2016年8月28日 (日)

CD『Animo』販売開始!

ワタクシが1曲演奏している、三島 元樹 氏のCD『Animo』が本日(8/28)販売開始になりました!(・o・ゞ

Animo

このCDに収録するために氏の処女作『voyage』の演奏を依頼されてちょうど一年前に筑波山北麓の 来楽庵 にPETROFのアップライトピアノを持ち込んで収録した、ちょ〜っと思い出深い録音です。

11951510_821717264613680_1386140537

取扱はインディーズCD専門店 Tokyo Future Music です。池袋にある店舗では、コーヒーを飲みながら店内にあるあらゆるCDを自由に試聴できるという、ちょっと隠れ家的で落ち着けるステキなお店。店頭でのご購入に加え通販も可能ですので、そちらをご利用されるのもよいかと。作品リストに「三島元樹」「Animo」があるのを確認し、リスト上部にある購入フォームからお届け先、アーティスト名、作品タイトル、購入枚数などを記入し送信・・・という流れです。

11921613_1650940621785504_867469314

三島元樹氏の関連ブログ記事も、どうぞご覧くださいませ! http://blog.monoposto.ciao.jp/?eid=1301529

2016年8月15日 (月)

筑波鉄道、最後の晩夏(1986年9月)

しばらくぶりに古き佳き鉄道ネタでもどうぞ〜(・o・ゞ

筑波鉄道 酒寄ー紫尾 1986.9.26.
 Camera: Canon EF Lens: NewFD50mm F1.2L
Pos135_04727

ときは1986年9月の2浪めの秋でしたがあくまでもマイペースのワタクシ、筑波山麓を常磐線の土浦駅から水戸線の岩瀬駅までをコトコト走っていた筑波鉄道が年度末で廃止になるという情報は入っており、この際(どの際だかw)写真を押さえておくべきだよなぁ・・・とヒラめいてしまったのが運の尽き。

筑波鉄道 酒寄ー紫尾 1986.9.26.
 Camera: Canon EF Lens: NewFD50mm F1.2L
Pos135_04737a

土浦から筑波(現:筑波山口)まではそれなりに列車本数が多かったので当然ながらwそれより奥に照準を定めるも、列車撮影のための資料があるはずもなく、地形図を頼りにしつつ何駅か歩けばなんとかなるだろ〜・・・と結局9月4日と9月26日の二日間訪ねてしまったのでありました。今となってはなかなかお目にかかれない、昭和の日本のごくごく普通な田舎の風景をどうぞ!

筑波鉄道 上大島駅 1986.9.4.
 Camera: Canon EF Lens: NewFD50mm F1.2L
Pos135_04701a

・・・そして時は流れに流れて去年(2015年)の8月末、作曲家の 三島 元樹 氏 のCD録音のためにまさにこのすぐそばの筑波山北麓を訪ねることになろうとは、偶然とは言えなかなかの出来事でした(◎_◎ゞ
そのときの記事、コチラ↓からどうぞ!
http://bergheil.air-nifty.com/blog/2015/08/post-cf46.html

このときの録音が結実しているので、みなさん、是非ともご覧くださいませ。最後の曲がワタクシの演奏なのが、チトこそばゆい(*^^*)
http://monoposto.ciao.jp/pg49.html

2016年8月12日 (金)

ヤナーチェクの命日によせて、『草かげの小径にて 第一集』より、第10曲「ふくろうは飛び去らなかった」

本日(8/12)は、チェコ(モラヴィア)の作曲家、ヤナーチェク(1854-1928)の命日ですよ〜。
2016年1月31日、高崎のアトリエミストラルで行った『森と音楽の国 チェコからの贈りもの 〜ペトロフ アップライトピアノの豊かな響き〜』ライヴ録画から、ヤナーチェクの珠玉の小品集『草かげの小径にて 第一集』より、第10曲「ふくろうは飛び去らなかった」です。

