晦渋な一面も備えているのがフランクの作品ですが、この『L'Organiste』は、いかにも慎ましく敬虔で素朴なフランクの姿を見せてくれているような気がします(・o・ゞ

この動画で使っているリードオルガンは、才気堂の渡邉祐治氏の修復による楽器です。亜米利加にはこのような「豪華装飾棚付」のオルガンが珍しくなく、さすがに住宅事情が根本的に違うんですよね〜。修復の渡邉祐治氏は単なるピアノ調律師の枠をはるかに飛び越えた大変な才人、底知れぬ発想にはいつも楽しい絶望感を感じさせられてしまっています(・o・ゞ
・調律師「才気堂」:http://saikido.blog.jp/
・渡邉祐治氏YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC6wktpotX7LAsEq-4diaaIA

2017年4月27日 (木)

スクリアビンの命日によせて『前奏曲集 op.11』より第9曲&第10曲を、ペトロフのアップライトピアノで

本日(4/27)はロシアの作曲家:スクリアビンの命日ですよ〜。
『前奏曲集 op.11』より、第9曲と第10曲をチェコのペトロフの中型アップライトピアノ(125cm)で弾きました。

ペトロフのアップライトピアノは一般的な「アップライトピアノ」のイメージをはるかに逸脱wした高いレベルの楽器なのですが、この2017年現在でもなかなかその意味が理解されていないフシがあります。海外一流品は得てして工場出荷時のオリジナル調整(と言うのか?w)だけではその製品の真価が発揮されず、日本人が「ジャパンクォリティ」で再度精密調整をすると大化けする・・・ということ、さまざまな分野で耳にするような気がいたします。まぁちょっと微妙な気持ちにもなりますけどねぃ(・x・ゞ

ペトロフは今でも「昔ながらの素性の良い」アップライトピアノを「昔ながらに普通に」作っており、作っているチェコ人たちがただ「昔ながらに普通に作っている」だけなので実は知らないw真の力量を引き出しているのが日本のピアノプレップ。中型のアップライトピアノでこれだけの低音が鳴り響かせられて雰囲気の変化も引き出せるのは、この現代の新品ピアノでそうそうあるモンぢゃございません。

・・・そう言えば、イタリアのファツィオリの真の力量を引き出してショパンコンクールに持って行ったのも日本人調律師の越智氏。ピアノプレップの山内氏もピアノフォルティの越智氏もやっている基本は同じ。「ゴマかしを排して基本的な調整の方向をひたすら丁寧に」という、マトモに時間をかけた精密調整、というところこそがミソであります。時間をかけないのがプロだという怪釈wもございましょうが、このような怪釈のもとではほとんどが「時間をかけないために手を抜く」というゴマかしになります。ココに気づける消費者にならないと、この現代、簡単に騙されてしまいますぞ。

チェコ製ピアノ「ペトロフ」専門店 ピアノプレップ:http://www.pianoprep.jp/
ファツィオリ(Fazioli)日本総代理店 ピアノフォルティ:https://www.fazioli.co.jp/

2017年4月14日 (金)

ヘンデルの命日によせて『ラルゴ(オンブラ・マイ・フ)』を、アドラー社の大型リードオルガンで

今日(4/14)は、ヘンデル(1685-1759)の命日ですよ〜。

声楽な方々に限らず『ラルゴ』として非常に有名な『オンブラ・マイ・フ』『懐かしき木陰よ』を、1916年ニューヨークのアドラー/Adler社による、6オクターヴの音域を誇る堂々たるリードオルガンで弾きました。

ヘンデルは30歳になる前、1712年にロンドンに移住して1727年にはイギリスに帰化していますから、ドイツ語の「Georg Friedrich Händel/ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルではなく英語で「George Frideric Handel/ジョージ・フリーデリク・ハンデルと呼びたいところですが、ここは日本でした。・・・そして、この『オンブラ・マイ・フ』が入っているオペラ『セルセ/クセルクセス/Xerxes』初演は1738年4月、ロンドンに住んで25年以上経っていますね〜(・o・ゞ

