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2017年12月18日 (月)

12月16日『チェンバロは語り、歌い、踊る ACT.6』実況動画:ロワイエ『クラヴサン組曲』より『Le Vertigo/めまい』を、フレンチクラヴサンで

2017年12月16日におこなった演奏会『チェンバロは語り、歌い、踊る ACT.6』本編後半で弾いた、ロワイエ(c.1705-1755)の「クラヴサン曲集」より『Le Vertigo/めまい』です。

ロワイエの「クラヴサン曲集」の出版は1746年・・・ということはJ.S.バッハの亡くなる4年前であると同時に、W.A.モーツァルトが生まれるたった10年前だったりします。おふらんすなバロック音楽の世界が爛熟していた時代のクラヴサン音楽で、とりわけこの動画の『Le Vertigo/めまい』はかなりぶっ飛んでいますよ〜 (`・ω・´)シャキーン

チェンバロは優雅で繊細でか弱い楽器・・・という美しいイメージ自体は決して誤りではございませんが、それだけに留まる楽器では、ピアノの誕生以前の鍵盤楽器として表舞台に立ち続けられるハズがございませぬ。時代も国も違えば言葉も楽器の好みも異なってくるのは理の当然でして、現代のようにいわゆる「グローバライゼイション」に対する一面的理解のもとに画一化がまかり通ることなんぞあろうはずがない、多種多様で豊かな世界が昔の世界だったのでしょう。論より証拠、このような世界もチェンバロの世界の一面です。どうぞお楽しみくださいませ!

2017年12月17日 (日)

とん平@登戸

昨日(12/16)の演奏会:チェンバロは語り、歌い、踊る act.6、みなさまご来場いただきありがとうございました!

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ワタクシ雨男にもかかわらず良く晴れたおかげで、会場が温室になってw暑くなってしまったのが驚きでしたがσ^_^;

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終演後、一年半前に見つけて渋さにぶっ飛んだ登戸駅前の「とん平」へ。ホントに登戸駅前すぐそばなのに、ガス管も下水管もなしのこの一角の不可思議さよ。トイレが ま さ か の 非 水 洗 ボ ッ ト ン 便 所 であるのが、いろんな意味でwまことに香ばしくヽ(´▽`)/

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駅前再開発がすぐ側まで進んで脇まで更地になってしまいましたが、まだ二年は続けられるそうでこれまたビックリ。女将が一人で切り盛りしているので手早さはありませんが、そもそもこ〜ゆ〜トコで手早さを求めるのが間違いでありま〜す。・・・しかも計算はそろばん!( ̄∇ ̄)

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2017年12月11日 (月)

12月16日/チェンバロは語り、歌い、踊る ACT.6@世田谷、松本記念音楽迎賓館

さて今年も残すところ3週間、今週末の土曜日はチェンバロの演奏会ですぞ!

2017年12月16日(土)14時開演(13時半開場)
世田谷、松本記念音楽迎賓館(世田谷区岡本2-32-15)
4000円(当日精算/50名)
共催 松本記念音楽迎賓館
申し込み 03-3709-5951(松本記念音楽迎賓館)
  bergheil69@me.com(筒井)

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世田谷の閑静な超高級住宅街の一角、パイオニアの創業者である故松本望氏の邸宅を、その遺志にもとづいて一般に開放している「松本記念音楽迎賓館」があります。
・・・閑静な超高級住宅地、ということは不便、ということでもありますが、チェンバロの(に限らずですが)演奏会には何と言っても雰囲気が大切であります。最大50名しか入れない木をふんだんに使ったホールで、チェンバロは水を得た魚のごとく響き渡ります。
是非ともその雰囲気を「浴びに」いらっしゃってくださいませ!


<プログラム>
 ルイ・マルシャン (1669-1732) 「クラヴサン曲集第二巻」
 J-P. ラモー (1683-1764) 「新しいクラヴサン曲集」より
                未開人、エンハーモニック、エジプトの女
 J-N-P. ロワイエ (1705?-1755) 「クラヴサン曲集」抜粋

2017年12月 7日 (木)

大中寅二 作曲『前奏曲 No.K255 ヘ長調』を、1954年製ヤマハ5号リードオルガンで

音楽産業の最大手YAMAHAの始まりは、創業者の山葉寅楠が足踏みオルガンであるリードオルガンを製作したところから・・・とご存知の方はなかなかおられないのではないでしょうか。明治維新当時のいわゆる「洋楽導入」から(織田信長周辺など、とかいうツッコミがアサッテなのはわかってますねw)第二次大戦後しばらくまでの長い間、市井の人々の音楽の大切な部分をリードオルガンが占めていたことも、なんと100万台を超す楽器が世に出ていたことも、現代ではすっかり忘れ去られてしまいました。

