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2019年10月の22件の記事

2019年10月29日 (火)

グランドギャラリー東京ショールーム、紹介動画収録の巻

折に触れてお仕事をいただける茅場町のグランドギャラリー東京から、今回は楽器聴き比べ動画をお願いとのことで収録8台っ (`・ω・´)

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・スタインウェイ(227cm)&ベーゼンドルファー(225cm)&ベヒシュタイン(210cm)のいわゆる「3大メーカー」比較
・スタインウェイB型(210cm)ハンブルクとニューヨークの比較
・ニューヨークのみで少量生産されたA3(=long A)のニューヨーク修復とヨーロッパ修復の比較
そして行き掛けの駄賃でスタインウェイのフルコンサートグランド1台というなかなかに充実した陣容。

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収録ちぅに撮ってもらった写真が妙に らしくなく ハマっているので大〜公怪〜♪

2019年10月27日 (日)

北欧の化けものリードオルガンで、エルガーの「Vesper Voluntaries, op.14」から第1曲『INTRODUCTION』を

北欧はスウェーデンの K.A.Anderssons 社による1895年ごろ製と推定される3段鍵盤に足鍵盤付という化けものリードオルガンで、Elgar(1857-1934) の「Vesper Voluntaries, op.14」から第1曲『INTRODUCTION』を弾きました。人間の創意工夫と想像力は無限であらゆる分野にまさかの存在が隠されていますが、この化けものリードオルガンもその一つではないでしょうか。リードの数はゆうに1200本、足鍵盤があるので送風は当然ながら助手もしくは電動ポンプ。まだまだ修復途上な一大プロジェクトで、ムキ出しの送風機の音がヤカましいヤカましい。実はワタクシ体幹がめっぽう弱いため足鍵盤は全くダメなのですが、この楽器を前にしては試さないワケにもいかず(^ω^;;;

このオルガンを修復しているカナダのオンタリオ在住の Rodney Janzi は、サイトトップに「Sharing the forgotten sounds of the reed organ」と記している通り、リードオルガンという忘れられた世界を信じられぬほど精力的に発信している第一人者です。本業のかたわら(!)リードオルガンに本格的に取り組み始めたのは2008年のこと、以前からの木工趣味が活かせたということもありましょうが、現象を細かく細かく切り分けるコンピューター技術者という本業がリードオルガンという未知の世界を切り拓くために極めて重要なポイントだったのだろうと思います。この K.A.Anderssons 社 のオルガンなど大規模なオルガンの保管・修復場所は彼の本業のボスが好意で無料で使わせてくれている倉庫の二階とのことで、うむ、なるほど、そりゃ〜本業をストップするわけにもいかないですな(・x・ゞ

2019年10月25日 (金)

世界で8番目に美しい(?)街、タスコ(Taxco)

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メキシコシティの南バスターミナルからバスで3時間ぐらい、「世界で8番目」に意味があるかどうかはともかくとして、まぁとにかく白くて可愛い街です (*´-`)

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どこもかしこも急坂で、人も車もスベらずに器用に動いているのもカワイくて。それだけに歩きまわるのはな〜かなかキツくて往生しましたわ(^^;;;

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この白いワーゲンは名物タクシーで、それこそどこを歩いても目にできました。この街並みには最高にマッチしてますよね〜。

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どこの街にも中心部には市場が並んでいるものですが、この狭い狭い市場通りの活気とダラけぐあいが絶妙にブレンドされた雰囲気、いかにも中南米だなぁと。スペイン語はそれこそからっきしなのが残念ですが、まぁそれは仕方ないことw

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帰りのバスはタスコ発18:05、バスターミナルに21時に着いたら当然の屋台メシで満足、3つで75メキシコペソ=450円ですからね〜。残すは14時間のフライトで成田空港。このフライト、飛行機がボーイング787なのはイイですが、全くイケてないのはシートが妙〜に狭いこと。これだけ長時間のフライトで全てJALまたはANAとのコードシェア便なのに、LCCかと思わせられるほどなのには呆れさせられました。メキシコシティ〜トロント便のシートがそれなりに余裕があった(カナダ人デカいからなぁw)だけに格差感倍増。まぁ激安だったので仕方ないかしらんw