・・・ちなみに、『ハレルヤ・コーラス』が入っている有名なオラトリオ『メサイア』の初演は1742年です。

2017年4月 7日 (金)

ボエルマン/Boëllmann(1862-1897)『Heures mystiques, op.29』から「Sortie 変ロ長調」を、アドラー社の大型リードオルガン(1916年製)で

※え〜、昨日(4/6)は単なる内視鏡検査をわざわざ写真つきネタにしたばかりに一部で顰蹙をかってしまい、この現代、ネットでの情報発信はあくまでも軽く楽しい方向のネタに限られるンだなぁ・・・との認識を新たにいたしました、ハイ。すんませんでした〜(・◇・ゞ

・・・とゆ〜ワケで(ど〜ゆ〜ワケだw)、1916年製ニューヨークのAdler社の大型リードオルガンでの動画を紹介します。オルガン奏者にとってのみ比較的知られている、夭折の作曲家:ボエルマン(1862-1897)の『Heures mystiques/神秘なる時(時禱), op.29』から「Sortie 変ロ長調」です。いかにも変ロ長調の華やかさに満ちた曲でございまする。

2017年4月 2日 (日)

アントン・ルビンステイン『ヘ調のメロディー』を、アドラー社の大型リードオルガンで

アントン・ルビンステインの有名な『ヘ調のメロディー』を、1916年ニューヨークのアドラー/Adler社による、6オクターヴの音域を誇る堂々たる大型リードオルガンで弾きました。

管楽器や歌唱のイメージは「レガート」に取り組む上で必要不可欠。リードオルガンは管楽器かつ持続音を得意とする楽器で、しかも空気を足踏みペダルで送るのですから工夫次第である程度の強弱表現までが可能、というかなり楽しい楽器です。

キリスト教会にはオルガンが必須、しかし全ての教会がパイプオルガンを備えられるほどに財政が豊かであったはずもなく、そのような教会には足踏み式のリードオルガンやハルモニウムが備えられていました。キリスト教徒は日曜日の午前には教会に出向くのが基本ですから全員がオルガンの音色を幼少期から知っており、それはパイプオルガンの音色だけでなくリードオルガンそしてハルモニウムの音色でもありました。現代日本でも、地方の小さな教会ではリードオルガンがバリバリの現役なのですが、このことはなかなか知られることがありません。市井の人々を育てた音色の一つとして、リードオルガンはとても大切な楽器なのです!(`・ω・´)シャキーン

この動画で使っているリードオルガンの修復を行ったのは「才気堂」渡邉祐治氏。単なるピアノ調律師ではなくリードオルガンの修復家であり伝道師であり、さらにその枠をもはるかに飛び越えた大変な才人、底知れぬ発想にはいつも楽しい絶望感を感じさせられてしまっています(・o・ゞ
・調律師「才気堂」:http://saikido.blog.jp/
・渡邉祐治氏YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC6wktpotX7LAsEq-4diaaIA

2017年3月31日 (金)

ハイドンの生誕祭によせて "ソナタ ホ長調 Hob.XVI:31" の第1楽章を、高橋靖志氏によるクラヴィコードで

今日(3/31)は、ハイドンの誕生日ですよ〜。
ハイドンにも鍵盤楽曲はぎょ〜さんございますが、モーツァルトほど知られていないのがか〜なり残念で。

ソナタ第46番と言われることが多そうwな Hob.XVI:31 ホ長調の第1楽章、新潟の製作家:高橋靖志氏による5オクターブのクラヴィコードでどうぞ!(5年前の動画で御免w)