自分でふいごを足で踏んで送風するというコトは音楽の性格に応じて送風を加減できる・・・というコトで、すなはち、リードオルガンはクラヴィコード同様にヴィブラートがかけられる鍵盤楽器でもあり、演奏者の悪知恵w次第で多種多彩な表現ができるのでありま〜す。この魅力は、一部の世界だけに留めさせるにはあまりにも惜しい、否、皆が知っていなければならぬ世界ではないでしょうか (`・ω・´)シャキーン

このリードオルガンの世界に大きな意義を感じていたのが、国民歌謡『椰子の実』の作曲者として歴史に名を残す、大中寅二(1896-1982)です。ゆうに1000曲を超すリードオルガン曲を作曲したと言われておりますが、これまたすっかり忘れられてしまっています。大中寅二 作曲前奏曲 No.K255 ヘ長調(1966(昭和41)年10月20日) を、おなじみ渡邉祐治氏による丁寧な修復を経てよみがえった、1954(昭和29)年ヤマハ製5号オルガンで弾きました。木部が合板でなく無垢材だった最後の世代の楽器、堂々とした鳴りっぷりにシビれますよ〜(・ω・ゞ

2017年12月 5日 (火)

12月2日『リードオルガン解体新書』実況動画:フランク『ニ長調とニ短調のための7つの小品』より第3曲を、1954年製ヤマハ5号リードオルガンで

2017年12月2日、高崎のアトリエミストラルで行ったワークショップ&コンサート『リードオルガン解体新書』。使ったリードオルガンは、おなじみ渡邉祐治氏の修復による、YAMAHAの1954年製5号オルガン。この5号オルガンは戦後まで長〜く作り続けられたモデルで、木部が合板でなく無垢材の時代の生き残りです。

実況録画の一部をご紹介〜。曲は、フランクが最晩年に作曲し続け、その悲劇的な死(1890.11.8.)によって中断されてしまった、ハルモニウムのための曲集:『L'Organiste』より『ニ長調とニ短調による7つの小品』の第3曲です。

明治維新後から第二次大戦後しばらくまでのかなり長い間、市井の人々の音楽のかなり大切な部分をリードオルガンが占めていたことは、ほぼ忘れ去られてしまいました。まぁ一時期歴史を担っていたというだけで意味があるほど単純な世界ではございませんwが、自分でふいごを足で踏んで送風する、という本質的にファジーな楽器がリードオルガン。この素直で温かくしかも演奏者の悪知恵w次第で多種多彩な表現ができる魅力は、一部の世界だけに留めさせるにはあまりにも惜しい素敵な世界です。リードオルガン復権、そろそろ機は熟しているのではないでしょうか (`・ω・´)シャキーン

César Franck(1822-1890) - No.3 of "Sept pièces en re majeur et re mineur" from "L'Organiste" on a YAMAHA No.5 reed organ(1954) restored by Yuji Watanabe, JAPAN

2017年12月 3日 (日)

佐野青竹手打ちらーめん 王将@太田市

本日(12/3)も、せっかくなのでリードオルガンでYouTube用の動画を収録しようと、アトリエミストラル襲撃(`・ω・´)

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リードオルガン修復の渡邉氏も通りすがり、少しでも電車賃の安い館林から帰宅。途中に見つけましたの「佐野青竹手打ちらーめん 王将」ヽ(´▽`)/

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人気店らしく、18時開店と同時に行列、確かに納得の醤油ラーメンもつ煮セットでした。おなかいっぱい(^^)

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2017年12月 2日 (土)

中島みゆき 作詞/作曲『時代』ピアノソロ:1894年ベーゼンドルファー社製ピアノ(ウィーン式アクション/85鍵)で

今日(12/2)は、ワタクシの51歳の誕生日ですよ〜(・ω・ゞ

去年の50歳の誕生日に『誕生』をアップしてからな〜んと月イチで1年間続けてしまった、1894年製ウィーン式アクションのベーゼンドルファーで弾く中島みゆきシリーズ、2年目の皮切りは名曲の誉れ高い『時代』ですぞ (`・ω・´)シャキーン

