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2018年9月の17件の記事

2018年9月30日 (日)

チェコフェスティバル@原宿クエストホール

台風が来る前に、原宿クエストホールのチェコフェスティバル襲撃〜(*´-`)

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おなじみペトロフピアノのピアノプレップ、モラヴィアワインのプシトロス、そしてチェコのファーフェルト(=兎毛)帽子TONAKの時谷堂百貨に仁義を切ってと。

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昨年一昨年の会場も悪くなかったですが、格段に広くなって大充実でございま〜す(`・ω・´)

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・・・既に昼どきで大混雑だったりσ^_^;

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2018年9月28日 (金)

魚料理 海幸@湯本

ひさびさに福島は浜通り、いわき市に遠出。もはや恒例となったいわきアリオスのチェンバロ&オルガン弾き込み人夫でござ〜い( ´ ▽ ` )

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まぁその前に腹が減っては戦はできぬ・・・とゆワケで、世話役氏による新規開拓の店にて豪華海鮮刺身定食。刺身が基本1cm厚という量はさすがに想像の斜め上、あまりの量の刺身で飽きそうになったのは初めてかも(*´-`)

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2018年9月25日 (火)

歴史的ピアノ&リードオルガン、楽器解説&演奏会@群馬、童謡ふるさと館 大盛況御礼

昨日(9/24)の群馬県みどり市「童謡ふるさと館」での リードオルガンを知ろう聴こう触ろうイベント辺鄙な山間に史上最多の83名さまがお出ましになる大盛況となり、一同ビックリでした。喫茶コーナーの椅子まで総動員することになり、空調の無い(!)ホールの熱気はなかなかのものでした。急遽、休憩時間にみどり市の水道水がふるまわれ(なにしろ無料イベントで御免w)、これがまた格別に美味。やはり日本は美味しい水の国であることまでも実感できました。

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デジタルな方向に振れすぎた現代の忙しさやら歪みやらは、デジタルな方向でリセットできるはずはございません。現代人に必要なのは浅薄な懐古趣味では断じてなく、生き物である自分を再発見できるアナログな優しさ温かさこそ。リードオルガンはもはや生産されていませんので、現代の目覚ましい技術革新とは無縁なところがまた幸いでしょう。まして楽器は1900年ごろにカナダで作られた豪華棚付きリードオルガンですから、アナログな方向を体験していただくにはまたとない環境。

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演奏曲目はその場のノリで決めて、こんな感じになりました(・o・ゞ

A. ルビンステイン へ調のメロディー
ヴァーグナー   『タンホイザー』から「巡礼の合唱」
マスカーニ    『カヴァレリア・ルスティカーナ』から「間奏曲」
ヴェルディ    『椿姫』から「前奏曲」
モーツァルト   アヴェ・ヴェルム・コルプス

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リードオルガンに限らず楽器とは表現の手段ですから、常に「新しいナニか」を生み出せる存在。リードオルガンはテキト〜に弾くだけで「なにやら懐かしい感じ」が醸し出されるある意味「お得」な楽器ですが、そこにぬくぬくと止まってしまってはあまりにももったいない。会場は確かに「童謡ふるさと館」ではありましたが童謡な方向は渡邉さんの解説に任せ、敢えて楷書なクラシック音楽の方向にしてみました。

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終了後は楽器に自由に触ってイイよでしたが、あまりの大盛況に全員にゆっくりと楽しんでいただけなかったのがチト心残りでした。「童謡ふるさと館」は普段は空いていますので、スタッフに声をかけていただければ1時間程度は弾かせてもらえます。わざわざ出向くだけの価値のある場所ですよ〜 (`・ω・´)

2018年9月24日 (月)

東武鉄道→わたらせ渓谷鐵道神戸(ごうど)駅

本日(9/24)は、群馬の山に分け入って行く「わたらせ渓谷鐵道」の神戸(ごうど)駅2kmの『童謡ふるさと館』にてリードオルガンを紹介する本番。ウチは葛飾区なので北千住から東武鉄道、なかなか快適な道程でありま〜す。車窓はいわゆる新興住宅地の最初期の景色で、ある意味「昭和」なのかも(・o・ゞ

