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2016年12月の10件の記事

2016年12月31日 (土)

2017年1月27日/チェンバロ演奏体験講座@狛江まちゼミ

さて、2016年もおしせまりまして、残すところあと1日となりました。が、忘れてはならぬ来年の演奏の宣伝です。
・・・今回はちょ〜っと珍しい企画ですぞ(・o・ゞ

人集まる処に音楽あり
〜暮らしのうるおいを作るホームコンサートの実体験をどうぞ〜
2017年1月27日(金)19時半開演(終演予定20時半)
トーケン株式会社(東建ハウジング)事務所、展示スペースにて開催
住所:東京都狛江市岩戸北1-7-9
※入場無料/要電話予約:03-3488-1005(トーケン株式会社)

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「まちゼミ」という、お店の特徴・店主のこだわりや人柄を知ってもらい、お客様と信頼関係を築くことを目的としている企画のひとつとして、狛江の地元工務店のトーケン株式会社と組んで行う「演奏体験講座」とでも言う企画です。

<工務店は建物外構を売るだけにあらず。現代は、その内側とクライアントの充実感ともつき合ってナンボの時代>という考えは僭越ながら先進的と思います。これを実体験していただくため、トーケン株式会社事務所の一角にチェンバロを据えて(!)ホームコンサートを行う、というおよそ類例のなさそうな試みです (`・ω・´)シャキーン

金曜日の終業後、どうぞ応援にいらしてくださいませ。
なお「まちゼミ」はあくまでも小規模な催しで座席数に限りがございます。
03-3488-1005(トーケン株式会社)まで電話予約をお願いします!

fujiでは、2017年もどうぞよろしくお願いいたします!bottle

2016年12月26日 (月)

蓄音機の會@八ヶ岳山麓

昨日(12/25)のクリスマス、最近チト厳しいできごとが続いて蟄居ちぅではありますが、これは外せない「蓄音機の會」@小淵沢というか富士見に日帰りしてきました〜( ´ ▽ ` )ノ

安定の安値拘束バスwで移動して迎えに来ていただければ、まさに高原の別天地。外気も暖かく、クリスマスの高原とは思えぬまさかの外套イラズで極楽極楽。文化的に充実した空間で蓄音機を体験できるとは、まことに佳きクリスマスでありました(・o・)ノ

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蓄音機からの音色を味わうのは単なるウルサ方の懐古趣味だけではなく、現代ではもはや体験できぬ次元で幅広かった時代の文化を追体験できる貴重な機会なんですね〜。場所がこれまた素晴らしく、大型の蓄音機が心地良さそうに響いていました。

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イロイロと感じ取るのは生きものである人間ですから、その人間にとっての「Hi-Fi」というのがいわゆる「精度を高める」という方向性ばかりで本当にヨいのかどうか、疑問に感じている方はもはや少なくないだろうと思います。楽器の演奏も全く同じ、演奏者が精度を高めようと頑張っている方向性ばかりが伝わってしまってどないすんねん(・x・ゞ

帰京も緊縮財政で普通列車の乗継5時間弱、最近の普通列車の座席はわりかし快適、腰は無事です〜(^_−)−☆

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2016年12月24日 (土)

中島みゆき 作詞/作曲『LOVERS ONLY』ピアノソロ:1894年ベーゼンドルファー社製ピアノ(ウィーン式アクション/85鍵)で

中島 みゆき 作詞/作曲『LOVERS ONLY』を、1894年製ベーゼンドルファー(ウィーン式アクション/85鍵)を使って弾きました。

あの日あなたに聞いたのに>の後に、<Merry Xmas, Merry Xmas
と、2度下降のいわば「ため息音型」で D-flat -> F7 というなんとも言えない/癒えないコード進行の上に歌われるのは、呪詛なのか、未練なのか、それとも自虐なのか・・・
しかもその前フリが、
ほんのひと月前の別れも 昔のことと許される夜>という歌詞はクリスマスソングとしてはあまりにもあんまり、そして炸裂する2度下降の「ため息音型」の執拗なまでの連発。でもコレこそが中島みゆきの世界なのでしょうね。
・・・ピアノだけだと華やかな曲に聞こえてしまうところが、またな〜んとも微妙で(・o・ゞ