モラヴィアには<ふくろうは瀕死の人の家のそばに来て、飛び去らない>という言い伝えがあります。

ヤナーチェクが『草かげの小径にて』に取り組み始めてほどなく一人娘のオルガが助からぬ病に侵されていることを知り、曲想もまた暗く沈み込むような方向に変わって行きます。それが第4曲の『フリーデクの聖母マリア』あたりから、という解釈が支配的であるようですが、確かに納得できます。第10曲はこの曲集の最後の曲であり、モラヴィアの死の象徴である「ふくろう」と助からぬ娘オルガの存在とを結びつけるのは自然な解釈でしょう。なお、ふくろうはモラヴィア以外でも死の象徴とされているフシがありますが、ふくろうには申し訳ないですが・・・さもありなん(・x・ゞ

クラシック音楽の世界でアップライトピアノの特性を積極的に使おう、という方向は一顧だにされていませんが、なんでもかんでも超有名メーカーのフルコンサートグランドピアノばかりがもてはやされる、という風潮には大いに疑問を持っています。

もちっと音楽自体の多様性に即した楽器選びができるような環境、そうしたいと切望する演奏者、そしてそのような音楽が聴きたいと願う聴衆が整うとすんごく愉しいだろうなぁ・・・と思ってのアップライトピアノ演奏会でした。大艦巨砲主義はとっくに終わりを告げてますぞ(・o・ゞ

ヤナーチェク(1854-1928)
 『草かげの小径にて 第一集』より、第10曲「ふくろうは飛び去らなかった」
2016.1.31. 高崎、アトリエミストラル
 2014年製 ペトロフ P118D1アップライトピアノ:筒井 一貴

2016年8月 6日 (土)

浜松市楽器博物館訪問!

久々に浜松市楽器博物館へ(・o・ゞ
日本クラヴィア協会によるクラヴィコード公開レクチャーコンサート、それに伴ってクラヴィコードを紹介するスペシャルミュージアムサロン、そして展示されている古典鍵盤楽器のガイドツアー。そりゃ、関係者として訪れないのはモグリwでありま〜す。

Img_1544

・・・やはり、オリジナル鍵盤楽器の真骨頂は、軽い共鳴箱の複雑な響き。それを何台か体験できたのは無上の光栄でした。

Img_1545

某氏の車で東京ー浜松日帰り、という強行軍でしたが、現代のコピー楽器とオリジナル楽器とでは、そもそもの「価値観」が異なる・・・という、考えてみれば当たり前のことの再確認の連続。「価値観の違い」と一つの言葉で表現してもその内容には無限のバリエーションがあります故、何度体験しても足りないんですね〜(・o・ゞ

Img_1546

実は、まさかの当日いきなりピンチヒッターで1830年ごろのプレイエルを事前に全く触らずに弾く、というアラワザをこなしたワタクシでありま〜す (`・ω・´)シャキーン

2016年8月 5日 (金)

メリカントの生誕祭によせて、『ワルツ・レント op.33』

本日(8/5)は、北欧はフィンランドの作曲家、オスカル・メリカント(1868-1924)の誕生日ですよ〜。
北欧系の作曲家のピアノ音楽になんとな〜く感じられる方向性として、素直で親しみやすくスッキリ・・・というような雰囲気があるような気がするのは自分だけではないと思うのですが(・o・ゞ

この雰囲気は、大演奏会を開くようなヴィルティオーゾ・ソロイスティックなピアノの方向を是として発展してきた現代のピアノの方向とは異なる方向で、なかなかどうして「それらしく伝える」のが難儀になってしまいました。
ほんの一世紀ほど昔の音楽の世界ではそれこそ星の数ほどのサロン的小品が生まれては消えていたわけで、その中にはヴィルティオーゾな方向の作品と同時に親しみやすく心安らぐような方向の作品もまた大切な一群でありました。
ごく一般の楽器をたしなむ人々にとっては、当然ながら親しみやすい小品をみずから奏で味わうことが人生の大切な楽しみだったわけです。