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北千住からわたらせ渓谷鐵道の入り口の相老(あいおい)までは特急りょうもう号で1時間40分、そして神戸(ごうど)までのんびり43分、コレ、まことに快適な移動ですぜ。8月末に訪ねたときに「線路上にイノシシの子供が出たので減速しました」の車内放送に車内大騒ぎにwなったりして。

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神戸(ごうど)駅の構内には、1960年に登場した豪華な特急電車1720系「デラックスロマンスカー(DRC)」の車両を使ったレストランがあり、これがまた微妙に食堂車の雰囲気になっていて昭和な旅情満点。座席上の棚までそのままなのが実にヨいです。

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グンマーの入り口はJR高崎線だけではございませんぜ。今、浅草には外国人観光客が大挙して押し寄せているわけで、浅草を起点とした外国人向け日帰りツアーなんて何本も企画できるはず。特急りょうもう号が1時間に1本運転している利点はもっともっと活かせるでしょ・・・と思ってしまうワタクシの大学での専門は観光・レクリエーション計画だったり。・・・黒歴史とも言う(・x・ゞ

2018年9月19日 (水)

トーク会【フォルテピアノを語ろう】@スタジオピオティータ

本日(9/19)のフォルテピアノを語ろうトーク怪、例によって和気藹々な雰囲気で楽しゅうございました。しぅべるとの「楽興の時第3番」のさわりをチェンバロで弾いてみたのが、我が悪事の白眉(`・ω・´)

フォルテピアノな世界は複雑極まりない世界。それがためにその複雑さを前面に押し出してしまうと敬遠され、かと言って単純にしてしまうと誤解されてしまう、という厄介さがありましてナ( ´ ▽ ` )

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それを多方面から優しく楽しくときほぐしていく白沢達生氏の話術そして幅広〜い知識、いつもながら圧倒されましたわ。

お次は24日にグンマーはわたらせ渓谷鐵道沿線にて、リードオルガンの会。風光明媚なところで優しいリードオルガンの音色が愉しめますよ〜(*´-`)

<日時>  2018年9月24日(月祝)14時〜15時半
<会場>  群馬県みどり市童謡ふるさと館童謡ホール(みどり市東町座間367-1)
<参加費> 童謡ホール入場料のみ、200円
予約・問い合わせ みどり市童謡ふるさと館 0277-97-3008

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2018年9月17日 (月)

ショパン『マズルカ op.33-1』を、1930年製スタインウェイのアップライトピアノで

わたらせ渓谷鐵道の神戸(ごうど)駅から2km程度、群馬県みどり市「童謡ふるさと館」所蔵のスタインウェイ1930年製K型アップライトピアノを使って、ショパンのマズルカ op.33-1 を弾きました。『ピリオド楽器による第1回ショパン国際コンクール』に便乗するワケでもございませんが、古〜い(ボロいとも言う)現代楽器wによるショパンでございます。

言い古されたハコモノ行政の問題、自治体関連のハコモノに納入された楽器はえてして担当が変わるたびに疎まれる存在となり、売りつけたw業者の方も面倒なので売ったらほったらかし、いつしか見て見ぬ振りをされて人知れず朽ち果てる・・・という残念な現実があるようで。まぁこれは行政に限らず、同じように放置されて朽ちるに任されている楽器は決して少なくないようで。「童謡ふるさと館」の鍵盤楽器たちも似たような状況でしたが、運良く識者に再発見されて2018年前半に2台がなんとか復活を遂げました。この機会に音色を紹介できることを光栄に思います! (`・ω・´)シャキーン