クラヴィコードは基本的に個々人が音楽と向き合うための楽器で歴史の表舞台にはなかなか登場しませんが、昔の音楽の世界では基本の基本として大切にされていたフシがあります。現代ではこのような楽器はもはや一部マニアックな好事家wだけのものとなってしまいましたが、実は古典鍵盤音楽を知る上で欠くことのできない楽器がクラヴィコード。この世界を知らずして現代ピアノを弾いても意味ないハズなんですけどね〜 (`・ω・´)シャキーン

もともと音量が非常に小さい楽器ですので、ノイズがまぁ気にならない程度の音量に抑えて少し能動的に「聴こう!」と念じながらw聴いてくださいませ〜(・o・ゞ

2017年3月27日 (月)

中島みゆき 作詞/作曲『桜らららら』&『ただ・愛のためにだけ』ピアノソロ:1894年ベーゼンドルファー社製ピアノ(ウィーン式アクション/85鍵)で

ウチの秘蔵っ子120年選手、ウィーンアクション85鍵の1894年製ベーゼンドルファーを使ったピアノソロで、中島みゆきの『桜らららら』と『ただ・愛のためにだけ』をどうぞ〜。

桜の季節は卒業/入学の季節とカブります。中島みゆきで卒業の季節と言えばなんと言っても『春なのに』ですが、同じように心に秘めた想いをそっと切なく語る詩が『桜らららら』でございます。そして切れ目なく続くのが『ただ・愛のためにだけ』。収録アルバムのララバイSINGER通り、この2曲を続けて録りました(・o・ゞ

この2曲のようにアコースティックギターの徹頭徹尾シンコペーションな伴奏っつ〜のをピアノで弾くのはなかなか困難で、ど〜してもイモくさくwなってしまうんですね〜。いや、まぁ、シンコペーションを「正確に刻む」こと自体は訓練でどうにかなりそうなモンですが、リズム感というシロモノは「時を正確に刻む」だけで自然発生してくれるような生やさしいモノではございませぬ。しかもこの2曲、シンコペ伴奏でありながら決して跳ねないはしゃがない、という恐ろしさを持っていることにオリジナルを聴きこんでみて初めて気づいたワタクシ。イヤ苦労しましたです ヽ( ̄▽ ̄)ノ

『ただ・愛のためにだけ』の一節、
 <これが始まりでも、これでおしまいでも
  ただ愛のためにだけ、生きてると言おう
なにやら「愛」という存在を大きく重く感じさせられてしまいますね〜(イヤ実際その通りですけどw)。ギター伴奏な軽いフォークソング的なノリに見せておきながら、決して跳ねないはしゃがない音楽にしているのも、むべなるかな。そ〜言えば『岬めぐり』なんつ〜フォークソングもあったなぁ・・・とか思い出したり。

余談ながら<ただ愛のためにだけ、生きてると言おう>の箇所のコード進行は、『麦の唄』の<麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へと育ってゆく>の箇所と同じですよ〜(・x・ゞ

2017年3月26日 (日)

ベートーヴェンの命日によせて『ピアノソナタ第31番 op.110』より第3楽章を、オリジナルブロードウッドピアノで

今日(3/26)は、ベートーヴェンの命日ですね〜。
後期三大ピアノソナタの一つ、ピアノソナタ第31番 op.110 の第3楽章を、この時期にベートーヴェンが所有していたピアノと同型でほぼオリジナルそのままで残っており、修復も最低限に止められているブロードウッド製フォルテピアノで弾きました。

2001年10月金沢の石川県立音楽堂のオープニングで『音楽堂 楽器博物館』が企画され(交流ホール)、大阪は堺の「フォルテピアノヤマモトコレクション」の楽器が確か6台展示されました。その楽器を使って2度の週末でコンサートを5回行いまして、いやはや、当然ながら曲目は全て異なるワケで、コレでか〜なり鍛えられましたわ〜(・o・ゞ

この映像は自分の小型デジタルビデオで録ったものですが、内蔵マイクの音が予想以上にマトモでびっくりでした。
・・・それにしても15年以上昔、ワタクシも別人ですねん(・x・ゞ

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