メリカントの作品はお世辞にも知られているとは言えませんが、そのなかで珠玉の逸品『ワルツ・レント op.33』をどうぞ。敢えて現代のフルコンサートグランドピアノで弾いています(性格悪くて御免w)。

2016年7月31日 (日)

リストの命日によせて、『詩的で宗教的な調べ』より、第6曲「眠りから覚めた御子への賛歌」を1843年プレイエル製スクエアピアノで

本日(7/31)は、リスト(1811-1886)の命日ですよ〜。
これまた言わずと知れた大リスト、ではありますが、どうしても極めて一面的な理解しかされない不幸な大芸術家だなぁ、と思わざるを得ません。
(そんなこと言ったら大芸術家なんてみんなそうぢゃん、というツッコミは無しねw)

ピアノをとてつもないショウマンシップで華麗に弾きまくる・・・というレッテルが強烈に貼られてしまっているのは無理もないことですが、それだけで説明できる程度の人物が当時のパリで芸術家としてしかも尊敬/畏敬の対象になれようハズがないではございませぬか。

リストはさまざまな方面の芸術文化に通じるだけでなくそのどれもが相当なレベルであったようで、各分野の芸術家から「リストにかかったらど〜しようもねぇ」というような怖れすら抱かれていたフシがあります。そのような恐るべき大芸術家を一面だけで語るのは、語っている人物のお里が知れるwだけのおハナシですよね〜(・x・ゞ

だいたい、この時代にひときわ高くそびえていた大巨人の人となりをたかが一人の現代人が理解できる、なんておこがましいにも程があります。「歪んだリスト観」の最たるもの<技巧だけで内容がない>という譏りがいまだにありますが、この譏りは実は、そのような観点でしかリストを見られない狭量な人物こそが生み出しているのでありま〜す。

リストの『詩的で宗教的な調べ』より、第6曲「眠りから覚めた御子への賛歌」を、リストもショパンも生きていた1843年プレイエル製のスクエアピアノ(個人蔵)でどうぞ!

2016年7月29日 (金)

シューマンの命日によせて、『アラベスク op.18』

本日(7/29)は、シューマン(1810-1856)の命日ですよ〜。
シューマンもロマン派時代の芸術家のご多分に漏れずにファンタジーの世界の住人でしたが、シューマンのファンタジーの方向はおよそ常軌を逸していたのではないかなぁ・・・とすら思えるほどに独特かつ精妙そして病的である気がします

シューマンの音楽はどの楽器のための音楽でも妙に弾きづらい箇所が必ず存在し、このことは、シューマンにとっては楽器の性能や性格よりも自身の頭の中に描かれたファンタジーの方がはるかに大切であった、と思えてなりません。このようなシューマンの音楽を演奏するとき、楽譜を「正確に読む」だけでなく楽器の周りの空間で起きるまことに不可思議な現象(音響現象から想起される不思議な空間感覚・・・とでも申しましょうか)を多面的重層的に(実際のところはなんとな〜く、なのですがwww)感じ取りたい! という姿勢が不可欠でしょう。

ともすれば、現代人の演奏は「・・・のような表現をする」という明快な方向になりがちですが、そのような姿勢ではシューマンの妄想wの世界の入り口の扉を叩くことすら不可能。現実世界はとにかく不思議なことに満ち満ちており、それをとにかく<不思議で魅力的な姿>として大まかに感じ取ろうという姿勢、既に現代人にはもはや困難な姿勢とも言えましょうが、これこそがファンタジーの世界に遊ぶ姿勢でありま〜す (`・ω・´)シャキーン

人類はあくまでも生き物の世界の一員ですから、他の動植物のような<感覚>も心の奥底にかならず潜んでいます。生存のためには全く必要でない「芸術」がインフラが発達した現代でも消え去らないのは、このような<原初的な感覚>を呼び起こしているからこそではないでしょうか。

シューマンの『アラベスク op.18』を、1909年ライプツィヒのブリュートナー製、かつてのドイツ皇帝ヴィルヘルム2世が従妹のアレキサンドラ皇后(ロシア最後の皇帝ニコライ2世の妻)に贈ったものと言われている、特別なピアノでどうぞ!