昔の楽器の表現力/ポテンシャルはそもそもの「格」が違い、それをクラシック音楽にだけ使っていてはまことにもったいない。100年前の欧米には現代とは比べものにならぬほど多くのピアノメーカーがあり、そのどれもが個性あふれる音色を誇っていました。このピアノ黄金期の銘器:一世紀以上昔のウィーン生まれのベーゼンドルファー、1894年製ウィーン式アクションのピアノの音色をお楽しみください。弦やハンマーに至るまで完全にオリジナルそのまま、という状態のヴィンテージピアノは世界的にも相当に貴重です。

2016年12月21日 (水)

フィビフ(フィビヒ)の生誕祭によせて『気分、印象、そして追憶』より op.41-139 を、ペトロフP159グランドピアノで

今日(12/21)はチェコの作曲家、フィビフ(フィビヒ)(1850-1900)の誕生日ですよ〜(・o・ゞ
フィビフはいわゆる「有名な作曲家」には入っていませんが、昨今ようやっと好事家のネタとして重宝されるwようになってきました。

フィビフが生涯の終わり近くに376曲にわたって書き続けた連作ピアノ曲集「Nálady, Dojmy a Upomínky, op.41, 44, 47 & 57(邦訳:「気分、印象、そして思い出」「気分、印象、そして追憶」)」から、「ポエム/詩曲」という通称で有名な op.41-139 を、チェコのピアノ:ペトロフの最も小さなグランドピアノ(159cm)で弾きました。この小曲集、いささか短すぎと思える曲も少なくないwのですが、美しい佳品の宝庫であります。
※なお、この曲は全音楽譜出版社から伊藤仁美の校訂で「ジョフィーン島の夕べ」というタイトルがつけられていますが、これはフィビフ本人はあずかり知らぬことです。

ここで使っているチェコ製のピアノ「ペトロフ」にはいまだにイマイチという印象を持つ人が多い(というか、そもそも知られていないw)のですが、実は「ペトロフ」専門店の ピアノプレップ 代表の日本人技術者:山内 敦 氏がとにかく「普通」の方向のみを突き詰めて精〜密に手を入れたところ、大化けしまして。
「音が響く」ということはえてして「大きな音がする」と誤解されがちなのですが、この楽器のように木の箱の響きが滑らかで小さな音の余韻がす〜っと伸びていくことこそが「響く楽器」の真骨頂でありま〜す。箱を低音まで素直に響かせるためには「サイズ」が大きい方が有利なのは自明ですが、わずか159cmの小型グランドピアノでここまでの響きを作り出すヨーロッパの楽器づくりの伝統おそるべし!

クラシック音楽の世界でピアノと言えばなんでもかんでも超有名メーカーのフルコンサートグランドピアノばかりがもてはやされる、という風潮には大いに疑問を持っています。50人程度のサロンはかなり増えていますが、そこに入れるピアノの大きさや調整が「ハコ」に見合うかどうかの判断、なかなかどうして難しいです。演奏家もフルコンサートグランドピアノをが〜っつり弾くのに慣れていることが多いですし。

もちっと音楽自体の多様性に即した楽器選びができるような環境、そうしたいと切望する演奏者、そしてそのような音楽が聴きたいと願う聴衆が整うとすんごく愉しいでしょうねぃ(・o・ゞ

2016年12月17日 (土)

ベートーヴェンの受洗日によせて『ピアノソナタ第4番 op.7』より第二楽章を、1913年製ベヒシュタインで

今日(12/17)はベートーヴェンが洗礼を受けた日ですよ〜(・o・ゞ

ベートーヴェンの誕生日は12/16とされていますが、実は記録には洗礼を受けた日しか残っておらず、当時の慣習にてらせば前日の12/16が誕生日だろう・・・という推測に過ぎません。なので、ちょいと凝って日付が変わった直後のこのタイミングでアップしてみました〜 (`・ω・´)シャキーン

さて、この娯楽に満ちて忙しい現代(でなくてもかw)、速くなく派手でない曲や楽章はどうしても「はしょられ」がちですが、じっくりと味わう世界には格別の趣があるはず。
ベートーヴェンのピアノソナタ第4番 op.7 の第2楽章、Largo, con gran espressione を、100年前の1913年ベルリンのベヒシュタイン製の楽器:ベヒシュタイン model A で弾きました。