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2019年10月24日 (木)

早朝のメキシコシティ(空港→地下鉄→バス)

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さて早くも帰国ですが、トランジットがメキシコシティ5:10AM着で翌1:30AM発なので、バスで3時間ほどのタスコ(Taxco)に行けると気づいた我々。パスターミナルまで早朝の地下鉄バス乗り継ぎ決行でございま〜す。メキシコは治安が悪い悪いと取りざたされますが、現地の人は全員そこで普通の生活を当たり前に営んでいることを思えば、なぁにそれなりに注意さえすれば臆する必要なんぞございませぬ (`・ω・´)

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第2ターミナルから地下鉄の駅までは歩いて10分弱、まだ暗いのにほぼラッシュ状態でいやはやさすがです。地下鉄はスリや痴漢が多いから云々という情報もございますが、少なくとも我々はスリにも痴漢にもw遭いませんでしたし、撃たれもしませんでしたよ〜。

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どこか北京の朝を思い起こさせるような雰囲気がなにやら懐かしく、貧富の格差というのは庶民のエネルギーを生む原動力でもあるんだなぁとヒシヒシと。飼いならされた日本人の弱さもヒシヒシと感じてしまったワタクシってば (´・_・`)

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地下鉄なので乗継はきはめてスムーズ、7時にはバスターミナルに着いて8:30のタスコ行きバスのチケットをゲット、腹も減っているしいそいそと周りの屋台村の探索でござい (*´-`)

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座席指定のときに豪華3列シートバスなのが判明、満席の中で三時間爆睡できたのはまことに幸い!

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2019年10月23日 (水)

トロント郊外、シムコー湖の秋

かの不世出の大天才、グレン・グールドはシムコー湖のほとりのアプターグローヴ村に別荘を構えていて、いつも同じレストランで同じメニューのランチを食していたとのこと。さすがにそのレストランを突き止めてそのランチを食するなんて無茶でしたが、ひょっとしたら同じ土は踏めたかも知れません (*´-`)

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グレン・グールドが1982年に亡くなって既に40年が経とうとしていますが、好き嫌いはあるにせよ、彼の音楽がいわゆる「クラシック音楽」な世界に与えた衝撃は計り知れないです。表面的な好き嫌いで論じるのは自由ですが、是非とも「むちゃくちゃ変なのに全て決まりごとを守っている」という方向で聴き直していただきたく。

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グレン・グールドは、普通に弾こうと思えばいくらでも当たり前に「普通に」弾けたほどの人物です。その人物が敢えて「変なコト」を世に問うたのはナゼなのか、まぁ我々凡人には理解できないでしょうが、折に触れて考えても損はなさそうに思います (`・ω・´)

トロント近郊、保存鉄道三箇所めぐり(いづれも休業w)

帰りの飛行機はトロント空港1:00AM発なので、ドライブな1日。

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トロント周辺に何ヶ所か鉄道博物館や動態保存鉄道がある情報は拾えたのですが、平日ゆえことごとくお休みだったのがチト残念でした。まぁ逆に「やってない鉄道な風景」が撮れたので悪くはなかったかも(^o^;;;

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最初は「The Waterloo Central Railway」で、訊ねたらコソッと中に入れてもらえてはしゃぐ我々。やっぱり鉄道車両の「鉄のカタマリ」感覚は間近で見るとスゴい迫力で、オトコのコの血がサワぎっぱなしw

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デカい鉄のカタマリという意味では船舶の方が圧倒的なのですが、さすがにチト大き過ぎで逆に実感湧かず。やっぱり旧型な鉄道の無骨なメカメカしさってたまらないんですよね〜。古い楽器の無骨な感じとも同じなんですよ〜・・・と無理やりつなげてみるw

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さてお次は「The Halton County Radial Railway」でしたが、あらためて公式サイトを見るとやっていなくてホントに残念ですわ〜。

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・・・まぁやってたら3ヶ所もまわれなかったのもまた事実なんですがw

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そして3ヶ所めは「The South Simcoe Railway」で、これまた古くってカッコいい (*´-`)

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鉄道って普段はホームの上と車両の中しか見ていないのですが、それを支える下回りはまさに縁の下の力持ち。人間と比べて撮ってみると一目瞭然ですね。

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2019年10月22日 (火)

Rodney Janzi 邸表敬訪問!