2016年7月28日 (木)

J.S.バッハの命日によせて、『パルティータ第1番 BWV825』より「サラバンド」

本日(7/28)は、J.S.バッハ(1685-1750)の命日ですよ〜。
言わずと知れた大バッハ、その大バッハが初めて鍵盤楽器のための作品を出版物として世に問うたのが、いわゆる『パルティータ集 BWV825-830』です。
1726年に第1番、そして毎年一曲ずつ自費出版を続け、ついに1731年にこれまた自費出版で『クラヴィーア練習曲集 作品番号1』として6曲まとめて出版したのでした。
その最初の『パルティータ第1番 BWV825』より「サラバンド」をチェンバロでどうぞ!

チェンバロは「強弱がつけられない」とか「表現力が劣っていた」とかいうレッテルをいまだに貼られているフシがありますし、当時でも「チェンバロでの歌うような表現はなかなか難しい」とされていたのも事実ですが、まぁ、どうかお聴きくださいましな (`・ω・´)シャキーン

ピアノの誕生は1700年少し前ごろ、と言う理解が現時点では概ね正しいのですが、チェンバロはさらに300年ほど昔にまで歴史をさかのぼれる楽器です。そのような楽器にマイナス方向のレッテルを貼ることには、少なくとも自分としては意味を感じません。・・・まぁ「身びいき」ってぇヤツでしょか〜(・o・ゞ

2016年7月23日 (土)

ドメニコ・スカルラッティの命日によせて、ソナタ K.30 / L.499(猫のフーガ)

本日(7/23)は、ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)の命日ですよ〜。
ドメニコ・スカルラッティは鍵盤楽器音楽の大家として知られており、現代のピアノでも比較的頻繁に演奏されることが多いと言えましょう。
ドメニコはナポリに生まれ、リスボンに移ってポルトガル王女バルバラに音楽を教え、バルバラがスペイン王家に嫁ぐとともにマドリードに移住、そのまま後半生を過ごしています。

ドメニコの周辺に響いていたチェンバロの音色は基本的にイタリアのそれで、情緒的な表現をすると、飾りっけのない素朴な響きとそれを支えるバリっとした低音、そして甘く優しく歌う高音かなぁと。
新潟は三条市の旧下田(しただ)村在住のチェンバロ&クラヴィコード製作家:高橋靖志氏による、17世紀イタリアのスタイルに基づくオリジナル設計の1段チェンバロで、K.30 / L.499 のいわゆる「猫のフーガ」と言われているフーガをどうぞ。
このフーガの主題はなにやら奇妙で、まるで猫が鍵盤の上を歩いて適当に出てきた音列wのようだ・・・ということで「猫のフーガ」という俗称がついたとのことです。現代人にとってはナンのこともない旋律にも思えますが、300年ほど昔の人にとってはさぞや斬新だったでしょうね〜。

なお、スペイン王室には同時にピアノの発明者とされているクリストフォリの弟子であるフェリーニの手によるピアノもあり、ピアノとの関わりも深かったのは確実。数々のピアニストがあまたの録音を残していますが、ワタクシの好みは Horowitz を別格として、イチ推しは Marcelle Meyer 女史ですね〜。
・・・ココだけのハナシ、女史の録音があればチェンバロの録音は Scott Ross 以外には要らないような気すら致します。おっとブーメラン(・x・ゞ

2016年7月22日 (金)

7月24日/ペトロフの「木の響き」とギターとの邂逅〜Novecento:もう一つの20世紀

明後日(7/24)は、久々に白金台のペトロフ専門店「ピアノプレップ」でのサロンコンサート。共演はギターの西垣林太郎氏。

古来、鍵盤楽器とギターなどの撥弦楽器とは
「交換可能」とされていましたが、
昨今、これを知る人も少なくなりました。
ペトロフピアノの真骨頂は「木の響きの心地良さ」
ギターとの合奏が「しっくり来る」ピアノです。
「交換可能」であることもむべなるかな!