1975年10月の第10回ポピュラーソング・コンテストでグランプリ獲得、続いて11月に第6回世界歌謡祭でもグランプリ獲得。同年12月発売のセカンド・シングル所収(B面は『傷ついた翼』、そして翌1976年のファースト・アルバム『わたしの声が聞こえますか』所収。中島みゆきのデビュー曲は『アザミ嬢のララバイ』ですが、中島みゆきを世間に知らしめたのはこの『時代』と言ってよいでしょう。

この『時代』、名曲だけにさまざまなバージョンが入り乱れており、「どんな姿が本当の『時代』か」なんつ〜のは、もはや考えても仕方がない域かと。ここはやはり初期、シンプルで透き通った、だからこそなんとも言いようのない寂しさあふれるファースト・アルバム所収のバージョンを採りました。・・・ピアノソロで弾くためのハードルを好き好んで上げちまったのは言うまでもない(・x・ゞ

旅を続ける  人々は
 いつか故郷に 出逢う日を
 たとえ今夜は 倒れても
 きっと信じて ドアを出る

この2番の出だし、まさに厳しく切なく果てがない人生の現実。人生を<>とするのはごく普通の概念ですが、<故郷>は生まれたところで「帰る」場所なはずなのに、ひとたび人生という旅を始めてしまったら<いつか故郷に出逢う日を>と探し求め続けるのだ・・・というところまで展開させちまっています。すなはち、故郷>を「我々は何処から来て何処へ行くのか」の「何処」と重ね合わせており、単なる励ましの詩とは到底思えません。デビュー当時23歳の中島みゆきの心の中、一体全体どのような。

・・・そう言えば、『異国』という恐ろしい曲がこの5年後1980年のアルバム『生きていてもいいですか』に。しかもアルバムの最後という (((( ;゚Д゚)))ガクブル
百年してもあたしは死ねない
 あたしを埋める場所などないから
 百億粒の灰になってもあたし
 帰り仕度をしつづける

2017年11月29日 (水)

ベートーヴェン:6つの変奏曲 op.34 のテーマを、ヤマハ製39鍵リードオルガンで

ベートーヴェンの「6つの変奏曲 op.34」のテーマを小さなベビーオルガンで弾きました。いかにもベートーヴェンらしい印象的な「減7」の和音がリードオルガンの音色でバッチリ効果的に鳴っていますよ〜 (`・ω・´)シャキーン

100年以上昔から戦前ぐらいまで、実は想像以上に市井の人々のあいだには足踏み式オルガンは普及していまして、音域が狭く小さく持ち運びも簡単なベビーオルガンも数多く作られていたようです。このような手軽なリードオルガンは国産アップライトピアノが量産されて価格も下がって爆発的に普及する以前、鍵盤楽器の一翼を担う大切な楽器だったんですね〜。

この動画で使ったベビーオルガンはおなじみ 渡邉祐治 氏の修復による1927年ヤマハ製、特に音域が狭くたった39鍵盤。ですがこの音域は、ヘ音記号の一番下の「ファ」〜ト音記号の一番上「ソ」までの3オクターヴと一音という、上下二段の「大譜表」の音域を 加 線 を 使 わ ず に フ ル に カ バ ー す る「完璧な音域」なのです!



さて、いよいよ今週土曜12/2(明後日だw)、高崎の アトリエミストラル にて13時スタート、 リードオルガン解体新書 です。 マトモに修復されたリードオルガンの音をナマで聴ける機会はなかなか日本には存在せず、しかも今回は楽器の解体&組立&演奏が体験できるという、まさに希有の機会です。ご予定を吹っ飛ばしてでもw、高崎にGo!!

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2017年11月24日 (金)

和(かず)@四ツ倉

いわきまで来たら、やはり欠かせないのが海鮮メシ(`・ω・´)

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今回は小名浜よりさらに北寄りの四ツ倉にて、海鮮丼&ソイの煮付け

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刺身の店で煮魚とのコンビ定食があるのにそもそも驚きwでしたが、このソイがまたデカくて仰天でございました!(((o(*゚▽゚*)o)))

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野口雨情詩碑公園@中郷サービスエリア

本日(11/24)はひさびさのチェンバロ弾き込みにいわきまでドライブ(^^)

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途中立ち寄った中郷SAに「野口有情詩碑公園」発見。北茨城市は野口有情のふるさととのことで。

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ようやく紅葉狩りができました(`・ω・´)