このスタインウェイK型は昭和天皇妃(=香淳皇后)のために宮内庁から注文されたピアノで、妃殿下のピアノ教師であったコネリー教授が第二次大戦のために退任する際に下賜されたものです。このピアノはコネリー教授の死後に弟子の手に渡ってさらに業者の手に渡り、やがて「童謡ふるさと館」に納入されました。また、昭和63(1988)年8月に千葉県の船橋西武デパートに展示されたことが確認されています。

高齢のピアノで万全の状態ではありませんが、古いスタインウェイのアップライトピアノらしく、とりわけ低音の深い響きが印象的な楽器です。わたらせ渓谷鐵道の神戸(ごうど)駅から「童謡ふるさと館」までの道のりは渓谷散策コースで、渡良瀬の美しい自然と貴重な遺産を耳だけでなく全身で体感できる有意義な1日がもれなくついてまいります。車では味わえないのんびりコースは、忙しい現代人にとって大切なうるおいとなるに相違ありませんぞ。

2018年9月16日 (日)

なみき食堂@池袋

午前、いつもお世話になっている 梅岡楽器サービス の本番前フォルテピアノ弾き込みに出動。しばらく前に弾いた世界的名手の残り香が濃厚で、自分程度の技量では逆に鳴りをそこないはしないかと戦々恐々なるも、無事に楽器全体に音響振動を行き渡らせることができて一安心(^^)v

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ご褒美は池袋奥の院wの正しい隠れ家食堂、昭和9年創業とのこと。定食メニューはないものの、一品にご飯&味噌汁が発注できるので各種組み合わせが可能、という正しさ。店の中も昭和中期で止まったままで、実は戦災に合わなかったこのあたりは下町よりも下町らしさが残っているのかも知れませんね〜。

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香ばしいメニューの数々で迷いましたが、生姜焼きは無難かつ王道かなぁと。チキンライスも捨て難かったかも(・o・ゞ

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2018年9月13日 (木)

グランドギャラリー岡崎訪問

7月27日に「ニューヨーク・スタインウェイ long A型お披露目演奏会」のお仕事を承った、愛知県は岡崎市の「グランドギャラリー」から、今度はヴィンテージ楽器のYouTube宣伝用動画の収録依頼がまいりましてな(・o・ゞ

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東京から岡崎までは新幹線と名鉄とで片道3時間程度、弾丸往復で7台分の動画を一気に録ってきました。豊橋で名鉄に乗換、おぉ、ここは旧型国電が走っていた35年前にときどき出向いていた飯田線との共用ホーム・・・とか思いつつ東岡崎駅に到着。二昔前ぐらいの駅ビルが健在なのはまことによろしい。

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今回のお題はヨーロッパ某所で積極的に手を加えて再生された、100年程度昔のスタインウェイ5台にベヒシュタイン2台。もはや「コレが昔の〜ですぞ」とは言えないほどに手が掛けられていますが、楽器としては「あり」な存在。ワタクシ自身の趣向はもちろんあくまでもオリジナルに忠実な方向なのですが、さすがに100年も経った楽器はオリジナルの部品が残っているとしても経年変化そして履歴の個体差が必ず生じていることを忘れてはなりません。古いモノを「これこそが本来の姿!」とかなんとかあがめ奉るのは自由ですが、あたしゃ「それだけぢゃないでしょ」と思いますね〜ヽ( ̄▽ ̄)ノ

さて動画収録。どんなに優秀な技術者の手がかけられていても、自分の感覚を総動員して最低でも15分程度の音出しをして「すり合せ」をしないと、楽器の音を録る意味はございません。ましてここグランドギャラリーは品揃えが呆れるほど豊富すぎるwので、普段から音出しするのは物理的にも不可能。となれば、音出しせずに収録するのはあり得ず、その結果で曲を決めないとよろしくな〜い。選曲と音出しそして本番収録を7台分というのは、いかに2分程度の動画収録と言っても7時間ぶっ続けになるワケで、音楽では全く疲れないワタクシもさすがに最後はちょっとクラッとしたかも(^^;;