ギターとペトロフが贈る「木の響き」…モラヴィアワインの芳醇な味わいとともにどうぞ。残席僅少! ワタクシ、20世紀イタリアネタを弾くのは今回が初めて。
相〜当〜にレアですよ〜(・o・ゞ

13699951_1755952087951023_393013820

2016年7月24日(日)15時半開演(15時開場)
2500円 ♪モラヴィアワイン付♪
ギター:西垣林太郎/ピアノ:筒井一貴
チェコ製ピアノ「ペトロフ」専門店:ピアノプレップ 白金台サロン
港区白金台2-6-12(明治学院大学すぐそば)
予約・問合せ:03-6721-9613(ピアノプレップ)

<プログラム>
Franco MARGOLA (1908-1992)
 Omaggio a de Falla "Preludio" (Gt solo)
 Fantasia (Gt & Pf)
Virgilio MORTARI (1902-1993)
 Studio galanti (Pf solo)
Enzo BORLENGHI (1908-1995)
 Fantasia (Gt & Pf)
Elsa Olivieri SANGIACOMO (1894-1996)
 Due canzoni italiane (Pf solo)
Carlo MOSSO (1931-1995)
 Fantasia (Gt & Pf)
 Tre canzoni piemontesi (Gt solo)
Adriano LINCETTO (1936-1996)
 Divertimento a due (Gt & Pf)

2016年7月20日 (水)

7月18日/1909年製ブリュートナー・ピアノ〜ブーニンをコンクール優勝に導いたピアノ〜より、シューマン/アラベスク op.18

先日7月18日の『古き佳き独逸の銘器、いぶし銀の輝き:1909年製ブリュートナー・ピアノ 〜ブーニンをコンクール優勝に導いたピアノ〜』の前半ラストで弾いた、シューマンの『アラベスク op.18』の動画をどうぞ(・o・ゞ

シューマンの現世を飛び越えた夢うつつの世界、そしてひょっとしたら音楽づくりを手伝ってくれていたかも知れぬこびとさんたちのうごめきが、マイクに入っているかも知れません!

この『アラベスク op.18』の冒頭にシューマンは独逸弁で<Leicht und zart>という指示をしておりまして。すなはち<軽くそして優しく>しかもメトロノーム記号はなんと四分音符が152とかなり速い!
・・・そう、この曲のメイン主題で粘ったり引きずったりする解釈には異を唱えたいワタクシでありま〜す (`・ω・´)シャキーン

シューマン(1810-1856)『アラベスク op.18』
2016.7.18. 世田谷、松本記念音楽迎賓館
 1909年製 ブリュートナー グランドピアノ:筒井 一貴
 かつてのドイツ皇帝ヴィルヘルム2世が従妹のアレキサンドラ皇后(ロシア最後の皇帝ニコライ2世の妻)に贈ったものと言われているピアノです

2016年7月17日 (日)

7月18日/1909年製ブリュートナー・ピアノ〜ブーニンをコンクール優勝に導いたピアノ〜

98年前の本日:1918年7月17日の早朝、ロシア三月革命で退位していたロマノフ家の皇帝ニコライ2世と、ドイツ出身の皇后アレクサンドラほか一家7人と4人の従者が幽閉されていた西シベリアのエカテリンブルクでときの共産党政権の手で銃殺されましたが、政権は皇帝の処刑のみ、という偽りの発表をしました。

Dsc07457a

1991年にソヴィエト連邦が崩壊。それまで口を閉ざしてきた人々が真実を語り始めました。銃殺隊のメンバーだった人物の証言が決定的となり、その証言通りに複数の遺体が沼地で発見され、DNA鑑定の結果皇帝一族のものと判明。