リードオルガン協会の主要人物にして恐るべき実力者、Rodney Janzi 氏はトロントから今回の ROS gathering に向かう途中に居を構えておりまして、それならば帰るタイミングでお伺いしない手はござりませんで (*´-`)

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これは Rodney 邸の音楽室=ミニリードオルガン博物館。Rodney はわずか10年前にリードオルガンの演奏も修復も全くのゼロから始めたとのことですが、やはりコンピューター技術者ならではの的確な問題の切り分けが功を奏しているんだろうなと邪推しています。いわゆる「本業」のボスのご好意でドデカい倉庫の二階をタダで修復/保管場所として使わせてもらっているとのこと、そりゃ〜リードオルガンを本業に変えるワケにはいかないですね〜(^o^;;;

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この化け物のようなオルガンはスウェーデン製、やはり遠くに離れると物凄くて。離れても体感する音量はあまり減らず、雑音が少なくなって立体的なまとまり感ともいうべき不思議な感覚に襲われるんですね〜。信仰装置としての教会のためにオルガンが不可欠だったであろうこと、リードオルガンで体感できるとはホントに驚きでした。当の Rodney も自分で弾いていたら自分では聴けないわけで仰天しており、ワタクシが弾いたことにもそれなりに意味があったようです (`・ω・´)

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2019年10月21日 (月)

ROS Gathering 2019 最終日/午後「Fayette Opera House」

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はやくも本日は ROS gathering 2019 の最終日。隣のオハイオ州の「Fayette Opera House」まで一時間ぐらいのドライブでみんなで聴いたのは、Pam RobisonMichael Hendron という協会屈指の名手二人によるコンサート。

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舞台上にはリードオルガンとハルモニウムとカワイの木目調ピアノ、さらに舞台下には超大型の足鍵盤付リードオルガン、という威容。実は100年前にはリードオルガンとピアノの二重奏編曲がた〜くさん作られておりまして。まぁ打弦楽器と管楽器の合奏なので当然とも思えど、実際に目の当たりにすると色彩感の変化が何層にも拡がる実感が得られてなるほどなぁでした (*´-`)

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会場近くの紅葉が青空に映えて二度美味しい最終日となりましたでした。我々はその足で再び国境を越えてカナダ側へ。明日はこれまた超ド級の修復家(一応アマチュアですがそんなのどうでもイイくらいにぶっ飛んでます)である Rodney Janzi 邸の襲撃です(^^)

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ROS gathering 最終日午前/貸切収録!

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ROS gathering 最終日、午前中は完全にオフなのでせっかく日本から来たんだから動画の収録させてよ〜とお願いしたら、なんとなんと我々以外締め出しで3時間も時間を取ってもらえました (*´-`)

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こんなときに気合を入れ倒して鼻息荒くバシバシ弾き倒すwほど愚かなワタクシではもはやございませんで、まぁなんとか10台ぐらいは(弾き倒してるかw)収録できた手ごたえありです (`・ω・´)

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たかが3時間されど3時間、目移りするヒマなんぞあるハズもなく、なんとな〜くどの楽器がどんな感じかを考えつつ策を練っていたのが活かせられた、濃密な一瞬(=三時間)だったかも。

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これから録音チェックやら正しい表記のチェックやらやること山積みですが、ぼちぼち進めます。どうぞご期待くださいませ〜 (`・ω・´)

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2019年10月20日 (日)

ROS Gathering 2019 三日め、コンサート出演!

