フォト

カテゴリー

« シベリウスの命日によせて、『抒情的瞑想, op.40』より第5曲「子守唄」を、プレイエル1843年製スクエアピアノで | トップページ | チェコフェスティバル 2016@KITTE にて、ペトロフ演奏 »

2016年9月25日 (日)

ベートーヴェン/『バガテル集 op.126』より第1曲、を1913年製ベヒシュタイン model A で

いわゆる「楽聖」として名高いベートーヴェン、ともすればイメージとして偉大で力強く、気難しい・・・という一面ばかりが固定観念として植えつけられてしまっているように思えます。このような固定観念が出来あがるだけの理由はちゃぁんとあるのですが、ちょっと立ち止まっていただきたく。

どのような偉人であってもあくまでも一人の「にんげん」ですからさまざまな感情を持っていたに違いありませんし、まして、人類の歴史に燦然と輝く作曲家ですから、ベートーヴェンの感情は常人の想像を遥かに超える振れ幅の大きさだった・・・と想像するべきではないでしょうか。

力強さを表現するために力強さばかりを羅列してしまうと、飽きてしまって逆効果なのは誰でもおわかりになるでしょう。ステロタイプとしてのベートーヴェンのイメージは、それ以外のさまざまな面が存在してこそ作り上げられるはず!

ベートーヴェンはピアノのために『バガテル集』をいくつか書いており、op.126は32曲のピアノソナタを書き上げたさらに後の作品。「バガテル」とは、本来は「くだらぬもの」「ささやかなもの」の意味ですが、ベートーヴェンの「謎かけ」とも感じさせられます。この第一曲めは優しい雰囲気に満たされていると思いきや、さすがにベートーヴェンの後期の作品、一筋縄では行かぬ不思議な雰囲気があちこちから顔を出してくれます。

2016.9.23. さいたまピアノ工房にて、ベルリンのベヒシュタイン黄金期1913年製の model A で弾いています(盛大なピンボケ御免 σ(・o・ゞ)
http://saitama-piano.main.jp/

« シベリウスの命日によせて、『抒情的瞑想, op.40』より第5曲「子守唄」を、プレイエル1843年製スクエアピアノで | トップページ | チェコフェスティバル 2016@KITTE にて、ペトロフ演奏 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/599635/64253454

この記事へのトラックバック一覧です: ベートーヴェン/『バガテル集 op.126』より第1曲、を1913年製ベヒシュタイン model A で:

« シベリウスの命日によせて、『抒情的瞑想, op.40』より第5曲「子守唄」を、プレイエル1843年製スクエアピアノで | トップページ | チェコフェスティバル 2016@KITTE にて、ペトロフ演奏 »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のコメント

無料ブログはココログ