2017年11月22日 (水)

12月2日/リードオルガン解体新書@高崎

リードオルガン解体新書
~ヤマハ五號オルガンの知られざる実力~


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2017年12月2日(土)
第1部(解体ショー)午後1時~午後4時ごろ
第2部(コンサート)午後4時~午後6時

アトリエミストラル(高崎市下小鳥町312-4)
各部2,500円(当日は各3,000円)

小学校にあった足踏みオルガン、教会の礼拝に使われた足踏みオルガン…その多くは現在も存在していますが、「楽器」として活用されているものは非常に少なく、リードオルガンの本当の実力繊細で優しく多彩な表現が可能は全く知られていません。

現在でも全国の個人宅、教会などに多数存在するヤマハ五號オルガンを目の前で「解体」し、どのような仕組みで音が出るのか? ストップと呼ばれる音色を変える装置がどのような仕組みになっているのか? を「解説」し、再び「組立」て、それを使って「コンサート」をする、という前代未聞、世界初(?)の試みです。


名付けて『リードオルガン解体新書』(`・ω・´)シャキーン

◆お問合せ、チケットご予約
 才気堂:090-6309-8771(渡邉)
 アトリエミストラル:090-8047-3757(櫻井)

2017年11月19日 (日)

シューベルトの命日に寄せて&11月16日/シューベルト即興曲をオリジナルフォルテピアノで、ライヴ動画

本日(11/19)はシューベルトの命日ですよ〜(・o・ゞ
2017年11月16日に行った『 古典鍵盤楽器 徒然草 六 〜シューベルト『即興曲集』をオリジナルフォルテピアノで〜@池袋、自由学園明日館 』本編後半ライヴ録画、シューベルト(1797-1828)の即興曲遺作(D935/op.142)より、第2番です。

ここで使っているピアノは200歳、シューベルトが生きていた1820年ごろのウィーン式のオリジナル楽器。現代のコピー楽器も文句ないほどに良くなりましたが、オリジナル楽器というのは方向性が本質的に全く異なる楽器なんだなぁ・・・と感じざるを得ません。そして、オリジナル楽器と時による残酷な淘汰をくぐり抜けてきた一大作品の前では、自分ごときが信じている程度の「美しい楽音」なんてぇのは屁のツッパリにもならぬ・・・という恐ろしさを否が応でも感じさせられます。

現代、なんらかの製品を市場に出すためには、情報力を駆使していわゆる「良いもの」であるための条件をあらゆる方向から比較検討するのが当然のこと。しかし、そのプロセスはともすれば「悪そうなことを全てつぶす」という方向になりがちで、この「つぶす」という姿勢は「前向きなエネルギー」ではございません。また「悪そうなこと」として気づくポイントはだいたい似てますし、そもそも「ケチ/難癖をつける」のは簡単ですから、結果的に方向性が似てしまうのも当〜然のことかと(・x・ゞ

そもそも電気照明が一般的でないほどの昔(たかだか百数十年前ですね)には暗くなってからの残業なんぞ積極的にできたハズもなく、さらにあらゆる作業に現代とは比べ物にならぬほどの手間ひまがかかっていたワケです。すなはち、昔は実労働時間ははるかに少なく効率もはるかに悪かった時代です。そのような時代にモノづくりをしたいとき、あなたならどうしますか?

・・・かくして、昔は夢と希望にあふれていつつナニか絶妙〜に残念なw素敵なモノたちにあふれていたのではないでしょうか。現代人がもはや後戻りできない世界、そのような世界にいい知れぬ「豊かさ」を感じるのもまた、果てしもない夢なのかも知れないですね。

2017年11月17日 (金)

レストラン アポロ@府中

昨日(11/16)のシューベルト演奏会に引き続き、今日は農工大ピアノ部の冬のコンサート前のレッスン会第二回(`・ω・´)
・・・いつも通りに7人連続ぶっ続けレッスン後、農工大農学部近くの「晴見町商店街」(ちょ〜っとさびれたかも(^^;;)内の昔ながらの昭和な洋食屋さんで豪華ディナー(((o(*゚▽゚*)o)))

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いや、もう、なんつ〜か、メンチカツの揚げ方が絶品でしてね〜(((o(*゚▽゚*)o)))
とてつもなくジューシーで柔らか、挽き肉の香りも素晴らしく、あっという間に完食でございました。

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・・・今の場所に移ってから33年とのこと、ワタクシ大学生になった1987年(30年前だ〜w)からたまに通っていた思い出の店。当時の大〜きな看板の思い出をご店主夫妻と語り合うひとときのうるわしさよ。゚(゚´ω`゚)゚。

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2017年11月16日 (木)

11月16日/シューベルト即興曲をオリジナルフォルテピアノで 盛会御礼

本日(11/16)の『 古典鍵盤楽器 徒然草 六 〜シューベルト『即興曲集』をオリジナルフォルテピアノで〜@池袋、自由学園明日館 』は、おかげさまで満席(+α)の中、無事終演いたしました。みなさま、どうもありがとうございました!

