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2018年5月10日 (木)

Scotson Clark『Opening Voluntary』を、100年ほど昔のHILLIER社製16ストップ、棚付きリードオルガンで

おそらく100年ほど昔のロンドンはHILLIER社製16ストップ、鍵盤の音域5オクターヴの棚付きリードオルガンを弾きました。実はこのような豪華棚付きのリードオルガンは日本でもあちこちに埋もれているようですが、修復するにも捨てるにもお金が少なからずかかるためでしょうか、放置されて朽ちるに任せている楽器が少なくないようです。この楽器は個人蔵で入手経緯も不明ながら優秀な修復のおかげでほぼ完調、数十分音出しするだけで素晴らしい音色を奏でてくれました。

曲は、Theodor Presser Co. から出版された「The Reed Organ Player - A Collection of Pieces for all Occasions(1914)」所収、Scotson Clark(1840-1883)による『Opening Voluntary』です。残念ながら原曲は不明、まぁこんなことは、この手の曲集にはわりかし頻繁にあることでして。市井の人々の間にかつてあふれていた音楽はとにかく自由なものでちょっとした集会所のスクエアピアノやリードオルガンそしてハルモニウムの周りに生まれていたわけですし、そのための音楽のための作曲家もそれこそそこら中に存在していたようです。そのような普通の人々のための普通の曲集では長い曲をバッサリ切り詰めたり調号の少なく読みやすい調性に移調したりしてあるのもごく普通のこと。考えてみれば、現代の通俗曲でも全く同じですよね〜(・o・ゞ

リードオルガンの魅力は大向こうをウナらせるような超絶技巧では断じてなく、柔らかく優しい世界観にこそ。忙しすぎる現代人こそ、こんな世界に浸れる時間があって欲しいよなぁ・・・と願ってやまないワタクシでありま〜す。

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