さて明日がホントの最終日ですが、午後にみんなで離れたところでのコンサートを見に行くだけなので、今晩は早くも「farewell party」なんですね〜。なんとワタクシ、事前に「パーティーの後に何人かでコンサートをすることになっていて出て欲しいんだけど、どぉ?」と訊ねられておりまして、そりゃ〜当然二つ返事でOKに決まっておりますがな (`・ω・´)

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進行役の Rodney Janzi に、ROS の直前に台風が東京を直撃して来られるか心配だった、との説明をしてもらえて感激。会場から遠い順に、日本、イングランド、カナダ、アメリカという4人の演奏者それぞれがパーティーのあとの余興にしてはまさかの一人あたり20〜25分という大充実のプログラムを組ませてもらえて、リードオルガンでできる様々な表現を盛り込むことができました。満場のウケがとれてホッ (*´-`)

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ROS Gathering 2019 三日め/午後「Congregational Church UCC of Jackson, MI」

ROS gathering 三日目の午後は近隣の教会「Congregational Church UCC of Jackson, MI」まで、1926年製のスゴいパイプオルガンの見学&体験会。ここには木目調の1895年ごろのスタインウェイB型もございまして、またコレが素晴らしい音色で (*´-`)

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完全に教会作りつけでパイプがま〜るで見えないというシロモノ。それでいてパイプの種類が半端ないと同時に最低音域の恐ろしいことこの上なし。音量があるわけでは決してないのですが、建物全体が振動してあらゆる方向から地鳴りが聞こえると同時に腰周りがムズムズするような感覚は、日本にいては決して体験できぬ感覚でしょう。

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この楽器でも渡邉祐治氏は都節的な音出しでアメリカンを煙に巻くというか、面白がらせるというか、呆れさせるというか。この才人、恐るべし。

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2019年10月19日 (土)

ROS Gathering 2019 三日め/午前「Ye Ole Carriage Shop」

ROS gathering では、地元の文化に触れる機会を作ってくれてそれがまた愉しいのですが、まことにとんでもない御仁をご訪問できました!

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「Ye Ole Carriage Shop」という古き佳き自動車工業な亜米利加のてんこ盛りなスペース、なんと呆れたことに全てオリジナルで、かなりお年のご様子ですが40年とかかけて個人でコツコツ揃えやがったという(`・ω・´)

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今回の ROS gathering 会場は Hanover という小さな村、みんなが宿を取っているのは Jackson という町で、この地 Jackson で作られた自動車の数々も当然ながらオリジナルかつ世界で数台しか残っていないシロモノも少なからず。

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子供部屋なコレクション、コカコーラなコレクション、足こぎ自動車なコレクションなどなど、いやはや素晴らしい人生を送ってきたんでしょね〜(*´-`)

ROS Gathering 2019 二日め

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ROS gathering 2019 の2日め、超〜強烈雨男なワタクシにしてはまさかのw快晴で、放射冷却のためか朝の気温が0度で車のガラスがばっちり凍りついていたのにビックリ。紅葉が綺麗なのは期待通りで、やったぜの朝(*´-`)

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修復工房併設の博物館なので(逆かもw)基本のお題が修復なのは当然のこと。調律&整音講座、風袋(ふうたい、空気袋のこと)張替の実演そしてリードオルガン演奏法解説に加えて、まさかのエジソン蝋管録音オリジナルを再生しながらの讃美歌講座、という大充実の一日(`・ω・´)

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アメリカはメシが決してウマくないのは織り込み済みですが、会場で供された lunch も supper もおそらく手づくりのためかwまことに美味だったのが嬉しい誤算(・x・ゞ

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風袋の張替えはくっそ面倒で時間がかかるのに、ま〜オトコのコたちってば実演を目の当たりにしながら疲れも見せずにしゃべくりながらだらだらと眺めつづけられるんですね〜。

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さすがに一人減り二人減りでしたけど(^o^;;;

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空き時間にはオルガンそっちのけでジグソーパズルに興ずる女性軍も(あ、あくまでも空き時間ねw)

2019年10月18日 (金)

"Reed Organ Society gathering", Conklin Reed Organ & History Museum, MI

今回の "ROS gathering" はミシガン州で公共交通機関では全く行けない場所、渡邉祐治氏にドライバーを任せられるのをイイことにトロントまで飛んだwので、まさかの いわゆる「南回り」(というのか?) だったんですよ〜。トロント空港到着が23:30なのは、さすがに長かったかも(^o^;

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翌朝、トロント空港でレンタカーを借りてハイウェイを数回曲がったら このまま350km と出てノケぞったのでした。カナダにしてもアメリカにしても、狭い日本とは広さの感覚が全くもって違うんですよね〜。このカーナビが日本語なのは、例によって Apple の「carPlay」のおかげ。iPhone をUSB接続すればそのままカーナビになるというスグレモノで、いやはやホントに頼りになりました!