この楽章の「Largo」とは、単純な遅さではなく「幅広〜い」というニュアンスの伊太利亜弁、つまり「Largo, con gran espressione」とは日本弁では「幅広〜い雰囲気でめっちゃ表情豊かに」という意味。100年前の人類の叡智を結集させた銘器の奥深さを借りて、この雰囲気が少しでも伝えられるようにささやかな抵抗wを試みてみました。お楽しみいただければ。m(._.)m

2016年12月12日 (月)

ジュスティーニの生誕祭によせて、『ハンマー付の強弱チェンバロのための12のソナタ集 op.1』より第10ソナタを、クリストフォリピアノの完全コピーで

今日(12/12)は、ピアノ黎明期のイタリアの作曲家、ロドヴィコ・ジュスティーニ(1685-1743)の誕生日ですよ〜(・o・ゞ

<最初期のピアノはチェンバロに打弦機構を組み込んだだけの未完成な楽器だった>というのが一般的な理解ですが、コレはと〜んでもない曲解でして。だいたい、書き手が想像だけで憶測した記述を信用するのはいい加減に止めて欲しい・・・とワタクシが主張し始めたのは21世紀になったばかりのタイミング、残念ながらこの憶測に基づく記述をコピペしたものばかりがweb上にはびこっている現状は全く変わっていません。

ジュスティーニは史上初めて「ピアノ」という楽器のための作品を出版した作曲家として、ごくごく限られた好事家の間で有名wです。

1732年、ピアノの発明者とされる Cristofori の没年の翌年にジュスティーニは、12のソナタ集<SONATE da cimbalo di piano e forte detto volgarmente di martelletti, op.1 (FIRENZE 1732)>を出版しました。この伊太利弁の題名には「ハンマー付の強弱チェンバロのために」と明記されており、すなはち、この曲集こそがピアノを演奏楽器として指定した最古の曲なのです。出版が Cristorofi 没年の翌年であること、何か意味があるかも知れませんし、ないかも知れません(・o・ゞ

この『12のソナタ集』より、第10ソナタを、1726年 Cristofori によるピアノの完全コピーで弾きました。2002年春、miniDVで録った動画です。意外と音がマトモに録れていてビックリです。

2016年12月10日 (土)

フランクの生誕祭によせて、『ヘ長調とヘ短調のための7つの小品』より第1曲を、ヤマハのリードオルガンで

今日(12/10)は、フランク(1822-1890)の誕生日ですよ〜(・o・ゞ

謙虚、善良、無欲、無私・・・というようなフランクの人となりは、えてして押しが強い芸術家のなかでも相当に異質だったフシがありまして。生前、オルガニストとしての名声はあったにしても作曲家としてはほぼ無視どころか軽蔑の対象にすらでなっていましたが、声高に主張せぬその作品はまさに「孤高」と言うべき存在と思います。

その生涯一オルガニストであったフランクが最晩年に作曲し続け、その悲劇的な死(1890.11.8.)によって中断されてしまった、ハルモニウムのための曲集:『L'Organiste』の『ヘ長調とヘ短調による7つの小品』の第1曲を、大戦後間もなくの1948年ヤマハ製、一般家庭に多数出回ったポピュラーな足踏み式リードオルガンで弾きました。

いささか晦渋な一面も備えているのがフランクの作品ですが、この曲が入っている『L'Organiste』は、いかにも慎ましく敬虔で素朴なフランクの姿を見せてくれているような気がします。

この動画で使っているリードオルガンは、才気堂の渡邉祐治氏の修復による、YAMAHAの1948年製。一般家庭に多数出回ったポピュラーなモデルです。修復の渡邉祐治氏は単なるピアノ調律師の枠をはるかに飛び越えた大変な才人、底知れぬ発想にはいつも楽しい絶望感を感じさせられてしまっています(・o・ゞ

2016年12月 8日 (木)

シベリウスの生誕祭によせて『樅の木 op.75-5』を、ベーゼンドルファーで

今日(12/8)はフィンランドの英雄的作曲家シベリウス(1865-1957)の誕生日ですよ〜(・o・ゞ

あまりにも(その筋ではw)有名な、5つの小品 op.75 より第五曲『樅の木』を、ベーゼンドルファー225シュトラウスモデルを使って弾きました。なお、この op.75 は「樹の組曲」と言われることが多く、ワタクシも普通に良い名称とも思ってはおりますが、コレはシベリウス本人によるものではございませぬ。