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予約時間ギリギリ(ちょっと過ぎたかなw)で、グランドギャラリー社長ご推薦のJR岡崎駅前のイタリアン『Osteria Ottimo』へ。ココがまた超絶に素晴らしく、紹介したいと思えど今どきホームページ無しとは恐れ入ったかも。JR岡崎駅周辺に用事のある方はめったにおらんでしょうが(^^;;

2018年9月12日 (水)

フォーレ『レクイエム op.48』から第4曲「Pie Jesu(慈愛深きイエスよ)」を、1900年ごろカナダはベル社の豪華棚付きリードオルガンで

『第1回ピリオド楽器によるショパン国際コンクール』ネタの次は、フォルテピアノなんぞよりもっともっとマイナーなリードオルガンです。リードオルガンは足踏み式かつ「吸い込み式」のオルガンで、パイプオルガンやハルモニウムのように空気を圧力をかけて貯める「吹き出し式」のオルガンとは全く性格が異なります。どう異なるかって、なかなか難しいのですが、論より証拠で動画をとにかくアップし続けますね〜 (`・ω・´)シャキーン

わたらせ渓谷鐵道の神戸(ごうど)駅から2km程度、群馬県みどり市「童謡ふるさと館」所蔵のカナダはベル社の1900年ころの豪華棚付きリードオルガン(17ストップ!)を使って、フォーレ(フォレ)の『レクイエム op.48』の第4曲「Pie Jesu(慈愛深きイエスよ)」を弾きました。フォーレ(フォレ)のレクイエムの中でもきわだって輝く珠玉の調べ、このような曲ではやはり外国の柔らかく美しいリードの音色が真価を発揮しますね〜。空気圧をゼロにして鍵盤を下げても音が出ない状態にしてから足ふいごを静かに踏み始めると、音が滲み出してくるかのような雰囲気が現れます。これはまさにリードオルガンでしかできない表現です (`・ω・´)シャキーン

このベル社のリードオルガンは1900年前後に北米で隆盛を極めていた豪華棚付きリードオルガンの生き残り。小学校低学年の授業で使われていた程度の楽器、というリードオルガンのイメージとは全く異なる堂々たる楽器です。管楽器や歌唱のイメージは「レガート」という表現に取り組む上で必要不可欠。リードオルガンは管楽器かつ持続音を得意とする楽器で、しかも空気を足踏みペダルで送るのですから工夫次第で強弱表現が可能、というかなり楽しい楽器です。素直で温かくしかも演奏者の悪知恵w次第で管楽器としての多種多彩な表現ができる魅力は、一部の世界だけに留めさせるにはあまりにも惜しい世界です。

リードオルガンの魅力は大向こうをウナらせるような超絶技巧では断じてなく、柔らかく優しい世界観にこそ。忙しすぎる現代人にこそ、この世界観の大切さをお伝えしたいワタクシでありま〜す。論より証拠、リードオルガンの表現力の幅広さをどうぞ!

2018年9月11日 (火)

『第1回ピリオド楽器によるショパン国際コンクール』つれづれ、ショパン『ピアノソナタ第3番 op.58 第3楽章』『ノクターン遺作 ハ短調』をJ.B.シュトライヒャー1843年製イギリス式フォルテピアノで

今、ポーランドでは『第1回ピリオド楽器によるショパン国際コンクール』が開催されており、そこそこの盛り上がりwを見せているようですね〜。この類の「競う音楽」にはとんと関心がないワタクシですが、路傍の一介のフォルテピアノ人として少しは見ておかないと・・・ということで10本ほど公式YouTubeを見てみました(・o・ゞ