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さて、今回の『ROS gathering 2019』は国境を越えてさらに200kmぐらい、デトロイトのさらに西の方のわずか人口450人弱の小さな村にある、なななんとリードオルガンが100台もある博物館にて開催〜 (`・ω・´)

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まぁ「fully restored」と謳っているワリにはいささか雑で音がちゃんとは出ない個体も少なからずですが、この威容を見てしまうと、そこに触れるのはヤボですね。しかもこれほどの台数なのにホコリがほとんどたかっていないのにはビックリでした。

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演奏家という存在はごくごく一部の超〜売れっ子以外はなかなか裕福にはなれないwのが悔しいのですが、まぁだからこその悪知恵がまわって冗談のように安い(往復コミコミ73000円とは破格ちぅの破格でしょ!)航空券を手に入れられたのは幸運でございました(*´-`)

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2019年10月17日 (木)

メキシコシティの屋台通りすがりの巻

今年は2年に一回のリードオルガン協会の大会の年(2年前はこちら)、安い航空券を探していたら、なななんとAeromexico 航空の激安チケット(コミコミ73000円ナリ!)が転がりこんできて、まさかの中南米初体験となりましてな(`・ω・´)

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今回も当然ながらいつもの凄腕リードオルガン修復師の渡邉祐治氏と一緒、メキシコシティ空港でのトランジット6時間の間でちょっとだけ地下鉄に乗って2駅の Pantitran で降りたら、なんとも香ばしい雰囲気に二人とも大興奮。

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適当に歩いたら今乗ってきたばかりの地下鉄の跨線橋に出くわして、見回したらさっそく見つけましたぞの屋台通り (*´-`)

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やはり本場の屋台で食うタコスではなくトルタ( torta 、メキシコ風ホットサンド)はむっちゃウマいのなんの。言葉なんて通じなくても大丈夫!(実はタコスを頼んだつもりでトルタになったのはココだけのハナシw)

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この通りは空港第二ターミナルに続いているのになんとも庶民的な通りで、メキシコシティで一二を争うほどに治安が悪いとの一般的な旅行情報も理解できなくもないかも。まぁあたしゃ鈍感なので気づかなかっただけかも知れませんが、少なくとも撃たれたりスられたりはしてませんぞ(^x^;;;

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2019年10月12日 (土)

フロール・ペーテルス『OFFRANDE』を、100年前の大型リードオルガンで

ボストン近郊の Bridgewater で1930年代始めまで頑張っていたパッカード社1905年製の大型棚つきリードオルガンで、Flor Peeters(1903-1986) の「60の小品集」より『OFFRANDE/お供えもの』を弾きました。

この手の大型棚つきリードオルガンは100年ちょい昔の北米にはごく普通にあった楽器です。見た目はパイプオルガンに匹敵するくらいに派手ですが、実は普通の箱型のリードオルガンの上に豪華な装飾棚(しかも意外と軽いw)を載せているだけなので、構造や機能自体は普通のリードオルガンと一緒と考えて差し支えないのでした。見た目で身構える必要は全〜然ないんですよ〜(・o・ゞ

Flor Peeters/フロール・ペーテルス(1903-1986)はベルギーで活躍した作曲家&オルガニストです。くくりとしては一応「現代作曲家」ですが、作曲は基本的に古いスタイルでおこなっています。この「60の小品集」の出版は1955年で、とりわけ親しみやすい小品の数々が手鍵盤のみで弾けるように書かれています。まことに魅力的な作品集ですぞ。

リードオルガンの魅力は大向こうをウナらせるような超絶技巧では断じてなく、柔らかく優しい世界観にこそ。忙しすぎる現代人にこそ、この世界でユルんでいただきたいなぁと思ってやまないワタクシでありま〜す。

2019年10月11日 (金)

『YELL - いきものがかり』を、100年ちょい前の大型リードオルガンで

いきものがかりの『YELL(2009年)』を、100年ちょい前の1905年に北アメリカのパッカード社で作られた棚付きリードオルガンで弾いてみました。現代の音楽に100年前のリードオルガンをどこまで追随させられるか、どうぞお愉しみくださいませ!(`・ω・´)