Dsc07481a

明日(7/18)世田谷の松本記念音楽迎賓館で行う演奏会は、他ならぬ皇后アレクサンドラの“聖なる遺品“である1909年ブリュートナー製ピアノを使う栄誉に浴しており、本日は祈りの日となります。 三連休の最終日ではございますが。願わくば、演奏会にご来場賜りますように。

2016年7月18日(月祝)14時開演
世田谷、 松本記念音楽迎賓館 (世田谷区岡本2丁目32ー15)
4000円/全席自由(50名、要予約)
ブリュートナー・ピアノ演奏: 筒井 一貴
共催:松本記念音楽迎賓館
予約・問合せ:bergheil69@me.com(筒井)

Img_1278

2016年7月 8日 (金)

農工大ピアノ部のレッスン&「だいもん」国分寺店

農工大ピアノ部、夏コンに向けてのレッスンしぅりょう( ´ ▽ ` )ノ

Img_1453

30年前からお世話になっている「だいもん」の先代が住宅地の一角に新しく作った店、初訪問〜♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

Img_1455

農工大農学部から北府中に歩いて行く途中、府中市晴見町「だいもん」の雰囲気も変わらず。こちらはお子さんたちでばっちり切り盛りしているとのこと。「あ〜先生、お世話になってます〜」と言われ、微妙に面映い気分に(・o・ゞ

Img_1452

2016年7月 3日 (日)

ヤナーチェク生誕祭によせて、『草かげの小径にて 第一集』より「散りゆく木の葉」

本日(7/3)はモラヴィア(チェコ)の作曲家:ヤナーチェク (1854-1928) の誕生日ですよ〜(・o・ゞ

和歌山市の「和歌の浦アート・キューブ」所蔵、チェコ製のペトロフP-III型(1991年製)の個性あふれる音色で数年前に弾いた、ヤナーチェクの珠玉の小品集『草かげの小径にて 第一集』より、第2曲「散りゆく木の葉」をどうぞ。

いまだ社会主義時代のチェコのピアノ、現代人にとっては古風な音色という受け止め方になることもありましょうが、そもそもクラシック音楽というものは古風なものではないでしょうか。しかもこの楽器には、なるほどスラヴな音とはこのような方向性もあるのだなぁ〜、と思わせられる圧倒的な説得力があります。

ヤナーチェク(1854-1928)
 『草かげの小径にて 第一集』より、第2曲「散りゆく木の葉」
2013.10.6. 和歌山、和歌の浦アートキューブ
 1991年製 ペトロフP-III型 グランドピアノ:筒井 一貴

2016年7月 2日 (土)

秋元屋@野方(中野)

昨日(7/1)は夕刻から、いつもフォルテピアノ系でお世話になっている某氏と中野は野方で食用豚🐷の流通調査( ̄^ ̄)ゞ

Img_1428

17時過ぎに入店、普通に席に着けたものの、あっという間に満席。焼きものをきっちり炭で焼いているのもポイント高し!

Img_1427

・・・あるところにはあるんですね〜。とにかくウマかったでした♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

Img_1432

2016年7月 1日 (金)

サティ生誕祭によせて、『星たちの息子 "Le fils des étoiles" 〜全曲版〜』を1905年製プレイエルピアノで

本日(7/1)は、今年生誕150年を迎えているサティ(1866-1925)の命日でありま〜す。
先日2016年6月5日に高崎のアトリエミストラルにて行ったオールサティプログラムの演奏会の実況録画より、およそサティマニアしか知らないであろうw秘曲中の秘曲『星たちの息子 "Le fils des étoiles" 〜全曲版〜』です。・・・演奏時間63分ですので、心してどうぞ(・o・ゞ