誰のどの演奏を見たかは申し上げません。まぁコンクールという場なんつ〜のは好む好まざるに関わらず演奏者が 「 滅 菌 消 毒 」 されてしまう異常な場ですから無理もないのですが、そのような場での演奏では、フォルテピアノを「使った演奏」であってもそれだけで時代の雰囲気が自動的に醸し出されるハズもなく、機構の異なる鍵盤を「確実に操作」できたとしてもそれだけでフォルテピアノの多彩な表現の可能性に肉薄できるハズもなく。フォルテピアノによる「耳新しい/耳慣れないショパン」を多様性と感じ取った方々が数多く生まれて嬉しいと思う反面、科 学 が 未 発 達 で 周 り に 神 さ ま や ら 悪 魔 や ら 妖 精 や ら 魑 魅 魍 魎 や ら が 跋 扈 し て い た 昔 の 世 界 は こ ん な モ ン ぢ ゃ ね 〜 ぞ・・・とも思うワタクシであります。性格悪くて御免(^◇^;

それでも、この『第1回ピリオド楽器によるショパン国際コンクール』でフォルテピアノの世界がよ〜やっとクラシック音楽の表舞台に出て来られたわけで、ホントめっちゃ嬉しいです。ナチュラルトランペットなどが現代楽器のオーケストラに入ることが珍しくなくなってきた現代、鍵盤楽器の世界もどんどん進化してきているのが嬉しくもあり、牧歌的反動的な世界に棲むオジさんwとしては引退の危機を常に感じさせられて戦々恐々とも (((( ;゚Д゚)))

フォルテピアノ(に限らず昔の楽器ね)は昔の人々と同様、一台一台がおそるべき個性を備えています(コピー楽器はその限りにあらず)。扱うのが難しかったり、整合性が取れていなかったり、そもそも友だちとしてどうなのよという奴も普通におりますwが、その全てが昔の世界です。願わくば、滅菌消毒された現代エリートな世界だけでなく、魑魅魍魎の跋扈する世怪wにも関心を持ってくださりますように。

ウィーン式フォルテピアノの製作家として名高いJ.B.シュトライヒャーによる、ウィーン式ではなくイギリス式の1843年製オリジナルフォルテピアノで、ショパンの有名なピアノソナタ第3番 op.58 第3楽章そしてノクターン遺作 ハ短調をどうぞ。この楽器はいささか現代的な方向の修復がなされていますが、現代の聴きやすく弾きやすいフォルテピアノの方向として非常に意味のある楽器です。



2018年9月 9日 (日)

アズール弦楽合奏団本番!

メンバー全員が大人になってから楽器を始めたという、アズール弦楽合奏団演奏会の本番。あたしゃ偽チェンバロ&偽ピアノで応援ですぞ( ̄∇ ̄) エキストラは各パート多くても二人、この頑張りを見よ!(`・ω・´)

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開場直後です。豊洲シビックセンターのホールは、こんな感じで外が見られるんですね〜。さすがに本番ちぅにはやりませんが(^^;;

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アンコール直前の偽ピアノの席から。外が見られる状態にしたら指揮者がエラくまぶしかったらしい(・x・ゞ

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2018年9月 8日 (土)

ドヴォジャークの誕生日によせて『ワルツ集 op.54』から「第1曲 イ長調」を、チェコのペトロフによる中型アップライトピアノで

本日(9/8)は、チェコの作曲家ドヴォジャークの誕生日ですよ〜(・o・ゞ

ドヴォジャーク『ワルツ集 op.54』から「第1曲 イ長調」をチェコのペトロフによる中型アップライトピアノ(127cm)で弾きました。ドヴォジャークはかなりの数のピアノ曲を書いておりますが、なかなか耳にする機会はございません。一般的なピアノ語法といささか異なり、弦楽合奏をピアノに置きかえたがごときドヴォジャーク特有の雰囲気の作り方をしていることもあって「妙〜な弾きにくさw」があることは確かですが、この世界、なかなか魅力的ですよ〜。