リードオルガン(足踏みオルガン)はロクに修復がなされていないことが少なからず、そのためもあって「懐かしいね〜」だけで強制終了wされてしまいがちな楽器ですが、実はマトモなリードオルガンは多彩な表現ができる可能性に満ちた楽器なんですよ〜。リードオルガンは現代的合理的な設計がされておらず修復の労が「 馬 鹿 馬 鹿 し い く ら い に 面 倒 」なのですが、館林の渡邉祐治氏はその馬鹿馬鹿しさをゴマかさずに根本から精密にできる希有の大職人です。

リードオルガン修復:渡邉祐治
https://www.youtube.com/channel/UCSiix1iGPuO6XR54th_BjHw

「100%理想的な状態」というのがやはり理想論でしかあり得ないのは、人間稼業を続けていれば感づかれているかと思います。多かれ少なかれ限定された状況で「カタチにして仕上げる」ためにはやはり愚直で泥臭い作業に勝るものはなし、渡邉氏の手にかかったリードオルガンを弾くたびに、ホント痛感させられます。

いわゆるクラシック音楽な作曲家でオルガンを弾いていたヒトがかなり多いという史実、意外と重要視されない印象があります。また、壮大華麗な大パイプオルガンだけがオルガンではなく、リードオルガンやハルモニウムなどの足踏み送風式のオルガンは100年ちょい昔の欧米ではごくごく普通に目にするような楽器だったこともなかなか着目されません。さらには日本でも明治維新後に最初に広まったどこにでもあった鍵盤楽器はリードオルガンで、かのヤマハもカワイもオルガン製造から会社を興したのですが、電子ピアノ隆盛の現代では「ナニそれ?」だったりするのがまことに遺憾ですね〜 (´・_・`)

2019年10月10日 (木)

ハイドンの『ソナタ Hob.XVI:20 ハ短調』から第二楽章を、バッハアカデミー(大宮公園)の1927年製ベヒシュタインL型(165cm)で

大宮公園の「バッハアカデミー」主宰の山田康弘氏が「ドミソを弾いただけで惚れ込んだ」・・・という、まさに運命的な出会いをした1927年製のベヒシュタインL型(165cm)を使って2019年10月5日におこなった演奏会:古き佳き時代をめぐる旅路 の実況録画です。ハイドンの中期の傑作と言われる『ソナタ Hob.XVI:20 ハ短調』から第二楽章を、最初っから最後まで右ペダルをベタ踏みしっぱなしで 弾いていてみました (`・ω・´)
・バッハアカデミー:http://www002.upp.so-net.ne.jp/bach/

ハイドンやモーツァルトの時代のフォルテピアノのダンパー機構は「膝レバー」であったと信じられて疑いないようですが、実はかなりの割合でもっと古い「ハンドストップ(=手動式)」という機構だったのです。ということは細かいパダル操作は全く不可能で、ダンパーを上げるならしばらく上げっぱなし、という使い方だったのですよ〜。まぁそれを現代の楽器に無批判で使うのは愚の骨頂ではあるのですが、古いベヒシュタインという音それぞれが混ざらずに別れて聴こえるピアノを弾く機会に恵まれたのならば試したくなる、ってぇのは悪知恵(悪ノリとも言うw)なオトコのコとして当然の姿でありま〜す。どうぞご期待くださいませ〜。

つくづく思いますが、楽器って新しい古いに関わらず「出会った必然」を耳にすることが少なくなく、なんだかわからないですが「単なるモノ」ではない存在なんですよね〜。まぁ現代の工場で作るような楽器に比べれば、古い楽器の方が作り手が込める手の力そして意思の力ははるかに強かったであろうことは容易に想像できますし、古い楽器の方が「いろんな運命」を感じることが多いような気もしますが、電子楽器の周りであっても「出会いの感動」はちゃぁんと存在しているようです。このベヒシュタインL型がバッハアカデミーにやってきたのは2018年4月とのこと、1年半を経て空気にもなじんできたことでしょう、光栄にもお声をかけていただけて演奏会ができました。古いベヒシュタインで良い修復がされているようで、古臭い音色ではなく現代的に平板になりやすい(おっとw)わけでもない、という素晴らしい楽器です。