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二年半にわたる丁寧かつ真摯な耐震工事を終えた重要文化財の建物、ピカピカになりすぎることもなく、相変わらずの落ち着いた佇まいが麗しく。重要文化財に対する現代の耐震工事ですから、細部の精度を洗い直して現代の知見との整合性を充分に検討した上での作業だったことでしょう。以前には少〜しだけ気になっていた外部からの音がほぼ気にならぬほどになったという、演奏家にとっての副次的効果も顕著でビックリ。

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壁の漆喰材そして床材も部分的に新品になっており、以前に比べて音が明晰になった理由の一つなのかなぁ、とも。ともあれ、現代ではそうそう体験するのが難しい、昔ながらかつ状態が良いいにしえの洋館でのコンサートが続けられること、なによりも嬉しいことでありました。
みなさま、これからもどうぞよろしくお願いいたします!m(._.)m

2017年11月14日 (火)

中島みゆき 作詞/作曲『休石』ピアノソロ:1894年ベーゼンドルファー社製ピアノ(ウィーン式アクション/85鍵)で

中島みゆきの『休石』を、いつものウィーン式アクション1894年製ベーゼンドルファーで弾きました。

2015年発売のアルバム「組曲(Suite)」所収のこの曲、いかにも晩秋・・・というような雰囲気の美しくどこか悲しげな曲想、郷愁とか追憶とかがとっても似合う曲ですね。ここで中島みゆきは例のごとく、このような歌詞に見せかけてw強い内容を詩に織り込んでいます(・o・ゞ

 <あなたは痛む足を引き上げ引き上げながら
  登って行った 見えなくなるまで登って行った

 <「もういいよ」 伝えれぱよかった言の葉が散っている
  私は両手に掻き集め 後悔坂を這い登る

 <待ってください 呼ぶ声は切れぎれに
  日の暮れがたに 石段は長い

「あなた」に伝える想いをつづるこの詩、音楽に乗せられて聞き流すのであればラクなのですが、文字で読んでみると慄然とさせられます。中島みゆきの詩の大きな方向性である「相手への届かぬ想い」は、この『休石』の中で何故届かぬのかと言うと・・・主人公にとって「あなた」がもはやこの世にいない存在となってしまったからではないでしょうか。まぁこのように決めてしまうのは中島みゆきの詩の読み方ではないとも思いますが。見えなくなるまで登って行ってしまった「あなた」に、伝えられなかった言葉を掻き集め、後悔の念を積み重ね(「坂」ですね)、決して届かぬ想いを「待ってください」と切れ切れに。

・・・ん〜と、でも、こう考えてみると「あなた」がこの世にいる存在かどうかなんて、関係ない気もしてくるんですけどね〜。実は、これこそが中島みゆきの世界観なのかも。あららら(・x・ゞ

さて、実は中島みゆきの曲には「語り」な部分が多くて、ピアノ弾きとしてはなかなかに難儀なんですわ。なにしろ、「語り」の表現はピアノ的には「16分音符の同音連打」となるワケで、この同音連打ちぅシロモノ、そもそもが鍵盤楽器にとってかなり難しいテクニック。

この『休石』で通常の指を替える同音連打をしてしまってはカツカツな超〜ピアニスティック打撃になってしまって、「あなた」に向けて届かぬ想いを切々と綴る曲調になろうハズもなく、基本的に一本指連打で弾いています。コレ、腕や手首が固まっているかどうかのチェックにもなりますので、どうぞお楽しみ、いや、お試しくださいましね〜(・ω・ゞ

2017年11月12日 (日)

"Reed Organ Society Gathering" York, Pennsylvania October 2017 報告動画公開!