さてこの動画で弾いているペトロフ社のアップライトピアノ「P127NEXT TB」はモダンなデザインのピアノです。ペトロフ社も現代のメーカーですからこのようなモダンなピアノも作っており、さすがにチェコの秀逸なデザインセンスを感じさせられます。無論デザインばかりではなく、そもそものペトロフのアップライトピアノらしく一般的な「アップライトピアノのイメージ」をはるかに逸脱wした高いレベルの楽器、という基本は当然おさえられています。「アップライトピアノは構造上音質が変えられない」と仰る方々、これをお聴きになってもそのように仰りますか? (`・ω・´)シャキーン

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ペトロフは今でも「昔ながらの素性の良い」アップライトピアノを「昔ながらに普通に」作っており、その真の力量を引き出しているのが日本のピアノプレップの山内氏。中型のアップライトピアノでこれだけの低音が鳴り響かせられて雰囲気の変化も引き出せるのは、この現代の新品ピアノでそうそうあるモンぢゃございません。海外の一流品は得てして工場出荷時のオリジナル調整(と言うのか?w)だけではその製品の真価が発揮されず、日本人が「ジャパンクォリティ」で再度精密調整をすると大化けする・・・ということ、さまざまな分野で耳にするような気がいたします。まぁちょっと微妙な気持ちにもなりますけどね(・x・ゞ

・・・そう言えば、イタリアのファツィオリの真の力量を引き出してショパンコンクールに持って行ったのも日本人調律師の越智氏ですね〜。ピアノプレップの山内氏もピアノフォルティの越智氏もやっている基本は同じ。「ゴ マ か し を 排 し て 基 本 的 な 調 整 の 方 向 を ひ た す ら 丁 寧 に」というマトモに時間をかけた精密調整、というところこそがミソであります。普通に作っているだけにチェコ人たちが実は知らない真の力量wを引き出しているのが日本のピアノプレップであること、日本人として誇りに思います。

チェコ製ピアノ「ペトロフ」専門店
 ピアノプレップ:http://www.pianoprep.jp/
ファツィオリ(Fazioli)日本総代理店
 ファツィオリ・ジャパン:https://www.fazioli.co.jp/

2018年9月 7日 (金)

中島みゆき 作詞/作曲『36時間』ピアノソロ:1894年ベーゼンドルファー社製ピアノ(ウィーン式アクション/85鍵)で

中島みゆきの『36時間』を、いつもの1894年製アンティークベーゼンドルファーで弾きました。

この『36時間』は2015年のアルバム《組曲(Suite)》のトップを飾る曲ですが、キャッチーな曲調とは無縁なまことに穏やかな曲。ですが、出だしの<1日は36時間と決めたんです>という歌詞が実にキャッチーですわ。

 <出来ることが まだ間にあう し残したことが まだ間にあう

ここまでは「生き急ぐな」という万人に通ずるごく普通の指摘、ナニもいまさら中島みゆきが詠むまでもない、とっくに言い古されている歌詞に過ぎない・・・のですが・・・

 <ゆっくりゆっくり 悲しみは癒えるだろう
  大切に大切に 愛する人と歩くだろう
  おそるおそる 人は変わってゆけるだろう


このように「大切な人との時間そして関係をじっくり紡ぐこと」に意識を向けさせられるのが、やはり中島みゆきの歌詞でありま〜す。時を経ても変わらぬ関係は存在し得ないとは言え、それぞれがたとえゆっくりとでも、否、むしろ時間を充分にかけて修正し続けることこそが人生を生き続けることに他ならないのでしょう。ここで思い出させられるのが『慕情』の出だし。『慕情』《組曲(Suite)》の次のアルバム《相聞》のラストに入っていることと無関係ではなさそうな(・o・ゞ

 <愛より急ぐものが どこにあったのだろう
  愛を後回しにして何を急いだのだろう
『慕情』2017年)

確かに人生にはやらなきゃならんことがあふれていますが、自分の生についてしっかりと考えている人にとって、本当に心を注ぐべきは<愛>なんですよね。日々の些事にかまけてしまうことは本当に心を注ぐべき対象を見失うことに他ならず、それを見失ってしまったら心を失って自分が自分でなくなってしまいます。これこそが「生き急ぐこと」の恐ろしさなのではないでしょうか。