『星たちの息子 "Le fils des étoiles" 〜全曲版〜』は全3幕からなる戯曲にサティが音楽をつける予定だったところが戯曲作者との意見の違いで頓挫、サティが後年独自にピアノソロで曲を書き上げ、それが死後発見された・・・という作品です。総演奏時間60分を超える大作で、サティ最長の作品と言えます(有名な『ヴェクサシオン』は繰り返しの回数が840回と多いだけの元ネタとしては「短い」作品ですからね〜www)。『星たちの息子』各幕への前奏曲は普通に出版されていて演奏も録音も多数存在しますが、この「全曲版」の存在はごく限られた人にしか知られておらず、2016年にベーレンライター社がようやく出版したことでこれから少しずつ知られて来ることになる・・・かもしれません(無理かなぁw)

ここで使っているピアノは、アトリエミストラル所蔵の1905年製プレイエル・・・すなはち、正真正銘、サティが生きていた時代の文化の薫り高きパリで作られた楽器。現代とはそもそも「人間の生き方」自体が全く異なる時代の逸品が今なおそのままの姿で生き残ることはございませんが、この楽器は奇跡的に弾き方次第で昔の空気を蘇らせられる楽器です。

動画による記録では当日の雰囲気のごくわずかしかお伝えできませんが、楽しんでくださると嬉しいです!m(._.)m

サティ(1866-1925)星たちの息子〜全曲版〜
2016.6.5. 高崎、アトリエミストラル
 1905年製 プレイエル 3bis グランドピアノ:筒井 一貴

2016年6月30日 (木)

モンポウの命日によせて/『Charmes/魔法(魅惑)』より、第2曲「...pour pénétrer les âmes/人々の魂にしみ入るための」

今日(6/30)は、モンポウ(1893-1987)の命日ですよ〜(・o・ゞ
個人蔵の実に丁寧に修復された1843年プレイエル製のスクエアピアノを弾く機会に恵まれ、その楽器が木の共鳴箱の非常に美しい響きと同時にプレイエルピアノ独特の銀の鈴のようなまことに上品な金属的な音色を残している・・・となれば、カタルーニャの作曲家:モンポウの作品を試してみなければなりませぬ。

『Charmes/魔法(魅惑)』から、第2曲「...pour pénétrer les âmes/人々の魂にしみ入るための」です。モンポウの父親がカタルーニャ人の鐘造りの職人であったこと、そしてこのスクエアピアノの実に独特な金属的な音色、まことに不思議な世界が生まれてしまったような(・o・ゞ

モンポウ 『Charmes/魔法(魅惑)』より、
 第2曲「...pour pénétrer les âmes/人々の魂にしみ入るための」
 プレイエル1843年製スクエアピアノ(個人蔵)
 修復:ピアノバルロン・ジャパン 和田明子
 演奏:筒井一貴

2016年6月26日 (日)

6月25日/オーディオ・アンド・カフェ『新空間』コンサートより、ガルッピのソナタ

2016年6月25日、埼玉県は蓮田の オーディオ ギャラリー Café「新空間」にて、最初期のスタイルによるピアノの演奏会を行う機会に恵まれました。

Img_1411

ピアノに相当する楽器が歴史上記録に残っているのは1700年のフィレンツェはメディチ家の楽器所蔵目録が最古で、それならばピアノの誕生は少なくともこれより少し前、というのが通常の理解でしょう。 それなのに、いまだに「ピアノの誕生は1709年」という記述がそこら中でコピペされてそれが堂々とまかり通っている現状には呆れるほかございませんが、もはや仕方ないかなぁ・・・と(・x・ゞ

この動画で使っているフォルテピアノは特定の楽器をモデルとした楽器ではなく、ピアノの発明者とされている伊太利亜のクリストフォリによる1726年製の楽器(現:ライプツィヒ大学所蔵)にもとづくアクションを搭載して、自由な発想のもとにチェンバロ製作の久保田彰氏が2006年に製作した楽器です。言うなれば「クリストフォリ式の初期イタリア風フォルテピアノ」という表現が無難でしょう。このフォルテピアノは音域 GG-e''' の5オクターヴ弱、クリストフォリによる1726年製の楽器同様にウナ・コルダ機構を備えてダンパーペダルは無い、という楽器です。