 

2019年10月 9日 (水)

ショパン『前奏曲 op.28-4 ホ短調』を、100年前の大型リードオルガンで

ボストン近郊の Bridgewater で1930年代始めまで頑張っていたパッカード社1905年製の大型棚つきリードオルガンで、Chopin(1810-1849) の『24の前奏曲 op.28』から、第4番ホ短調を弾きました。

ショパンは、この曲と第6番ロ短調そしてモーツァルトのレクイエムを葬式で演奏して欲しいという遺言を遺して旅立ちました。ショパンは学生時代にピアノだけでなくオルガンも習っており、それどころか学校のミサの奏楽を任されるほどの名手だったのですが、あまりにも即興の才が勝りすぎていて奏楽の進行そっちのけで楽想のおもむくままに弾き続けてしまったことも少なからずだったとか。人類の歴史の残るほどの大天才の少年時代として、いかにもありそうなエピソードだと思いませんか?

この手の大型棚つきリードオルガンは100年ちょい昔の北米にはごく普通にあった楽器です。見た目はパイプオルガンに匹敵するくらいに派手ですが、実は普通の箱型のリードオルガンの上に豪華な装飾棚(しかも意外と軽いw)を載せているだけなので、構造や機能自体は普通のリードオルガンと一緒と考えて差し支えないのでした。見た目で身構える必要は全〜然ないんですよ〜(・o・ゞ

リードオルガンの魅力は大向こうをウナらせるような超絶技巧では断じてなく、柔らかく優しい世界観にこそ。忙しすぎる現代人にこそ、この世界でユルんでいただきたいなぁと思ってやまないワタクシでありま〜す。

2019年10月 7日 (月)

中島みゆき 作詞/作曲『伝説』ピアノソロ:1894年ベーゼンドルファー社製ピアノ(ウィーン式アクション/85鍵)で

中島みゆきの『伝説』を、いつもの1894年製アンティークピアノで弾きました。

この『伝説』は1996年に発売されたアルバム《パラダイス・カフェ》の2曲めに収録されています。元々は1994年の映画『四十七人の刺客』(監督:市川崑)のために作られたのですが、すでに別の曲の起用が決まっていたことでお蔵入りとなってしまった曲です。このエピソード、なんだかこの曲の詩と相通じるような気がしませんか?

 風につづるしかなかった手紙 あなただけは読んで
  雪でつくるしかなかった形見 あなただけを抱いて
  記された文(ふみ)だけがこの世に残ってゆく
  形ある物だけがすべてを語ってゆく
  叫べども あがけども だれがそれを知るだろう
  だれも だれも だれも……
  (だれも だれも だれも……)>


>や<>を使うのは中島みゆきの常套手段で、やはり十勝平野ど真ん中の帯広で青春を送り感性を育んだ環境あればこそでしょう。風も雪も人間ごときの力では太刀打ちできないほどに強大な相手なのですが、過ぎ去ってしまえば嘘だったかのように跡形もなく消えてしまうこともまた同じ(被害ばかりが残ることもまた同じか(^^;;;)自分ごときの存在なんて広大な宇宙の中ではどれほどのものでもない、という意識に人知れず心乱れつつせめて被害ぐらいは与えたいモンですが、いやいやいやw

この曲ってタイトルとして『伝説』という言葉がつけられているのに、実際に詠われているのは残る伝説ではなく風や雪のように消えてしまう方の伝説、というのがなかなかのねじれっぷりですね。まぁ消えてしまう存在であってもてめぇは叫んであがいて精一杯生きねばならぬのが世の常でございまして、なんとも切ないです。そう感じないで人生を送れるようなおめでたさが羨ましくなることもありますが、それはそれでまたフクザツな人生であるという現実もあり。