 <追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか

とは言え、現代社会を生きていれば生き急がぬ余裕なんぞ誰もが持てるハズもなく、心が追いつめられてしまっている方も少なからずでしょう。中島みゆきの慈愛に満ちたまなざし、まことに心に染みます。世の中の人すべての心に、少しでも余裕が生み出されますように。

 <1日の中に1年を詰め込む
  急ぎすぎる日々が欲望を蝕む
  隙も見せられない警戒の夜が
  いつか涙さえも孤立させてゆく
『泣いてもいいんだよ』2014年/唄:ももいろクローバーZ)

それにしても、慈愛に満ちたまなざしを見せるかと思えば『36時間』発表の前年にこんな歌詞を現代の忙しさそして生き急ぎの象徴たるアイドルグループに歌わせる中島みゆきって、辛辣なのか挑戦なのか揶揄なのか、いやはや、もう笑っちまいますね〜ヽ( ̄▽ ̄)ノ

2018年9月 5日 (水)

押上文庫の酒肴、これぞ芸術

ひさびさに 押上文庫 の上質な日本酒&酒肴〜(*´-`)

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お通しのかんぱちの煮つけがあまりにも強力で、これだけで何杯もイケそうな勢い。お通しにこんなにイイものを出して、商売として大丈夫なんすか〜?(・∀・)

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酒肴は、〆鯵と胡瓜の和え物、そして湯引き鱧の梅餡でございました。隠れた押上の名店、絶っ対にみんなに知られなきゃな名店と思いつつ、隠れていたままでいて欲しい気も(・x・)

速報! 10月27日(土)19時ごろスタート予定、上質な日本酒と肴を楽しみつつ筒井のピアノとおなじみ柏木師のヴァイオリンを楽しむ怪の怪催決定ですよ〜(・o・ゞ

2018年9月 4日 (火)

グリーグの命日によせて『抒情小品集』から「民謡 op.38-2」を、1930年製スタインウェイのアップライトピアノで

今日(9/4)は、ノルウェーの大作曲家グリーグの命日ですよ〜。

群馬の山に分け入る「わたらせ渓谷鐵道」の神戸(ごうど)駅から2km程度、群馬県みどり市「童謡ふるさと館」所蔵のスタインウェイ1930年製K型アップライトピアノを使って、グリーグの『抒情小品集』から「民謡 op.38-2」を弾きました。

言い古されたハコモノ行政の問題、自治体関連のハコモノに納入された楽器はえてして担当が変わるたびに疎まれる存在となり、売りつけたw業者の方も面倒なので売ったらほったらかし、いつしか見て見ぬ振りをされて人知れず朽ち果てる・・・という残念な現実があるようで。まぁこれは行政に限らず、同じように放置されて朽ちるに任されている楽器は決して少なくないようで。「童謡ふるさと館」の鍵盤楽器たちも似たような状況でしたが、運良く識者に再発見されて2018年前半に2台がなんとか復活を遂げました。この機会に音色を紹介できることを光栄に思います! (`・ω・´)シャキーン

このスタインウェイK型は昭和天皇妃(=香淳皇后)のために宮内庁から注文されたピアノで、妃殿下のピアノ教師であったコネリー教授が第二次大戦のために退任する際に下賜されたものです。このピアノはコネリー教授の死後に弟子の手に渡ってさらに業者の手に渡り、やがて「童謡ふるさと館」に納入されました。また、昭和63(1988)年8月に千葉県の船橋西武デパートに展示されたことが確認されています。

高齢のピアノで万全の状態にまで修復するのは困難ですが、古いスタインウェイのアップライトピアノらしく、とりわけ低音の深い響きが印象的な楽器です。わたらせ渓谷鐵道の神戸(ごうど)駅から「童謡ふるさと館」までの道のりは渓谷散策コースで、渡良瀬の美しい自然と貴重な遺産を耳だけでなく全身で体感できる有意義な1日がもれなくついてまいります。
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車では味わえないのんびりコースは、忙しい現代人にとって大切なうるおいとなるに相違ありませんぞ。