2017年10月20〜22日に、ワシントンから北に2時間ほど離れた「York」にて行われた「Reed Organ Society Gathering, York, Pennsylvania, October 2017」に参加、名修復師の渡邉祐治さんとの珍道中はこれまでにご覧になった通りでございまして(・o・ゞ

その模様が早くもYouTubeに公開されておりました。最初にワタクシの超小型楽器挑戦の模様、そして最後に我々の写真がしっかりと登場しておりますので、どうぞご笑覧くださいませ〜。14'30"ちょい過ぎにもワタクシの演奏姿ありv(^^)v

2017年11月10日 (金)

一昨日(11/8)のフランクの命日によせて、『ト長調とト短調のための7つの小品』より第1曲を、アドラー社の大型リードオルガンで

一昨日(11/8)はフランク(1822-1890)の命日、すっかり出遅れてしまいましたが(忘れていたとも言うw)、しばらくお休みしていた動画の紹怪です(・o・ゞ

フランクが最晩年に作曲し続け、その悲劇的な死(1890.11.8.)によって中断されてしまった、ハルモニウムのための曲集:『L'Organiste』の『ト長調とト短調による7つの小品』の第1曲を、1916年ニューヨークのアドラー/Adler社による、6オクターヴの音域を誇る堂々たるリードオルガンで弾きました。いささか晦渋な一面も備えているのがフランクの作品ですが、この曲が入っている『L'Organiste』は、いかにも慎ましく敬虔で素朴なフランクの姿を見せてくれているような気がします。

この動画のような豪華棚付リードオルガンが普通に普及していた古き佳き亜米利加に思いを馳せつつ、どうぞお楽しみくださいませ〜。

2017年11月 7日 (火)

11月16日/シューベルトの即興曲全曲を、シューベルト時代のオリジナルピアノで

10日後の11月16日(木)19時開演@池袋、ひさびさにオリジナルフォルテピアノの演奏会を行います。今回は、シューベルトの即興曲全曲・・・本日(11/7)は本番の楽器で猛稽古!(・o・ゞ

楽器提供の梅岡楽器サービスのブログ、どうぞご覧くださいませ〜。
http://umeokagakki.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-d285.html

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東日本大震災復興支援コンサート with 明日館
古典鍵盤楽器 徒然草 六
シューベルト『即興曲集』をオリジナルフォルテピアノで


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2017年11月16日(木)19時開演(18時半開場)
自由学園明日館(みょうにちかん)講堂内、銀杏の間
3500円(当日精算/要予約30名)
http://concerts.clavichord.jp/fortepiano/Message.html

使用楽器
Johann Georg Gröber 製作(1820年オリジナル ウィーン式6オクターヴ)
プログラム
シューベルト (1797-1828)
4つの即興曲 D899 (op.90)
4つの即興曲 D935 (op.142)

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2017年11月 6日 (月)

クラヴィコード演奏会@名古屋甚目寺、盛会御礼

雨男のワタクシなのにとっても気持ちよく晴れたw11月5日、名古屋のあま市甚目寺の「ローリーポップ」にて「ぴあのすく〜るSan's」主催でのクラヴィコード演奏会(・o・ゞ

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ココの2階がミーティングルームという形になっており、多少階下の営業音は聞こえるにしても、少し低音が響き気味になってくれるなかなかの音響でビックリ。階段がエラく狭く急だったので、まさかのモーツァルトの旅行用クラヴィコードの本領発揮。造作もなく設置完了〜^^

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3連休の最終日でしたが、適正規模での名古屋かな、違うw、和やかな落ち着いた会ができた模様です(^^)v
みなさま、どうもありがとうございました!

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2017年11月 5日 (日)

いざ名古屋へ〜ぷらっとこだま

いざ名古屋のクラヴィコード演奏会へ出発〜。今回はフンパツして、ぷらっとこだま8300円ナ〜リ( ̄∇ ̄)

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各駅停車の「こだま」でも名古屋まで3時間かからないのにあらためて一驚でしたが、この機会にいろいろ調べた結果・・・

新幹線開業以来、東京ー名古屋の基本ダイヤは
・「ひかり」で2時間01分、開業当初1年間は2時間29分。
・「こだま」で2時間50分、開業当初1年間は3時間15分だった模様(・o・ゞ

ちょっと待てっ。東京ー名古屋2時間50分って、現代と同じだ!!

え〜と・・・なになに・・・
そっか、開業当初は「品川」「三島」「新富士」「掛川」「三河安城」はなかった、と。それなのに全駅停車で所要時間同じって、凄くない?(◎_◎ゞ

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