えてして、ピアノ弾きは難しい曲ばかり弾いている自分に疑問を感じたり飽きたりすると比較的簡単な曲に走る傾向wにありますが、コレがな〜かなかどうして「サマにならない」んですね〜。

音が多い曲はとにかくブルドーザーがごとくが〜〜〜〜っっっと押しまくればそれなりにサマになって聞こえたりもしますが、音が少ない曲はそうは行きませぬ。音をどのようにつなげるか、重ねるか、余韻をどのようにコントロールするか・・・などなどが全てそれなり以上に決まらないと一発でバレるという恐ろしさ。

2016年12月 5日 (月)

W.A.モーツァルトの命日によせて『グラスハーモニカのためのアダージオ K.356(617a)』を、モーツァルトの旅行用クラヴィコードで

昨日(12/4)の演奏会古き佳き独逸の銘器、いぶし銀の輝き:1909年製ブリュートナー・ピアノ 〜ブーニンをコンクール優勝に導いたピアノ〜には多数のご来場をいただき、ありがとうございました!m(._.)m

さて・・・今日(12/5)は、他ならぬW.A.モーツァルト(1756-1791)の命日ですよ〜(・o・ゞ

ウチにはモーツァルトが7歳のときに入手した旅行用クラヴィコードの複製があるのですが、それを使って、最晩年の作品『グラスハーモニカのためのアダージオ K.356(617a)』を弾きました。

クラヴィコードという楽器はまだまだロクに知られておらず、変に神格化されてしまったり、そもそも音が出ないと思われてしまったり、誤解されることも少なくない楽器ですが、まぁこんなクラヴィコードも世の中に存在しています。クラヴィコードは実際に体験しないことには想像すらできない楽器。いつか是非とも実演を聴きにいらしてくださいませ!

2016年12月 2日 (金)

50歳の誕生日によせて、中島みゆき『誕生』を、1894年製ウィーン式アクションのベーゼンドルファーで

今日(12/2)はワタクシ(1966-)の50歳(51回めね(^_-)-☆)の誕生日ですよ〜w
・・・折り返し地点でありま〜す(・ω・ゞ

さて、この節目、どクラシック音楽な方向のネタを開陳するのはちょ〜っとあまりにも(どっちだw)いつも通りなので・・・中島みゆきの『誕生』を弾いてみましたぞ! (`・ω・´)シャキーン

ワタクシ、しばらく前から中島みゆきの強く突き抜けた日本語表現の世界を知ることになり、こりゃ〜相〜当〜にヤバい世界を知ってしまったなぁと。とりわけ、最近知った『Nobody is Right』の世界観には深〜く頷くところがありましてね〜。
しかも音楽を聴いてみると、日本語の歌唱表現能力はむちゃくちゃに高いわ、息継ぎはめっちゃ長いわ、しかも歌うのにかなり難しそうな旋律ばかりだわで仰天。ピアノで弾いても遜色ない旋律を、ピアノみたいなw長い長〜い息継ぎで歌えるって、一体全体ナニモノよ?(・o・ゞ

今回の楽器はウチの超〜秘蔵っ子、100%オリジナルの1894年製ウィーン式アクションのベーゼンドルファーです。秘蔵しすぎで12年も手を入れていない状態を怪善wwwすべく、11月半ばに名取孝浩さんにほんの短時間で(^^;調整&調律していただいたのでした。
もちろん、古い楽器で100%オリジナルを保たせているので凸凹はそこら中にありますが、それを補って余りある楽器自体の魅力が伝われば。現代のカッチリ単純明快な方向とは異なる複雑怪奇魑魅魍魎な音空間かも知れませんが、なんでもスッキリ割り切ってしまう世界のどこに深く愉しい魅力がありますか!



なお、調律前の12年放置していた状態で、これまた、中島みゆきの『愛される花、愛されぬ花』を録っていますので、併せてど〜ぞご笑覧くださいませ(爆
昔の楽器の音色の特質かなぁと思えば意外と酷くはないかも・・・ですが、要所要所で破綻しているのはバレバレ(・x・ゞ



ではでは、これから最低50年間w、どうぞよろしくお願いします〜m(._.)m

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