2018年9月 2日 (日)

アズール弦楽合奏団、本番前猛稽古

おなじみVn柏木師率いる弦楽合奏団「アズール弦楽合奏団」の本番を一週間後(9日)に控え、ワタクシも応援に馳せ参じましたでした。

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この合奏団は大人になってから楽器を始めた人のための合奏団。そこに少数のエキストラが入るのみ、基礎的な能力を高めるための練習(奏法の練習やスケール、音感をつけるための練習など)や、楽譜に書かれていることの意味を理解することに重きを置いている・・・という、まことに意欲的な合奏団です。曲数は少ないですが、楽員による弦楽四重奏の紹介あり、そして柏木師とワタクシの漫談wを交えるのも一つのウリでございます(・o・ゞ

9月9日(日)豊洲シビックセンターホールにて14時開演、入場無料です!

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2018年9月 1日 (土)

歴史的ピアノ&リードオルガン、楽器解説&演奏会@群馬、童謡ふるさと館

『うさぎとかめ』『きんたろう』など、誰もが耳にしたことがあろう数多の童謡を作詞した 石原和三郎 は、群馬県みどり市東町(旧勢多郡東村)の出身。かの地には氏の業績を記念した「童謡ふるさと館」があり、なにげに穴場的存在だったりします(・o・ゞ

このたび「童謡ふるさと館」所蔵の1930年製スタインウェイピアノ、そして1900年頃カナダ「ベル社」製リードオルガン(17ストップ!)の二台の再調整が終わり、来館者が自由に弾けることになりました。9月24日(月祝)14時から、この歴史的名器の再起を記念して楽器の解説と演奏を行います。解説は再調整を担当したおなじみ 渡邉祐治 氏です。

<日時>  2018年9月24日(月祝)14時〜15時半
<会場>  群馬県みどり市童謡ふるさと館童謡ホール(みどり市東町座間367-1)
<参加費> 童謡ホール入場料のみ、200円
予約・問い合わせ みどり市童謡ふるさと館 0277-97-3008

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「童謡ふるさと館」は必ずしも便利とは言い難い立地(^^;;ですが、渡邉氏はお散歩の達人(なんでも達人なんだナw)でもあり、美しい自然と貴重な遺産を耳だけでなく全身で体感できる有意義な1日がもれなくついてまいります。地元ぐんま人が車に頼るのは無理もないですが、それでは味わえないのが駅から会場までのわたらせ渓谷散策コース。わたらせ渓谷鐵道で神戸(ごうど)までいらっしゃることを、是非ともオススメいたします。30分ちょいの歩きでこんな感じですぞ!

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首都圏からのルートは一択。なお、りょうもう7号は北千住発9:52です。

 浅草 9:40(りょうもう7号赤城行)11:30相老
 相老11:36(わたらせ渓谷鐵道)12:19神戸(ごうど)

神戸(ごうど)駅併設のレストランでみんなで昼食後、13時スタートで会場まで渓谷散策コースをの〜んびりと。筒井の強烈な雨男ぶりがチト心配ですがw

14:00〜14:30 リードオルガンとは・・・解説:渡邉祐治
14:30〜15:00 リードオルガン&スタインウェイ演奏:筒井一貴
15:00〜15:30 弾いてみよう! Let’s try!!


遠方からの方は、15:40神戸発に間に合うように車で駅までお送りします。お帰りのオススメは、途中の水沼駅併設の温泉を浴びるルート。なつかしの瓶のコーラも牛乳もありますぞ(^^)

 神戸(ごうど)15:40(わたらせ渓谷鐵道)15:56水沼
 水沼17:21(わたらせ渓谷鐵道)17:48相老
 相老18:04(りょうもう44号浅草行)19:55浅草

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