この詩の<あなた>とは想いびとでも自分の理解者でもなんでもいいですが、とにかく<あなた>という存在を乞い願う気持ちは自分がただ消えるだけでない何か生きている証(=実感)を乞い願う気持ちなのでしょう。人間とは一個の孤独な存在なのは確かですが、本当に孤独になってしまうと生き続けるのは不可能であります。消える伝説も残る伝説もございますが、残る伝説であっても分野が違えば気にも留められないのが当然のことでして。それにかかわらず、全てのひとの生きざまは『伝説』にふさわしい存在なのです。存在自体が消えてしまうことは断じてございませぬぞ (`・ω・´)

 100億の人々が
  忘れても 見捨てても
  宇宙の掌の中
  人は永久欠番
『永久欠番』1991年)

2019年10月 3日 (木)

フロール・ペーテルス『TALE』を、100年前の大型リードオルガンで

ボストン近郊の Bridgewater で1930年代始めまで頑張っていたパッカード社1905年製の大型棚つきリードオルガンで、Flor Peeters(1903-1986) の「60の小品集」より『TALE/おとぎ話』を弾きました。

この手の大型棚つきリードオルガンは100年ちょい昔の北米にはごく普通にあった楽器です。見た目はパイプオルガンに匹敵するくらいに派手ですが、実は普通の箱型のリードオルガンの上に豪華な装飾棚(しかも意外と軽いw)を載せているだけなので、構造や機能自体は普通のリードオルガンと一緒と考えて差し支えないのでした。見た目で身構える必要は全〜然ないんですよ〜(・o・ゞ

Flor Peeters/フロール・ペーテルス(1903-1986)はベルギーで活躍した作曲家&オルガニストです。くくりとしては一応「現代作曲家」ですが、作曲は基本的に古いスタイルでおこなっています。この「60の小品集」の出版は1955年で、とりわけ親しみやすい小品の数々が手鍵盤のみで弾けるように書かれています。まことに魅力的な作品集ですぞ。

リードオルガンの魅力は大向こうをウナらせるような超絶技巧では断じてなく、柔らかく優しい世界観にこそ。忙しすぎる現代人にこそ、この世界でユルんでいただきたいなぁと思ってやまないワタクシでありま〜す。

2019年10月 1日 (火)

『Lemon - 米津玄師』を、100年ちょい前の大型リードオルガンで

米津玄師の『Lemon(2018年)』を、100年ちょい前の1905年に北アメリカのパッカード社で作られた棚付きリードオルガンで弾いてみました。現代の音楽に100年前のリードオルガンをどこまで追随させられるか、どうぞお愉しみくださいませ!(`・ω・´)

リードオルガン(足踏みオルガン)はロクに修復がなされていないことが少なからず、そのためもあって「懐かしいね〜」だけで強制終了wされてしまいがちな楽器ですが、実はマトモなリードオルガンは多彩な表現ができる可能性に満ちた楽器なんですよ〜。リードオルガンは現代的合理的な設計がされておらず修復の労が「 馬 鹿 馬 鹿 し い く ら い に 面 倒 」なのですが、館林の渡邉祐治氏はその馬鹿馬鹿しさをゴマかさずに根本から精密にできる希有の大職人です。

リードオルガン修復:渡邉祐治
https://www.youtube.com/channel/UCSiix1iGPuO6XR54th_BjHw

「100%理想的な状態」というのがやはり理想論でしかあり得ないのは、人間稼業を続けていれば感づかれているかと思います。多かれ少なかれ限定された状況で「カタチにして仕上げる」ためにはやはり愚直で泥臭い作業に勝るものはなし、渡邉氏の手にかかったリードオルガンを弾くたびに、ホント痛感させられます。

いわゆるクラシック音楽な作曲家でオルガンを弾いていたヒトがかなり多いという史実、意外と重要視されない印象があります。また、壮大華麗な大パイプオルガンだけがオルガンではなく、リードオルガンやハルモニウムなどの足踏み送風式のオルガンは100年ちょい昔の欧米ではごくごく普通に目にするような楽器だったこともなかなか着目されません。さらには日本でも明治維新後に最初に広まったどこにでもあった鍵盤楽器はリードオルガンで、かのヤマハもカワイもオルガン製造から会社を興したのですが、電子ピアノ隆盛の現代では「ナニそれ?」だったりするのがまことに遺憾ですね〜 (´・_・`)

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