ガルッピのソナタはミケランジェリが現代ピアノを弾いた素晴らしい録音がございますが、この時代の特にイタリアの鍵盤楽曲はこれほどの名手が弾かないとなかなか「それっぽく」ならないです。現代のピアノで弾くとどうしても大げさな雰囲気になりやすく、そこに注意してもただ弱いだけの演奏に。そしてチェンバロで弾くと、現代ピアノを知っている我々にとって満足できるような細かな強弱表現が難しいためにどうしても物足りない印象になってしまいます。

1700年ごろ、実はピアノの誕生を目指す萌芽がヨーロッパのあちこちで見られ、やはり音楽もピアノというまだ見ぬ楽器をあたかも念頭に置いているかのような方向に変わり始める兆しがあります。ガルッピの鍵盤楽曲はまさにこの時代ど真ん中のため、ともすれば中途半端とも評価されてしまいそうな存在ですが、このようなクリストフォリタイプの初期フォルテピアノで弾くとその独特な魅力が「腑に落ちる」感覚があります。

ガルッピ(1807-18)ソナタ ハ短調より、第1楽章
2016.6.25. 蓮田、オーディオ ギャラリー Café「新空間」
 クリストフォリ式初期イタリア風フォルテピアノ(製作:久保田彰)筒井 一貴

2016年6月21日 (火)

6月25日/オーディオ・アンド・カフェ『新空間』コンサート準備@久保田彰チェンバロ工房

週末の演奏会@蓮田のための事前稽古とゆコトで、ひっさびさに新座の久保田彰チェンバロ工房襲撃〜( ´ ▽ ` )ノ
・・・クリストフォリタイプのピアノの演奏会、ぢつは10年ぶりらしいヽ(´o`;

Img_1376

2016年6月25日(土)15時開演
オーディオ アンド ギャラリー「Café 新空間」
 埼玉県蓮田市椿山1-22-4 椿山商店会内
2000円(要予約:080-1131-0359)
http://www.ina-ikigai.net/shinkuukan/05access/access.htm

Img_1378

この久保田工房製の楽器は「クリストフォリピアノ」と略記されるコトが多いようですが、久保田親方ご自身はクリストフォリのピアノのコピー楽器を作ったという認識をしていない・・・ということは知っておいていただきたく。この楽器は、あくまでも「クリストフォリ1726年製の楽器のアクションを搭載したイタリア風フォルテピアノ」でありま〜す_φ(・_・

Img_1380

2016年6月15日 (水)

グリーグ生誕祭によせて、『抒情小品集』より「アリエッタ op.12-1」

今日(6/15)は、グリーグの誕生日です〜♪
北欧のピアノ曲は「いかにも」な曲wが多く音数も少なめでとっつきやすいのですが・・・コレが困ったことに、楽譜に書いてある音符をマジメに並べていくだけではど〜にも「サマにならない」ことが多かったりします(・x・ゞ

ピアノとは、よ〜く響く木の箱に弦を張ってその弦を叩いて音を出す楽器。とゆコトは、出した音がどのように減衰したり混ざり合ったりしているか、に対するイメージがとても重要でして。

・・・さて、グリーグが長い間書き続けていた『抒情小品集』の最初の曲、有名な「アリエッタ op.12-1」です。現代生産されているピアノのなかで、昔のイイ感じの木の箱の響きが奇跡的に残っているチェコのペトロフ社製の中型(125cm)アップライトピアノでどうぞ!

このポテンシャルを発揮させているのが日本人で(ペトロフピアノ専門店:ピアノプレップ)、しかも特別な技を使わずにとにかく「普通の調整」を精密に施した結果、ということ、同じ日本人として誇らしい! (`・ω・´)シャキーン

«6月5日/『サティが生きたパリの音』・・・オリジナル楽器で生誕150年のサティを@高崎 アンコール(グノシエンヌ第5番)

2016年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